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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編 3話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編- DVDセット(5枚組)

EPISODE 3 処罰の道 Walk of Punishment

あらすじ

ロブとキャトリンはリヴァーラン城の城主であったホスター・タリー公の葬儀に参列する。“壁”の向こうでは、ジョンはマンスの命により“最初の人々の拳(フィスト)”へ向かうことになる。キングズ・ランディングでティリオンは“王の手”であるタイウィン公から、蔵相に降格させられてしまう。そんななか、アリアは留まることを決めたホット・パイに別れを告げる。一方、デナーリスはドラゴンと引き換えに“穢れなき軍団(アンサリード)”を得る。旅の途中、ブライエニーとともに捕虜となったジェイミーは、敵にある取引を持ちかける。

ネタバレ感想

鯉の紋章のタリー家。遺体を小舟に乗せて流すロブに、えっ、そのまま?と思いましたがその後矢で火をつけるという葬儀だったみたいです。そりゃそうか。

厳かな雰囲気の中、矢を外しまくる男に呆れた男が一発で仕留めます。矢を外しまくっていたキャトリンの弟エドミュアは、甥っ子のロブからもマウンテンをみすみす逃したとめちゃくちゃお説教されてます。

新たに“王の手”となったタイウィンの居る小評議会はかなり重い空気です。ティリオンの孤立も如実に現れていますね。

ジェイミーの情報は得られず、ベイリッシュにはキャトリンの妹であるライサ・アリンからの好意を利用して婚姻を結びヴェイル《谷間》を手に入れるようにとの計画があるようです。

ジョフリーの婚礼で大きく金が動く事になるのに、今まで金の管理を任されていたリトルフィンガーが不在になるのはまずいと進言するティリオンに、今までリトルフィンガーが担っていた大蔵大臣の役目が回ってきます。金を自由に使うのは得意でも管理は自分に不向きだと不満を漏らしますが貧乏くじを引かされる事となってしまいました。

 

兄弟団の元に居るアリアですが、スタークの娘とバレてもなお客人として扱われているようで安心しました。ラニスターの兵士と出会えば危険なアリアを兄弟団は守ってくれるみたいです。

拘束されているハウンドに近付き、“ここ覚えてる?”と聞き何のことかと思い少し調べてみました。ここってシーズン1でアリアが肉屋だかなんだかの庶民の息子と剣術の稽古をしていたところにサンサとジョフリーが現れ、ジョフリーの暴挙の諸々で友達の息子はハウンドに処刑されてしまった場所の近くだったようです。

そういえばアリアのダイアウルフ、ナイメリアは無事なんでしょうか。この展開を思い出すとまた再会できそうな予感がしてきました。

ホットパイは焼いたパンが気に入られ食事代として残って働けと言われたようで、アリアに不恰好な狼型のパンを餞別に焼いてくれました。

 

マンス達に連れられてきたジョンは、切り裂かれた馬の死体が螺旋状に配置された美しくもゾッとする光景を目の当たりにします。シーズン1のエピソード1初っ端を思い出します。しかしそこにはオレルが鷹の目を通して見たナイツ・ウォッチ達の死体はなく、既に亡者となってしまったよう。

300居た軍勢がどれだけ減ったのかは定かではないものの今カースル・ブラックが手薄なのは間違いなく、この機に内情を知るジョンも利用して襲撃を仕掛けるつもりのマンス。

一方、飢えと寒さに苦しみながら“壁”へと戻っているナイツ・ウォッチはクラスターの家に辿り着き屋内へと入れてもらいます。

クラスターとの会話中、遠くで女性の悲鳴が響いています。“豚は大人しく8匹も産んだ”というクラスターですが、サムが悲鳴のする小屋の方へと歩いて行くとクラスターの娘であり、以前サムが一緒に連れて行こうと恋していた相手のジリが出産を迎えてイキんでいる声でした。

そしてまたしても産まれてきた赤ん坊は男の子。このままではホワイト・ウォーカーへの捧げ物にされてしまいます。

 

メリサンドルはスタニスから離れて小舟でどこかへ行くようです。

スタニスはジョフリーやロブを亡き者にするためまた息子を作ればいいと言っていましたがあのメリサンドルから産まれ、レンリーを殺した真っ黒の影はそういえばどこに行ったんでしょう?殺したら消滅する使い捨てみたいなシステムなのでしょうか?

 

アスタポアで奴隷兵アンサリードを買うべきだと言うジョラーと、デナーリスの亡き兄レイガーに忠実に戦った軍は買われたからではないと反対するバリスタン。

そしてデナーリスは8000もの“穢れなき軍団”を全て買うとクラズニスに告げます。

ドラゴンを1頭あげるから8000人と引き換えだとするデナーリス。まさかの発言にジョラーもバリスタンも慌てますが、全く引かないデナーリスは、通訳の女性ミッサンデイまでその場で引き取り一番大きなドラゴンとの引き換えで交渉を済ませてしまいました。あんなにドラゴンの母とか言っときながらあっさりそんな…いいんですか?

ジョラーとバリスタンに対し“今度人前で異を唱えたら解任よ”と凄むデナーリス。

ミッサンデイとの会話の中で“ヴァラー・モルグリス《男は皆死なねばならない》”となんとなく耳慣れた言葉が出てきました。アリアがジャクェンに教えられた言葉ですね!

 

大蔵大臣を引き継ぐためにリトルフィンガーの部屋に帳簿を取りに来たティリオンは、命の恩人でもある従者のポッドに娼婦をあてがってやります。ジェナ、マレイ、ケイラと3人の娼婦を買うだけの金貨を置いて行くティリオン。

戻って帳簿を見たティリオンは、リトルフィンガーがタイウィンだけでなく銀行からも到底返せる金額ではない借金をして王室の財政をやりくりしていた事実を知り頭を抱えます。

そこへ戻ってきたポッドが、ティリオンの置いていった大金をそのまま“返されました”と持ち帰ってきます。娼婦から代金を取られないほど楽しませたなんてどういう事だ、と借金の話はそっちのけで詳しく話せと興味津々のティリオンとブロン。

思わぬ才能の発覚です(笑)

 

ヤーラの遣いに逃がしてもらったシオンですが追っ手がやってきました。

追いつかれ馬から叩き落とされ何故か尻穴にブチ込まれかけるという謎のピンチを迎えるシオンでしたが、あのシオンを逃がしてくれた青年が弓矢で敵を全滅させまたしても助けられます。なんかシオンこの青年に惚れちゃうんじゃないでしょうか。敵に“落とし子め”と言われていましたが、どこかで出てきましたっけね。思い出せません。

 

捕らえたブライエニーをレイプしようと数人がかりで取り囲む男達。

敵同士ながら長らく二人で旅をしてきて情が湧いたのか、ジェイミーは“彼女の父親はウェスタロス唯一のサファイアの産地を支配するセルウィン・タース公だぞ、名誉を汚さず娘を返せば感謝される事だろう”と説得して止めさせました。いいとこあるじゃないですか。

自分を助ければタイウィンから孫子の代まで使い切れないほどの黄金が手に入るぞ、とも訴えましたが“困った時はいつも父親頼みか”と逆に火をつけてしまった結果ジェイミーはなんと右手首をナイフで切り落とされてしまいました。ひぇー。

エンドロールはボルトンが歌っていたロック調のクマと美女の歌です。なんでこのラストからこんなにノリノリなのか(笑)

 

タリー家

エドミュア

キャトリンの弟。ロブの叔父。弓矢は下手。

ブリンデン

キャトリンの叔父。通称“ブラックフィッシュ”《漆黒の魚》。

 

ミッサンデイ

アスタポアで通訳をしていた女性奴隷。

 

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  ▼次回、エピソード4 

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