エピソード6『選ばれし者』”Burial of the Dead”
あらすじ
ぼろぼろになったラグナルはハラルドソンへの復讐を誓い、村の将来、そして次の首長を決める、一対一の決闘に挑む。
ネタバレ感想
ラグナルからの決闘を求める伝言を聞き、言葉巧みに回避するかと思いきやお抱え占い師の預言が脳裏によぎり運命に抗うように決闘を受けると宣言したハラルドソン。
決闘前夜にシギーに対しラグナルの事を「若い頃の自分にそっくりな最も尊敬する男だ」と打ち明けます。西への遠征の事もラグナルと同じく確信していたにも関わらず反対したのは、ラグナルを支援する事で友人や支持者達が彼に寝返る可能性が生まれる事を懸念しての反対だったのだとか。警戒心が凄まじいな。
ついに決闘の日。歩くのもやっと、といった様子のラグナルと年寄り首長が対峙します。
何故か解放されてそこそこ元気そうなロロを含む民衆が見守る中戦いの火蓋が切って落とされました。
盾で防がれた際にラグナルの剣が折れ、お互いの盾も壊れ、ついにはハラルドソンも自分の剣を投げ捨てます。なんで?武士道精神…?
とにかく二人には新たな武器が与えられ、それぞれ斧での戦いが始まりました。
ハラルドソンがラグナルの胸を切り裂き血飛沫が噴き出しましたが揉み合いは続き、決定打を繰り出したのはラグナルでした。
倒れたハラルドソン…ここでラグナルが目にしたカラスは神オーディンを意味する存在のようです。大きな節目ですね。
横たわり目を閉じるハラルドソン。側近のハゲ頭が「殺せ!トドメを刺せ!」とラグナルをも討ち取ろうと喚きますがロロにバッサリ…というかザックリとやられました。こいつはザマァとしか思えません。
夫ハラルドソンの死を見届けたシギーはいち早く動き、手にしたナイフで娘の夫となった爺さんを刺し殺すと「ラグナル首長 万歳!」と跪きます。それを合図に決闘を見守っていた民衆も次々にラグナルへの忠誠を誓い跪きました。
いやぁ…まさかまさか、6話でもう首長に上り詰めましたよ。もうちょっとハラルドソンの足掻きを見ていたかったような気もします。
勇士として戦って散っていったハラルドソンに敬意を表し盛大な葬儀を執り行うラグナルに「敵だったのに」と不思議そうなアセルスタン。すっかり頭頂部もフサフサですね。
葬儀では元首長の奴隷に共に死にたいものを募った際志願したという女性も。徐々にこの世界に慣れつつあるアセルスタンもこれにはさすがにカルチャーショックが隠しきれない様子。最後、女は『死の天使』と呼ばれる女性に粛々と喉を切り裂かれ生き絶え運ばれていきました。あまりの光景にその場を後にするアセルスタン。ちょこちょことその兆しはありましたが、アセルスタンに嫉妬し意地でも認めたくないビヨルンの糞ガキ具合が増しております。
子どもを身篭ったと話したラゲルサにラグナルは跪き感動の涙を流しました。
殺される運命にある元首長の家族としてシギーとシアリはそそくさと逃げる準備をしております。そこに入って来たのはロロ。
ラグナルは恨んでいないし疎まれる事はないと俺が保証する、と話し「君は首長の妻だったが別の首長の妻になる気はないか?」と問い誰のことかと聞かれると「俺だ」と付け加えました。んん?お前は首長じゃねーだろ。既に弟の失脚を狙い始めているという事でしょうか?面白い。
ラストにアセルスタンは『ラグナロク』とは何だと問いかけます。
“神々の黄昏”、つまり世界の終末『ラグナロク』の様子を話し聞かせる預言者の一言一言に一同は息を呑みました。
794年6月、冬が過ぎイングランド ノーサンブリア王国の川を3隻のボートで進むヴァイキング一行。
その報告を受け、真っ向勝負に向けて準備を進めさせるエラ王。
この王も臣下を大量の蛇が蠢く深い穴に落とすとかいう残忍さを持っているみたいで中々良い勝負が期待できそうです。
新品北米版DVD!【ヴァイキング 海の覇者たち:シーズン1】 Vikings: Season 1!
Vikings: Season 1/ [DVD] [Import]
- アーティスト: Vikings
- 出版社/メーカー: MGM (Video & DVD)
- 発売日: 2013/10/15
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
▼全シーズンAmazonプライム・ビデオで視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード7