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海外ドラマ≫≫ROME ローマ〈後編〉 1話ネタバレ感想

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第13話『遺言』”PASSOVER”

あらすじ

カエサル暗殺後、アントニウスはアティアを連れてローマを去ろうとする。しかしカエサルの遺言で後継者となったオクタヴィウスは、アントニウスを説得してローマに留まらせる。妻ニオベが自殺し、悲しむヴォレヌスだが、今度は子供がいなくなってしまう。カエサルの葬儀では民衆の怒りが爆発し、カエサルを暗殺したブルートゥスらは町にいられなくなる。一方エラステスが、子供たちを誘拐して殺したと聞いたヴォレヌスは……

ネタバレ感想

命からがら逃げてきたアントニウスに、自分達の生死が懸かった緊迫状態でありながら他の女がどうのこうのとヒステリーを起こすアティアに正直少しホッとします。

そしてローマの事など知る由もなくエイレネに花冠を被せてやり少年のように嬉しそうな顔をするプッロは唯一の癒し要素です。改めてエイレネに謝罪し不恰好なプロポーズをするとこれを受け入れて貰えました。闇堕ちプッロが救われる展開で良かったです。

 

祀られたカエサルの遺体の口元に母乳を擦り付けるあの儀式は一体…。

カルプルニアは弔問にやって来たアントニウスやユリウス家の面々に遺言を聞いていけと話します。カエサルの遺言には、オクタヴィウスを養子とし自分の唯一の後継者と見なすとの文言が入っており驚く一同。更に右腕的奴隷だったポスカに自由の身を与えるも、アントニウスには何もなく複雑そうな表情です。いくら裏切りそうとは言えなんやかんやで最後までカエサル側だったアントニウスとしては悔しい結果ですね。

 

遺言を受けてオクタヴィウスは亡命せずにローマへ残りカエサルの息子として地位と権利を守ると言い出します。残って家族の結束を示せと言われ勿論アティアは大反対ですが、オクタヴィウスも感情論でムキになっている訳ではなく、ブルートゥスは窮地で取引の余地があると話します。

ブルートゥスは「カエサルは暴君だ」と主張する事を見越し、「暴君の法令は違法」であり、それならば「ブルートゥス達を任命した行為も無効」となる。つまり法を守ろうとすれば地位を失うというかなり頭の回る屁理屈を打ち立ててきました。さすが。

『遺言が承認されればあなたはローマ一の金持ちの母となり、承認されなければそれはセルウィリアだ』とアティアを動かすのに十分過ぎる言葉を投げかけまんまとオクタヴィウスの思惑通りユリウス家はローマに残って戦う事に。

 

カエサル訃報の報せを聞き、使者の馬を奪い急いでローマへと戻るプッロが見たのはボロボロになりショックのあまりおかしくなってしまったヴォレヌスとニオベの遺体でした。

ヴォレヌスのピンチにいつになく頼もしく見えるプッロ。

 

オクタヴィウスの計画通り、まずはアントニウスが単身ブルートゥスの家に訪ねて行き和解案を提示し揺さぶりをかけます。反体制派の中でも意見は割れたものの、最終的にはこの案を飲み、和解のもと団結を証明するためにカエサルの葬儀を一緒に執り行い恩赦が与えられる方向に。トドメを刺したブルートゥスが追悼演説を行うという茶番もありますよ。

すっかりブルートゥス達をハメ、葬儀の後にはセルウィリアを一人人質として残し彼らをローマから追い出す事に。

 

返り血だらけの顔に虚ろな目でエラステスに迫るヴォレヌスはゾッとしました。

行方不明だった子供達は以前侮辱された仕返しだと『犯してから殺して川に捨てた』と言ったエラステスの首を斬り落としたヴォレヌス。闇堕ちどころの騒ぎではありません。妻も子供も失って立ち直れるのでしょうか。そもそも子供達は本当に殺されてしまったのか…。

 

 

キケロの見苦しさが酷過ぎて笑えました。

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▼次回、後編エピソード2 

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