海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング〜海の覇者たち〜シーズン5　13話ネタバレ感想

エピソード13『新たなる神』”A New God”

あらすじ

王位を守る意図を、司教はアルフレッド大王に納得させようとしていた。ウベとトービはヴァイキングの立場を高めるが、この戦略に賛同しない者もいる。アイスランドでは、入植者がまた１人消えた。

ネタバレ感想

ハーラル王はヨークへ発つみたいでアイヴァーからすれば厄介払いもできて一石二鳥といったところでしょうか。

ヴィトゼルクはマルグレーテが殺された事を嘆き悲しんでおり、アイヴァーに子供が出来ないと知っていたから殺したんだろうと皆の前で激怒します。それに少しは焦るかと思ったアイヴァーですが、やはり自分は奇跡の子を授かったと信じてやまないようでこれでもかというドヤ顔を見せフレイディスに妊娠を発表させました。

マルグレーテの死でついにヴィトゼルクも覚醒するのでしょうかね。

ヘフマンドの所業は既に知れ渡っており、「大聖堂で神の従者を殺すなど許されないことだ」と声を荒げるアルフレッド。

ヘフマンドはこれに全く動じる事なく「彼は司教たちや聖職者、有力な太守たちと共謀し陛下を廃位させ暗殺する陰謀を企てていましたあなたの王位と命を守るためには致し方なかったのです」と言ってのけ、クスレッド以外の謀反人達については司教の地位に戻せばすぐに突き止めると交換条件まで出しております。

自分に敵が多い事を自覚しているアルフレッドはこの提案を検討しているも、エセルレッドは「人を殺した者をかくまい復職させるなんて怒りが収まらない！」と大激怒。誰よりキリスト教の教えを重んじる所はやはりエセルウルフ似です。そしてそこそこの地位でありながら何かと蔑ろにされがちなところも。

アルフレッドは謙虚で物静かなタイプに見えますが実は王である自分の地位を受け入れるのも早いしわりとその権力を振りかざしたりもするのが意外です。そのうち兄弟戦争が巻き起こりそうですね。

フレイディスは身籠ってもなお例の男と逢い引きをするのか、と思いましたがいやいや。用済みになったと言わんばかりに後ろから首を絞めさせ殺してしまいました。野放しにしておいてうっかり子供の父親は自分だなんて言われたら困りますしね。

それでもあの殺させた方の男は生かしていて大丈夫なのか？と気になりますが。油断させるためにしてもキスしているところを目の前で見られているのに。

フロキは村人達を呼び出し、自分は死んでこの島でまた生まれただのどうこうと前置きし、ソルンのお腹の中にはエイヴィンドの息子ヘルギとの間に出来た子供がいるし前を向いて斧を捨て平和に暮らそうと訴えかけました。

アルフレッドは姫らしからぬ強さを持つエルスウィズに驚きながらも惹かれているみたいで結婚を決めますが、不倫相手がビヨルンとはまた…いきなりの強敵です(笑)

キリスト教の戦士であるヘフマンドの力が必要だとして、彼を司教に戻す事や、ラグナルの息子ウベとその妻トービが洗礼を受け改宗する事などをまとめて発表し、あくまでも国の為と強く語るも更なる反発を受ける事に。

アルフレッドの結婚が決まり、次は兄もと急かすジュディスですが、エセルレッドは既にクスレッドの娘エセルフレッドに相手を決めていると話します。めちゃくちゃややこしい展開にジュディスの表情も曇りました。というか、エセルレッドとエセルフレッドて(笑)ややこしいからやめて頂きたい。

無事司教に再任されたヘフマンドは大活躍でウベ達の洗礼式やらアルフレッド王の結婚式を執り行います。

ここでビヨルンを遠目に見る挙動不審な青年が出てきましたが、なんとこの男クウェンスリスがラグナルとの息子だと言い張ったマグヌスだそうです。ビヨルンの事を兄弟だと言い、一目会うためにわざわざやって来たのだとか。

ヨークについたハーラルは、アイヴァーからヨークを頼まれていた責任者の男に野望はないのかと唆し、ウェセックス奪略後カテガットに戻り王アイヴァーを倒そうと誘い込もうとしますが、ラグナルの功績と知名度は抜群で、彼の息子の一人と戦うのは気が進まないと渋られました。

アイヴァーは未だ苛立ちが収まらないヴィトゼルクをわざわざ呼び出し、自分達がオーディンの子孫だという話は有名で、幼い頃何故自分は周りと違うのかと悩んだがフレイディスに人と違う事こそ神々に愛されている証拠で特別な人間だと気付かされたとヴィトゼルクからすれば心底どうでも良い自意識過剰と惚気を同時に繰り出しております。

さらには、「実のところ怒れるアイヴァーこそが神なんだ」とニヤニヤしながらも大真面目に話し、何がしたいのかと呆れているととんでも無い事を言い出しました。近々カテガット中の人々を招いて宴を開き、自分を迎え入れてくれる神々に生贄を捧げるつもりだが、その生贄には特別な誰か、神々がよく知る誰か、つまりお前、そう、実の兄ヴィトゼルクを生贄に差し出すと話すのです！とんだイカレ野郎です、やはり。

怒れるアイヴァーから神なるアイヴァーへとジョブチェンジし、本当に儀式を始めてしまいます。後ろから刺されればいいのに。

無理矢理連れてこられた生贄は果たして…！！

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