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海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング 〜海の覇者たち〜 シーズン5 14話ネタバレ感想

Vikings : Season 5 : Part 1

エピソード14『こぼれ落ちた瞬間』”The Lost Moment”

あらすじ

カテガットが祝賀ムードの一方、アイスランドには悲劇が襲い、フロキは運命の決断を迫られる。ハラルド王率いる軍がウェセックスに接近し、城ではアルフレッド大王に対する陰謀が起こり始めていた。

ネタバレ感想

アイヴァーのよく分からん儀式の生贄として犠牲になったのはヴィトゼルク…ではなくラゲルサに見立てられた金髪の女性でした。

全くの別人をラゲルサと言い張り無理矢理生贄として殺し異様に盛り上がるアイヴァーはもはや頭のおかしい狂気しか感じません。

生贄にしたのがラゲルサでもなけりゃお前は神でもない、とヴィトゼルクが冷たい目で言い放つも都合の悪い意見は全く聞く気のないアイヴァーには無意味でしかないようです。

 

フロキの島、フレイヤに安産を祈るため滝に行ったというソルンが大雨の中行方不明に。

ヘルギは実の父であるエイヴィンドがソルンを殺した犯人だと決めてかかりましたが、一人の女性が思い悩んでいたソルンから相談を受けていたそうで、「お腹の子をこの過酷な世界に産み落としたくないから生まれてこないようにする」と言い残していたらしいのです。

負の連鎖ここに極まれりといった感じでしょうか。

しかしソルンは嵐の中フロキの前に姿を現します。フロキが今までどこにいたのか聞けば、「アウドに呼び出されて滝の所へ行ったけれどそこに待っていたのはヘルギの兄弟アスビヨルンで、私がヘルギをそそのかしたと言われた お腹の子は邪魔だから産むなと言われたけれど、誤解だし愛し合っていて子に罪はないわと話したら用意していた石を拾い上げ私の頭に打ち付けた 頭が割れて私は倒れ死んだことに気づいたわ」と答えました。そして死体を埋めて隠そうと穴を準備していた事を聞き、フロキはその場所を尋ねます。

ガンガン幽霊が出て来るとは…。多少怪しげなものの生きとったんかーいと一瞬ホッとしたのに。どうかアスビヨルンに天罰が下りますように。あと相談されていたとか話していたあのおばさんもグルって事でいいんですよね?

 

ハーラルは妻アストリッドを殺したラゲルサを恨んでおり、ウェセックスに匿われていると聞くと「ラゲルサと決着をつける」と話します。

なんだか雰囲気の変わったアルフレッドは、ハーラルが軍を率いてウェセックスに向かっている事を知ると保護しているラゲルサ達に問答無用で戦えと指示します。

そしてウベにはこっそり戦い方の指南を頼みました。髪をバッサリ切ったもんで、神童感が薄れ過ぎです(笑)

 

フロキはソルンの幽霊から聞いた場所をエイヴィンド一家とチェーテイル一家で探し、ついに埋まっているソルンの遺体を発見してしまい、悲しみやら怒りやらなんやらで大混乱の両家族。

 

ウェセックスではアルフレッド王の反体制派が本来正当な後継者であるエセルレッドを強く後押しし、内乱が巻き起こりそうです。

エセルレッドに具体的な計画として「軍事会議を招集し、我々に賛同する兵が奴らを皆殺しにします!」と声を荒げ話しておりますが穏やかじゃないですねぇ、まったく。仮にも現国王に対しこの発言ってどんだけ不満が募ってたんだ。

 

アイヴァーは産まれてくる息子の名前をオーディンの息子の名を取り『バルドル』と決めたようです。

幸せに浸るアイヴァーの元に、町で反乱騒ぎを企てていたという者たちが捕らえられ連れてこられました。今までアイヴァーがやたらと王として持ち上げられすんなり受け入れられてきていた事の方がよっぽど違和感あったんですよね。自力で歩く事も困難で兄弟間で対立するわ、兄の一人は殺すわ、挙げ句の果てに自分は神だと言い出すわで、自分だったらこんなあからさまに暴君の素質バリバリの男の統治する国にいたくありません。

今回捕らえられた男はかなりアイヴァーに嫌悪感を持つ態度で、見せしめとして吊るし首に処されてしまいますが他にも村に同じタイプが居るのならぜひとも頑張って頂きたいものです。

 

エセルレッドは唆され軍事会議を開いたはいいものの、どうしてもアルフレッドを殺せと合図を出す事は出来ず暗殺計画は失敗に終わります。というか、ナイフを隠し持ちジリジリと不穏な気配を漂わせる輩を戦いに長けるヴァイキングが見抜けないはずもなく、早々に様子の異変に気付いたウベやトービだけでなく、ラゲルサやビヨルン、ヘフマンドまで全員が何かしらの気配を察知して出方を伺っていたのが笑えました。もし手を出していたら一たまりも無かったんじゃないでしょうか。

ビヨルンはラグナルの息子だというマグヌスをラゲルサやウベに紹介しました。

ヴァイキングマンセーなマグヌスは相変わらず興奮気味で「自分の居場所を見つけた」と喜んでおりますが、ラゲルサから「ラグナルには会った?」と聞かれ「彼がここに捕らわれた時に一度だけ 抱き合って涙を流し、他の息子達と同じように僕を愛してると言ってくれた」と自分の都合の良いようにサラリと嘘をつきすぐに怪しまれています。

接触してきた目的を問われ「ここへ乗り込んでくるハーラル王に加勢して王国を滅ぼそう」とラゲルサに進言するマグヌス。王家を追い出された恨みを晴らすための私怨がすんごい。

ラゲルサとウベはマグヌスを信用しませんが、アルフレッドへの反発があるビヨルンはウェセックスの為に戦う事を良く思っていないようで王家を目の敵にし荒っぽいマグヌスを擁護します。

 

ヘルギを含めたエイヴィンドとその一族を冬の真っ只中町から追放すると決めるフロキ。巻き添え食ったヘルギが一番憐れです。

そして意外にも人数の居たエイヴィンド一族は大雨の中町を後にするのでした。

 

今にも死にかけだった預言者の元を訪れ、皆へ自分が神々に迎え入れられ賛美と栄光に満ちた時代がいつまでも続く、といったようなでっち上げを皆へ朗報として伝えるよう言いますが、預言者はアイヴァーを神とは認めないだけでなく、アイヴァーの無惨な死に様を預言してしまいこれに激怒したアイヴァーにそのまま斧を頭へと振り下ろされてしまいました。こいつはほんとに激情型過ぎるだろ…!

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▼次回、エピソード15

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