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劇場版 ダウントン・アビー [DVD]

ダウントン・アビー

あらすじ

大邸宅に暮らす貴族・クローリー家と使用人たちの生活を描き、ゴールデングローブ賞エミー賞に輝いたイギリスの人気ドラマを映画化。2010年から2015年まで全6シーズン放送されたドラマ版の最終回から2年後のクローリー家が描かれる。1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と巻き起こる。

 予告動画


映画『ダウントン・アビー』1月10日(金)公開/予告編

マギー・スミス、ヒュー・ボネビル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリーらドラマ版のキャストに加え、映画版で初登場となるモード役でイメルダ・スタウントンが出演。ドラマ版に引き続き、オスカー受賞のジュリアン・フェローズが脚本、マイケル・エングラーが監督を務める。 

ネタバレ感想

海外ドラマ版を楽しく視聴した『ダウントン・アビー』の劇場版。

まぁそうだろうなという予想通り、圧倒的マダム率の中観に行ってまいりました。

海外ドラマ版のネタバレ感想も全エピソードツッコミを入れながら上げておりますので宜しければ下記リンクからどうぞ。

 

プロローグではパットモア料理長役のレスリー・ニコルが簡単な登場人物紹介もしてくれるのでドラマ版を未視聴の方もギリギリついていけるかと。それ以上にドラマ版を見終わってから時間が経ちやや忘れている人に親切なワンクッションだと感じます。

復習をしていかなかった自分にとっては有難い導入でした。

 

さて、ダウントン・アビーでは国王両陛下の一泊滞在が決まり大忙し。

上階以上に使用人同士のプライドのぶつかり合いがあり、絶賛嫌な感じの王室付き使用人達に抑圧され我が物顔で階下を使われる鬱憤が溜まるお馴染みの面々。

カーソンさんもパットモアさんも誰も彼もが彼ららしさ溢れるキャラクターを演じてくれているだけで見た甲斐を感じます。

すっかり老けて毒気も抜けてしまったトーマスにおや?と思うのも束の間、しっかり自分のお株を奪っていったカーソンには嫌味を忘れず、最後にはナイスガイに骨抜きにされた表情を見て笑う事もできるのでそれはそれでオッケーです。

というより、逆にトーマス以外のキャストの見た目の変わらなさが凄い。

 

相変わらずのモールズリーはテンパりながらも階下の仲間達の名誉を守りある意味で一番の英雄でしたし、ぶつくさ言ってるデイジーもアンディーとのゴールインをようやく決意したり…。

銃を片手に国王暗殺を狙った共和主義の過激派勢力相手に臆す事なくヒールで踏み付けるメアリーはさすがの気の強さでした。

バイオレット婆さんの余命宣告はショックでしたが、これからメアリーを中心とした続編が作られてもおかしくない終わり方でしたね。

今作かなりフューチャーされていたトムの新たな人生も気になりますし。

 

上流貴族にも上には上がおり、恵まれた環境でいい暮らしを楽しんでいるだけに見える貴族にも相応の責務やプレッシャーがある事もよく分かります。

ロケーションや映像美もやはり凄まじく、お屋敷とその周りに広がる広大な敷地が引きで映されるシーンは圧巻です。

上映時間は2時間を越える長めの尺ながら合間にダレる事もなく、詰め込み過ぎな程多方面に展開を絡めているにも関わらず散らばった感がしないあたりは流石だなと感じました。

評価(平均点高めの設定です。)

 4.5  /5 点!

ダウントン・アビーファンなら間違いなく楽しめる内容となっております。

概要

監督:マイケル・エンクラー

時間:2時間2分

配給:東宝東和

公開日:2020年1月10日

 ▼海外ドラマ版ネタバレ感想はコチラから。

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