ダウントン・アビー 新たなる時代へ
あらすじ
1928年、英国北東部ダウントン。グランサム伯爵クローリー家の亡き三女シビルの夫トムが、モード・バッグショーの娘と結婚することに。華やかな宴が繰り広げられるが、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーは修繕費の工面に悩んでいた。そんな折、映画会社から新作の撮影に屋敷を使用したいとの申し出が入る。高額な謝礼をもらえると知ったメアリーは、父ロバートの反対を押し切って撮影を許可。一方、ロバートは母バイオレットがモンミライユ男爵から南仏の別荘を贈られたことを知る。その寛大な申し出に疑問を抱いたロバートは、家族とともに現地へ向かう。
イギリスの人気テレビドラマ「ダウントン・アビー」の劇場版第2作。
予告動画
キャストには名優マギー・スミスらおなじみの顔ぶれに加え、ドラマ「ハンニバル」のヒュー・ダンシー、「たかが世界の終わり」のナタリー・バイらが新たに参加。シリーズの生みの親ジュリアン・フェロウズが脚本を手がけ、「マリリン 7日間の恋」のサイモン・カーティスが監督を務めた。
ネタバレ感想
大人気海外ドラマシリーズから、劇場版 ダウントン・アビーの2作目が公開となりました。
▼劇場版 ダウントン・アビーの感想はこちらの記事リンクから。
海外ドラマ版のネタバレ感想も全エピソードツッコミを入れながら上げておりますので宜しければ記事下リンクからどうぞ。
劇場版1作目もシリーズを通して見てきたファンなら大満足の出来だった事もあり、間違い無く面白さが約束されているようなものです。
今回はダウントン・アビーを映画撮影のロケ地にする依頼を受けるストーリーと、ヴァイオレットが突然フランスの屋敷を相続する事になったというストーリーが同時進行で展開して行きます。
これまでの無音映画からトーキーに移り変わっていく時代背景があり、使用料を屋根の修繕費に充てるためにオファーを請けたメアリーが映画製作に様々な面で協力していきます。
相変わらず劇場版においてのモールズリーさんの輝きはピカイチでした(笑)
若かりし日のヴァイオレットに不倫疑惑が浮上したり、コーラが癌かもしれないと不安があったり、そう言った不穏な話も最後にはしっかり解消されてダウントンらしさが出ておりました。
安定の世界観はもちろんのこと、あれだけ多くのキャラクターにそれぞれスポットライトが当たっているのが素晴らしい。
一つの時代の幕が降りたという悲しみはあるものの、最期の時まで気丈でヴァイオレットらしい逝き方と、彼女の跡を引き継ぐメアリーの重責を癒すのはやはりカーソンさんなんだよなぉ…という納得がありました。
そしてトーマスが今度こそしっかり報われたようなのも良かったです。
さすがに主要キャストの平均年齢が高く、現実的な意味でもこれが最後となるかもしれませんが、もうそうなってもスッキリまとまったラストでした。
評価(平均点高めの設定です。)
4.3 /5 点!
概要
監督:サイモン・カーティス
時間:2時間5分
配給:東宝東和
公開日:2022年9月30日
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