エピソード2『恋のキューピッドは世話好き記者』”When Cupid Is a Prying Journalist”
あらすじ
恋愛アプリの開発者のジョシュアは、2年前にエマに出会い別れた体験をニューヨーク・タイムズの記者ジュリーに語る。ジュリーもまた自身の失われた恋愛を語る。ジョシュアはエマに再会する。
ネタバレ感想
よく見たら開始でしっかりAMAZON ORIGINALと入っておりました。
エピソード2ではホテル・ムンバイ主演の記憶が新しいデーヴ・パテールがデータアプリの開発者〈ジョシュア〉を演じています。
NYタイムズ誌の記者〈ジュリー〉からの「今まで人を愛したことは？本気で恋をしたことはある？」という唐突な質問からかつての恋人〈エマ〉との大恋愛を振り返る事になります。
仕事の面接の際待合室で出会った二人はすぐに恋仲になり同棲も始め、トントン拍子に事が進むのですが、ある日突然高校時代の元カレと浮気してしまったとエマが告白した事で軌道が外れてしまいます。
告白を聞くやいなや「愛は信頼だ 君がそれをブチ壊した」と激怒して家を出て行くジョシュア。
仕事に没頭し、次の恋人を見つける事でエマとの傷を癒やしつつあるジョシュアでしたが、2年の時を経て街中で偶然彼女とすれ違ってからエマこそが自分の一部だったと気付きコンタクトを取るもエマは2年前から婚約しているのだとか。
「せめて気持ちを伝えないと後悔したまま先に進めない」と言い切るジュリーにも苦い恋愛経験の背景が。
22歳の頃に運命的な出会いをしたマイケルにパリで会う約束をすっぽかされそれっきりという過去を引きずり続けるも、17年後に出版した本のサイン会のため訪れた片田舎の書店で「当時住所を書いた本を失くしたんだ」と言い訳をするマイケルと奇跡の再会をします。
お互い家庭を持つ身でありながら17年心の片隅にずっと居続けた相手との再会に失った時間を埋めるかの如く満たされた思いで一晩を共に過ごしました。
「過去に置き去りにしていた私たちの恋はお互い家庭を持つ身となった今とても幼いものに見えた でも最も純粋で凝縮されたものだった」と語るジュリー。
出張から戻ったジュリーが「別れましょう」と夫に告げる反面、マイケルは家庭内で破綻していた関係を「やりなおしたい」と妻に切り出すすれ違いがまた苦々しい。
同じく恋を置き去りにしたジョシュアとエマですが、彼らならまだ間に合うとの思いがあったのかなかったのか、オフレコだったはずのジョシュアの過去の恋愛話を誌面に掲載したジュリー。
これを読んだエマもまた、ジョシュアとの恋を忘れていなかったらしく、婚約者に別れを告げてドラマチックな再会へ。
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▼次回、エピソード3
