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海外ドラマ≫≫Modern Love モダン・ラブ~今日もNYの街角で~ シーズン2 4話ネタバレ感想

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エピソード4『ひとりよがりな未来予想図』“A Life Plan for Two, Followed By One”

あらすじ

彼は12歳の女の子にとって絵に描いたような理想の男の子だった。ひと目で恋に落ち、私のウェディングドレスの輝きに照らされる彼を思い描いた。私のノートには、彼と永遠に一緒にいるための計画がびっしり。

ひとりよがりな未来予想図

ひとりよがりな未来予想図

  • ドミニク・フィッシュバック
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ネタバレ感想

12歳の頃家族でオハイオからブルックリンに移り住んだ〈リル・パーカー〉は、新しい学校の生徒会長〈ヴィンス〉こと〈ヴィンセント・D・ナヴァレス〉に出会い恋に落ちます。

生徒会長とは言え、ガリ勉タイプだったり生真面目タイプな訳ではなく、普通にノリの良い年相応にやんちゃな少年というのが面白い。

順調に仲を深めていったかと思いきや、皆んなのマドンナジェシカ〉から告白されて舞い上がるヴィンセントも、それに「好きだって言いなよ」と不貞腐れ気味に後押ししたリルも若さが炸裂しております。

そこから6年、二人がまだ親しげなのは安心どころか、悪ガキ凸凹コンビとの友情も続いているようでニンマリしてしまいました。

しかしヴィンスが童貞を捨てたと知った時のリルの怒りっぷりや、微妙な距離感はどう見ても密かに親友を思い続けている乙女のソレです。

それから2年が経ち、リルにも他のボーイフレンドが出来ているみたいですが、ヴィンセントにはまだその存在を話せていない様子。

その状態で、久しぶりに再会した二人は一線を越える流れになるも、翌朝起きてみれば困惑したような態度のヴィンセント。

「ヤるべきじゃなかった、友達の関係を変えたくないから僕への気持ちは知らんぷりしてた」とまで言うヴィンスを思い切り罵ってその場を後にしたリル。

この経験で吹っ切れたリルは幼い頃からの夢だったコメディアンとしての初舞台に立ち見事に才能を開花していきます。

ここから2年後には、自分の名前を冠する舞台に人が集まるほどに。そこに観客として来ていたのはあの時以来のヴィンセント。

3週間後には留学で海外に発つヴィンスと、これまでの空白期間を埋めるようにまた親友に戻ります。

思い描いていた形とは違うものの『好きな人と一生一緒にいること』という幼い頃の夢をある意味で叶えたわけですが、このグレーな結末は逆にリアルです。

友情を壊したくなくて相手への気持ちを抑え続けるというのはよく聞く話ですが、成功の道を歩んでいるリルのヴィンスへの思いは吹っ切れていて、ここからまた親友として一生モノの絆を取り戻している…というハッピーエンドであればいいな、と感じました。

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▼次回、エピソード5

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