エピソード4『夫婦という名のラリーゲーム』”Rallying to Keep the Game Alive”
あらすじ
俳優のデニスと妻のサラは倦怠期を迎え、カウンセリングを受ける。助言に従い、共通の趣味としてテニスを始め、危機を乗り越える。
ネタバレ感想
子供が独立した後にやってくる夫婦二人きりの長い生活に怯える〈サラ〉は夫〈デニス〉を連れてカウンセリングを受けに通い始めます。
役の中でも俳優という職についているデニスを演じるのは何かと見かけるジョン・スラッテリーです。
二人の時間を持つようにとアドバイスされテニスを始めてみるも、逆効果なんじゃないかと思うほど喧嘩続き。
日に日に不満は募り、ついにサラはカウンセリングの場合で「もう限界」とサジを投げるも、帰り道に躓いて転んでしまったサラに差し出された手がその後の二人を大きく変える事となりました。
二人きりのディナーの場でこれまでの不満や疎外感をブチまけたサラに対し素直に謝罪し心から悔い改めたデニス。
二年後には息子が独立し、二人の関係は信じられないほど良好に回復していました。
あれだけ喧嘩の種となっていたテニスでも、お互いの良いショットを褒め合いようやく本当の共通の時間を持つ事が出来たようです。
倦怠期の夫婦がこれほどまでに劇的な回復を見せるというのは中々難しいように思えますが、本音をぶつける事と非を受け入れる事が出来ればここまで人と人との関係性は変えられるのか、と改めて相手を思い遣る気持ちはどんな場面でも必要だなと考えさせられました。
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▼次回、エピソード5
