海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン5　9話ネタバレ感想

第9話『それぞれのゲーム』“Whack-a-Mole”

あらすじ

大学の教師があるウェブサイトのユーザーたちに国内テロに対して訴え、アリシアはそのウェブサイトに責任を取らせようとする。一方、ダイアンの意思に背きウィルは組織犯罪につながりのある弁護士のデイミアン・ボイルを雇い、ボイルは早速アリシアのウェブサイトのケースに割り込む。そして、イーライとジャッキーはフロリック家の秘密に揉める。

ネタバレ感想

アリシアの元に1本の電話がかかってきて、人種差別だろと言いたくなるような根拠の無さとこじ付けによりネット上で爆破テロ犯として吊るし上げられた教員〈ザイード〉の弁護を担当する事に。

同じ頃、L.Gではアリシア達の抜けた穴を埋めようと後任弁護士を雇おうとする動きがありましたが、候補のうちの一人である個人事務所を長く経営してきたという〈ダミアン・ボイル〉に目をつけたウィル。

彼の担当する法廷に見学に行きバーで接触するとそのままオファーを出してしまいます。

このダミアンという男がなかなかに癖のある存在で、個人事務所の顧客はマフィアで本人も掴み所の無い飄々しさを存分に醸し出し、ウィルの一存で決めてしまったパートナーとしての欠員補充にダイアンやディヴッドから断固反対されるほどです。

そのチンピラ感は、『顧客を盗んで出て行った先の事務所』の話を聞いてハワードやその他を引き連れフロリック&アゴスに向かい、勝手にデスク類を処分してしまっただけに留まらず、机上の資料を盗み見て相手方の代理人となり現れた法廷に、アリシアがグレースからプレゼントされたピンバッチを付けてくるというクレイジーさからよく分かります。

こんなヤバイ男を雇ってしまい、ますますL.Gはダークサイドへ堕ちていっている感がありますが、ディヴッドもハワードもダミアン雇用に対し急に意見を翻しダイアンだけが疑心の残しているという状況も気になります。

ロビンの活躍、ケイリーの大胆さ、アリシアの機転で憎きL.Gから和解金をぶんどれそうなフロリック&アゴスでめでたしといったところですが、アリシアに判事からコーヒーへのお誘いの電話がかかってきてなんだなんだという気になる最後でした。

他にはやはりホラーなジャッキーですかね(笑)

息子ピーターが最高裁判事に指名する事を知ったのは〈レイチェル・カイザー〉という女性。

ピーターは知る由もないものの、ジャッキーにとっては亡き夫の部下でありながら夫を寝取られた因縁の相手なのです。

イーライに彼女を降ろすよう要請しますが「あなた個人の恨みですから」と同情はするものの個人的感情で忖度する訳にもいかないと断られたジャッキー。

あのジャッキーがこれで諦める訳ありません。本人に接触し、「結婚後二年間不倫していた事実をあなたの夫に話すわ」と脅した上で先の短い闘病中のレイチェルの夫の見舞いに行きニヤリと不敵な笑みを浮かべたジャッキーがヒール過ぎて(笑)

この脅しの効果は抜群で、レイチェルから辞退の連絡が入りジャッキーを疑うイーライでしたが白々し過ぎな素知らぬ顔を貫いておりました。おぉ、こわい。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン5