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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 1話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード1『仮面 前編』”eps2.0_unm4sk-pt1.tc”

あらすじ

5/9から一ヶ月後の世界は変わりすぎてマジヤバ。エリオットが引きこもったから、ダーリーンがf・ソサエティのリーダー代わりになって過激な一発をお見舞いした。ターゲットを仕留めたかって?それは次回に続く。

ネタバレ感想

f・ソサエティによる大規模攻撃の詳細が明らかにされないままシーズン2に突入しましたが、決定的な瞬間は呆気ないほど地味なものでしたね。

窓から突き落とされた当時の回想が挟まれましたが、親父の慌てふためきようと心配している様子を見るとわざとだったとは思えない感じです。突発的に跳ね除けた結果なのでしょうが、エリオットはこの事件で自分を責め続け、ミスター・ロボットに「秘密を話したのだから当然の報い」的な事を言われていましたが、そう考えていたのもエリオット自身ですからやはりトラウマは根深いのでしょう。

現在のエリオットはというと、『5/9攻撃』と呼ばれているらしいサイバーテロから1ヶ月の間、引きこもり生活で不自然なほどに規則正しいループの日常を過ごしているそうです。

「事件の首謀者はタイレル・ウェリックとf・ソサエティだとFBIが特定した」と報道されても、毎食を謎の友人〈レオン〉と共にし、空いた時間はレオンのコミュニティとバスケ観戦をしたり家事に勤しんだりと繰り返しの日々を続けるエリオット。

しかも「おはよう」と「おやすみ」を言いに来る鬼の形相のおばさんはエリオットの母親だそうでこれは実家に帰ったとかそういう感じなんでしょうか?とにかく無機質で、エリオットの闇を体現すると同時に母親の方にもドデカイ問題をひしひしと感じます。

そして驚いたのが、クリスタの元に戻っているという事。『心を開く』という条件付きで診療を再開してもらったそうです。トラウマの元凶でもある母親と暮らしている事を尋ねられたエリオットの「知らぬ悪魔よりなじみの悪魔だ」という答えが妙にストンと腑に落ちました。

エリオットの前にはまた親父の影がチラチラしていてしきりにf・ソサエティに戻りリーダーとして行動するよう囃立てておりますが、エリオットが未だ分からないタイレルの行方を聞いたところで教えてくれる訳でもなく…。

自身の心をコントロールしなんとか制御しようとするエリオットがいつも以上に痛々しく不安定な存在に写ります。

 

スマートハウスで最先端な暮らしぶりをする女性の自宅は、その技術頼みなシステムが仇となり勝手にテレビ番組が流れたり大音響でクラシックが鳴り響いたり冷暖房はおろか、誤作動で警報は鳴り止まない上にパスコードでの解除も効かず、数分居るだけで気の狂いそうな地獄の部屋に早変わり。

どう考えてもハッキングされております。なす術もなく家主が家を離れた隙に上がり込んだのは義足の男とダーリーンでした。

f・ソサエティの快挙に乗っかる若者達がスマートハウスで馬鹿騒ぎしていましたが、そんな彼らと対照的にかなり追い詰められている様子を見せるダーリーン。

「これは戦争で私たちは負けかけてる」と彼ら支援者達に訴え、この場に来た目的を話し始めます。

スマートハウスの家主である〈スーザン・ジェイコブ〉は、『女処刑人』の通称を持つE・コープの法務顧問で全ての訴訟を握り潰す事で知られているのだとか。

ダーリーンによるとE・コープを完全には潰せなかった事で自分達は窮地に立たされているも、「世界を変えるって意志をまだ諦めていないと示さなきゃ」と厳しい表情で、支援者は数多く居ても孤軍奮闘状態に見えます。

切羽詰まった状況下に単独で大きく動くとロクな事にならないというのが海外ドラマから学んだ教訓ですが、今回はどう転ぶのでしょうか。

ダーリーンが投下した爆弾は、E・バンクの全てのパソコンモニターに表示された「明日までに590万ドル支払わなければシステムを停止する」という文言と進んでいくカウントダウンの数字でした。

上層部だけの話し合いの場には、プライスとノウルズ、そして法務顧問のスーザンが現れます。

「590万ドルを今夜9時にバッテリー・パーク・シティへ、警察は無し 支払うならFBIも黙認すると」と要求を説明するスーザンに対し、ノウルズは自社の技術者に解読させると交渉に応じない構えを見せますが、銀行のシステムを数日間でも停止した場合の損失を考えれば590万ドルなんて何でもない金額だから支払うべきだと進言しました。

そしてf・ソサエティからはもう一つの要求が。

「ボスの一人に払わせろ、一人きりでだ」つまり、幹部の誰かに金を持ってこいと言われているわけです。

もちろん正真正銘のテロリスト相手にのこのこ出て行くなんて危険過ぎるという話になるも、金を払うのなら成り済ましを使ってもバレた時が水の泡なばかりかさらに攻撃材料を与える事になるという懸念も。

ここでノウルズが、「CTOの自分なら文句はないだろう」と自らが受け渡しの場に金を運び、敵と対峙すると意気込むのでした。

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▼次回、エピソード2

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