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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 12話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード12『パイソン 後編』”eps2.9_pyth0n-pt2.p7z”

あらすじ

深みにハマりまくりのf・ソサエティ。旧友がエリオットにすべてを暴露。クソみたいな現実が訪れる。

ネタバレ感想

随分と前に出てきたミスター・ロボットがタイレルと車の中で話すシーンがまた出てきて、今度は見せ方も主観ではなく俯瞰的な視点で姿もエリオットのまま流れているので、改めてミスター・ロボットとエリオットが同一人物だと分かりやすく映ります。

ミスター・ロボットになっている時のエリオットは、タイレルに対しても上をいっているような立場関係に見えますね。

時間軸はまた現在に戻り、第二段階への準備が整ったというタイレルに案内されたエリオットは謎の廃屋へと入りました。

そこには、エリオットが初めてホワイトローズに会う直前にも会った真っ白な防護服を着るダーク・アーミーも居るようです。

タイレルによればダーク・アーミーは自分たちが隠れるための協力者らしく、全てを忘れて何が何だか状態のエリオットに「成果を見るかい?」と言いパソコンを操作し始めました。

「尋問は私がする」と言い張っていたディピエッロさんに、シスコはまだ生きているのか…?と期待がありましたが、生き残ったのはダーリーンだけでした。シスコの死は、何というか純粋に残念です。良い奴だったのになぁ。

まだダーリーンがf・ソサエティだとバレた訳ではなく、ダーク・アーミーと関係があり重要参考人だったシスコの恋人という点で取調べを受けているのかと思いきや、逮捕されたヴィンセントの仲間がダーリーンの事をリーダーだと言ったそうですよ。ディピエッロさんは、ダーリーンがリーダーだろうとそうじゃなかろうと議事堂の事はどうでもいいと話し、「共感してるフリをして距離を縮めようとしてる事なんてお見通し、私からは何も引き出せないクソ喰らえよ」と反抗的な答えが返ってこようとお構い無しどころか薄ら怖い笑いまで見せた後「待ってて」と部屋を出て行きます。

戻ってきたディピエッロさんが持ってきたのは、シスコの部屋から押収した証拠品の仮面、カメラ、三脚といった声明ビデオに使われたであろう機材でした。そして調査中の指紋とDNAからダーリーンの物が出ればどうなると思うか尋ねるもしらばっくれるダーリーンの前に出されたのは例の薬莢。「ザンダー・ジョーンズ、性的関係があったようね 彼の銃を盗んだでしょ ゲーセンで薬莢を見つけた」と完全に不利に追い込まれている現状をチラつかせられます。

 

タイレルを装ってヨアンナに電話や贈り物をしていたのはなんとスコット・ノウルズでした。

CTOへの就任が決まった朝に妻から妊娠を告げられ超音波画像を見て人生最高の日だったはずが、その夜に就任式の最中妻が殺されるという悲劇に見舞われたノウルズの復讐心がそうさせていたようです。希望を持たせてから踏みにじる事で同じ思いを味合わせてやりたかったと憎しみを込めて話すも、精神的にかなり追い詰められているのか「すまなかった」と謝罪して泣き崩れるノウルズ。

ここからのヨアンナのヨアンナたる暴言が越えちゃいけないラインを軽々と越えてきて色々通り越して笑ってしまいました。

「情けないわねこの役立たず!奥さんと地獄に落ちれば?妊婦のくせに私の夫とヤろうとしてた女よ、死んでよかった!赤ん坊も」と罵られ思わずヨアンナに襲い掛かり首を絞め血塗れになるまで何度も殴り続けて我に返ると911に通報するノウルズ。ヨアンナは正直、性癖的に多少の暴行なんて慣れたもので痛みとか感じるのか?とも思うのですが、かなり血塗れでしたし大丈夫ですかね。

 

『成果』とやらを確認しながら、ミスター・ロボットとタイレルとホワイトローズが共謀してやろうとしていた計画を探ろうとするエリオット。

分かったのは皆が自分をリーダーだと思っているという状況だけで、建物の設計図と無停電電源装置の制御プログラムを見たところで計画の内容はサッパリ分からない様子。

迂闊にタイレルに計画内容を聞くわけにもいかずエリオットが悩んでいると、タイレルの方から「見ろよ」と大ヒントを出してくれました。

窓の外に見えるのは、E・コープのロゴの入ったトラックが数台止まっており近くの建物に積荷が運ばれている様子でした。

タイレルが「徐々にだが確実に記録書類が集まってる、71施設中17カ所が到着済みだ 来月中には全施設分が届く 1カ所に集めてくれるなんてまさに好都合だ」と話したことから、建物の設計図はこの場所のもので、E・コープがデータベース再構築のためにこの国の不動産の全取引記録の書類を集めているのだと分かります。

マルウェアを実行したら…」という言葉から「無停電電源装置の安全制限を無効化しバッテリー室の蓄電池を過充電に すると部屋はガスで充満。換気システムと予備電源を停止させ電源装置と変圧器の接続を何度も切り替えれば火花が散り爆発が起こる ガスの発生量を考えれば倒壊は確実だ」と読み解くエリオット。そりゃもう一人の自分が考えた計画なので潜在的には知っていてキーワードが繋がればスラスラと導け出せますわな。

ダーリーンにやらせたフェムトセルの設置からの電話会議のリークはあくまでも時間稼ぎでこちらの計画が本命だったそうです。

 

ディピエッロさんに連れられて来た別室には一連のハッキング事件の相関図が。正直ここまで調べが付いているなんて思いませんでした。自身の顔写真と名前はもちろん、f・ソサエティメンバーやオールセーフの人間、そしてエリオットの名前も当たり前にそこに記されております。絶好のチャンスがくるまでひたすら伏せて待つ『パイソン戦法』とやらで機が熟すのを待っていたと話すディピエッロさん。

これはもう言い逃れくらいでどうにかなるような事態では無さそうです。

 

その頃兄貴は、タイレルを殺したと嘘までついて自分を苦しめていたミスター・ロボットと言い合いに。エリオットの持つキャパで抱え切れる事しか教えないと話すミスター・ロボットに多重人格のメカニズムを考えれば当然だよな、と思います。

大勢の人が死ぬ事になるような計画は実行させる訳にはいかない、とマルウェアを削除するためパソコンを操作するエリオットを必死に止めるミスター・ロボットと、全てエリオットから指示されてきた計画なのに何故か本人に水の泡にされかけているという状況に荒ぶったタイレルはエリオットに銃を向けます。

「撃てないんだ、存在しないから ここに居るのは俺だけ」と自身が見聞きする全てを疑いシャットアウトしたエリオットは「真のコントロールを取り戻す」と宣言しますが普通に存在していました、タイレルさん。さすがに撃たれて倒れた頃にはタイレルの存在を認めたのでしょうか。

『誰にも邪魔をさせるな』とミスター・ロボット、つまりエリオット自身が渡した銃で撃たれてしまうという皮肉な展開に。さすがに死にはしないでしょうけど、ミスター・ロボットも消えかけていて命が危なそうですね。

連絡を受けたアンジェラは、「すぐ行くわ、目覚めるまで私以外近づけないで、あなたは悪くない」とタイレルに話しかけ電話を切りました。

 

エンドロールの後には消息不明だったモーブリーもといフレデリックと、トレントン改めターニャの姿が。及び腰なフレデリックに対してターニャは何か作戦があるみたいです。

さらに二人に話しかけるレオンの姿も。また新たな波乱の幕開けといった感じでシーズン3に突入です。

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2

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MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2

▼次回、S3エピソード1

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