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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン3 6話ネタバレ感想

Mr. Robot: Season_3.0 [Regions 2,4]

エピソード6『強制終了』”eps3.5_kill-process.inc”

あらすじ

覚えておこう、9月29日を。エリオットとミスター・ロボットが対決。お役所仕事に飽き飽きのドムは気晴らしにリブに走る。タイレルの新プランもお忘れなく。

ネタバレ感想

死に近づく母親との思い出をフラッシュバックしながら、「今日実行するためよ」と開き直ったアンジェラ。

誰よりも信用できる唯一の幼馴染みがビル爆破の無差別殺戮に手を染め自分を裏切り操っていた事実に動揺を隠せないエリオット。

「あなたの計画よ、逃げずに革命の成功を見届けるべきだわ」とこの期に及んでな台詞も飛び出し、「ホワイトローズがすべてを変えるの、世界を救ってくれる」と依存・傾倒体質はお変わりなきよう。不安定さからカルト宗教にどっぷりハマるタイプです。

まだ止めようと拠点やタイレルの居場所を聞き出そうと必死なエリオットを振り払って「オルダーソンさん、あなた不法侵入では?解雇されたはず」とまで言われれば、エリオットもアンジェラが手を回して突然邪魔になった自分が解雇されたのだと嫌でも理解できた事でしょう。

タイレルの言動を思い返したエリオットは、ダーリーンに電話をかけ、『赤い手押し車 バーベキュー』にタイレルは居るはずだからFBIに止めさせろと伝えます。

そして自身は、暴徒と警察だらけの本社で裏口にアクセスするのは不可能だと考え、無停電電源装置を操作するため直接復旧施設に向かっているようです。

有力情報を掴んだディピエッロさんですが、指示を仰いだ上司があの男ですよ、ダーク・アーミーの息がかかった警官殺しも厭わないあいつです。これは揉み消されるぞ〜。

「失敗は許されないんだ」とそれらしい建前を並べて、まずは監視すると生温い判断を下すとすぐにアーヴィングに居場所が割れている事を連絡してしまいました。

 

復旧施設に着いたエリオットは、通報しておいたにも関わらず爆発物が見つからなかった事から誤報だと判断され社員が建物内に戻されていくところに遭遇します。

自分だけが対処の方法を知っている状況で、もちろん施設内に潜り込んだエリオットはアンジェラによって複製されたHSMとマルウェアの署名に対し、マルウェアごと書き換えて元の状態に戻して盗まれたHSMの鍵を無効にしようとコードを書きます。しかしエンターキーがどうしても押せないエリオット。

次の瞬間にはタクシーの後部座席に乗っていてまた記憶を飛ばしていたようです。

乗っ取られた時間はおよそ15分。今にもガスが充満し爆発するかも分かりません。走って施設内に戻ると自分のパソコンが消えていて仕方なくコンピューター室に忍び込みました。

 

潜伏先がバレた事で急ぎ撤収の手配をさせるアーヴィングは、不審がるタイレルに妻と子供との高飛びの件について聞かれ「希望通りにはいかない」と切り捨てます。もちろん「話が違う」と散々働いた自分への仕打ちに怒り狂い始末されるかと思ったタイレルですが、静かにこれからの指示が書かれたメモを渡され一人残されてしまいました。

同じ頃、独断暴走が趣味みたいになってきた暴れ馬のディピエッロさんは同僚を連れてあくまでも『ランチ』のていで赤い手押し車に潜入。

言われた通り指示書を読みそれを燃やしたタイレルが発生させた煙が厨房の裏の部屋から出ている事を嗅ぎつけたディピエッロさんは相棒に裏口を任せて突入します。

隠された地下室を捜索するも、そこにタイレルの姿はなく逃げられた後でした。

 

 乗っ取られている間隔はだんだんと短くなっているものの、コードを書いては意識が飛び、再び戻りまた意識が飛び、の繰り返しで時間ばかりが過ぎていくエリオットは、ミスター・ロボットを捻じ伏せるよりも説得する方向で舵を切ります。

メモ帳を開き、まだ遅くないと説得のための伝言を打ちますが、次の瞬間にはパソコンを破壊しコンピューター室を無茶苦茶にしている自分が。

直接消火しようとバッテリー室に向かうエリオットは、お互いに強く抗うが故に秒単位でミスター・ロボットと意識が交錯し中々先に進めない状態でしたが血塗れになりながらなんとか辿り着くことが出来ました。しかしクスねたIDでは中に入れずいよいよ詰みです。

 

逃亡したかと思われたタイレルは、「誰か頼む攻撃を止めろ、止めなきゃならないんだ!」と突如ビルの前に走り叫びながら現れあっさり拘束されてしまいました。

近くにいて駆け付けたディピエッロさんは手錠をかけられながら「人が死ぬんだ、攻撃を止めないと!」と必死の形相で繰り返すタイレル

 

満身創痍の身体で再びメモ帳を使ってミスター・ロボットとの会話に挑戦するエリオット。

書類は何もなく、ただ人だけが死ぬ事になる、騙されていたんだと語りかけ、ドアを開けるようにという説得になんとか応じたミスター・ロボットが扉の鍵を壊します。

ミスター・ロボットと協力する形で中に入ったエリオットはすぐさま消火レバーを引き、ギリギリのところでビルの爆破を阻止しました。

 

訪ねてきたダーリーンに裏切りを罵られ「見たのよ、あの症状を利用して兄貴を操ってた」と責められるも「集めた書類が消えればE・コープは終わりなのよ」と開き直るアンジェラ。

「自分をごまかしたって独りの夜後悔に襲われる、覚悟しな」ってグサリとくるものがある台詞ですが、アンジェラは「私は間違っていない」とアンジェラ節炸裂のまま。

言い合う二人はスマホで何かしらのニュースを見て驚くのですが…。

 

ダーク・アーミーは書類がないと知っていてそれでもなおビルの爆破を狙っていたようでホワイトローズの真の目的がなんなのか気にかかります。

しかし、阻止したはずの計画は氷山の一角にしか過ぎず、計画的な一斉攻撃によりE・コープの71施設で爆発が起こったという事実を報道で知る事になったエリオット。

推定死者数は1000人を超える、と。これは愕然とします…。

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MR.ROBOT/ミスター・ロボット

▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com

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