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海外ドラマ≫≫UPLOAD アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~ シーズン1 1話ネタバレ感想

アップロードへようこそ

エピソード1『アップロードへようこそ』”Welcome to Upload”

あらすじ

自動運転の車が事故を起こした後、ネイサンはガールフレンドの家族が使っているデジタルの死後の世界であるレイクビューにアップロードされ、顧客サービス係のノラと出会う。

ネタバレ感想

これまた面白いアマゾンオリジナルのドラマを発見しました。

死後の世界?アップロード?SF系か?という感じですが、まあ概ねそのような感じです。

時代設定は2033年らしく、近未来が舞台となっており、中流階級貧困層など部分的に見れば今と何ら変わりなく、ハイソになるほどぶっ飛んだ未来感が味わえます。

この世界では、現実世界で死ねばそのまま死後の仮想世界にアップロードされる仕組みとなっており、それがビジネスとして周知されているのが特色です。

仮想世界にも種類があり、ホライズン社の提供する『レイクビュー』と呼ばれる死後の世界はゴージャスでいかにもセレブ向けなエリアだそう。

アプリ開発者の〈ネイサン・ブラウン〉は、AIがオートモードで操作する車に乗りながら、故障するはずのない自動車が路駐トラックを認識せずに猛スピードで突っ込み自動車事故を起こし病院へ運ばれます。

どうやら「普通に死ぬ」という選択肢もあるらしく、息を引き取り人生に幕を閉じるか、まだ息のあるうちにアップロードして永遠の時を過ごすかの二択から選ぶみたいです。これも多分金銭的な事情で選ぶ余地のない層も多いような感じでしょうが。

恋人の〈イングリッド〉に泣き落とされ、アップロードの同意にサインをしてしまったネイサンのスキャンが開始され、レイクビューへと飛ばされる事になりました。

ホライズン社のアップロード顧客サポート担当として勤める〈ノラ・アントニー〉がマニュアル通りに、新規の顧客となったネイサンの脳へ直接語り掛けながら死後の世界での生活をサポートしていきます。

現実世界を元に作成されたアバターが使用されるだけあって、白黒写真を元にすればその辺を歩くおばさまも血の気がなくギョッとするようなモノトーンというのも面白い。

生前の記憶がデータ化されており、記憶ファイルとして過去を覗き見れるようですが、ネイサンの記憶ファイルには一部破損が見られるのも気になります。そもそも死因が起こるはずのない自動車事故というのも仕組まれた感満載です。

レイクビューは思ったほど完璧ではなく、あくまでも人工的に作られた窮屈な閉鎖空間で、これが永遠に続くのかと思うと絶望する気持ちもよく分かる…。人が多すぎて処理落ちしたり波のせせらぎに使われているループ映像の違和感だったりと心がザワザワするような感覚になります。

ネイサンも新人の洗礼なのか、この世界の違和感が気になり、何をするにもアプリ内課金で嫌な現実感があるところや、この先の途方もない人生を考え自暴自棄になり、仮想世界と現実世界を繋ぐデータ上の三途の川に飛び込もうとしたところをなんとかノラの説得で思い留まりました。

ノラは母親を亡くしており、あまり体調が宜しくなさそうな父親にアップロードを勧めたいようですが、父は普通に死んでいった奥さんの元へ行きたいと頑なに拒否。

確かに娘がホライズンに勤めているならいつでも話せるし寂しくはなりませんが…なかなかに闇深さも感じる仮想世界へ永久に飛ばされるなんてごめんです(笑)

 

現実世界でももちろん科学技術は発達しており、食事も3Dプリンターで作り上げられたりとありそうな面白さなのですが、何もないところから魔法のようにポンと出現する訳ではなく、しっかりそれぞれの成分だったり食材?のカートリッジがありそれらをベースに配合して出来上がり、という妙に現実感のある仕組みにも感心させられました。

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