海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボットシーズン4　10話ネタバレ感想

エピソード10『消滅した』”410 Gone”

我々はドムリーンを熱烈に支持する

チャンさんのところにFBIが踏み込んで終わっていましたが、報道機関にも揉み消しを謀る事すらできず「中国政府高官がダーク・アーミーのリーダー〈ホワイトローズ〉と判明」と大々的に流れております。

そんな事よりディピエッロさんはよくあの状況から助かりましたね、さすがソルジャー。

しかし隠れ家にいるという家族の無事を自分の目で確認したいと訴えるも、FBIに居ながらスパイ行為を働いていた事でダーク・アーミー側の人間だという疑いが完全に晴れずそれすらも叶わないようです。どちらにせよ大怪我負ってるのでしばらく療養に集中して頂きたい。

それでも、病院に拘束する権限がないのだからとナースに頼み込み退院の手続きを取るのがディピエッロさんらしい。退院早々チーズホットサンドを焼き始めるのもなんだかジワります。海外にはお粥とかそういう病人食的な位置づけのものはないんでしょうか？オートミールとかそれに近い気がしますけど。

そこに必死に病院を調べるも退院したと聞いて面食らい訪ねてきたダーリーンが「兄貴と高飛びするから一緒に来て、落ち着くまで私たちと居るべきよ」と誘うのですが、「査察が終わるのを待つ、でないと家族に会って巻き込んだことを謝らないの」と危険を承知で残る気満々です。

「無駄死にはさせない！今度こそ大事な人を守りたいの」と半狂乱になりディピエッロさんが友達扱いするアレクサを叩き割って荷造りするダーリーン(笑)気持ちは分かりますけどなんというどっちもどっちな人達でしょうか。

結局エリオットとの潜伏先のモーテルに引き摺って来れたみたいですが術後の体調なんかも心配ですな。

やるべき事がまだあるため、ワシントン・タウンシップに戻ると決めているエリオットとはついにここでお別れです。

フリーの殺し屋に転身したレオンを用心棒に雇っているらしく何となく安心できましたが、拉致された時にあの小屋で4人も撃ち殺したレオンを目の前で見ていたディピエッロさんはさすがに信用し切れていないっぽいですね。そりゃそうだ。

途中トイレ休憩で寄った大きな公園ではたくさんの人々が休暇を終えて日々の生活に戻ろうとしていますが、そこでダーリーンがあるサプライズを仕掛けます。

世界中の人々のウォレットにデウス・グループから盗み取ったお金を匿名で平等に送金したのです。もちろん隣にいたディピエッロさんにも多額のE・コインが送金されたのですが、「これは窃盗だわ、こんなの正義じゃない」とお説教が始まりました。

「この史上最大の富の再分配こそ正義のあるべき形だよ」と反論し、雄叫びをあげ続けるダーリーンに対しても同時多発的に莫大な金額が振り込まれ歓喜のパニックを起こす周囲の人々は穏やかな表情で笑顔に溢れて見守っています。

ダーリーン自身はこの金を貰っていない風だったのでこれは素直に良い話かもしれません。

空港まで送ってくれたレオンと別れた二人でしたが、ディピエッロさんが空港の売店をフラついているとなんとなんと眼鏡オヤジと遭遇してしまったのです…！

命令に背いて指令係を殺した自分をどうか見逃してくれと頼むディピエッロさんに対し「あの女は問題児だった、皆感謝してるさ」と何でもないように話し、さらにはダーク・アーミーはもう逃げ出しておりダーリーンやディピエッロさんに構うほど気にしておらず心配する必要はないと言われます。本当ならかなりの朗報ですが。

もう逃げる必要がなくなったから「私は行けない」とブダペスト行きを断るディピエッロさんは、不安定なダーリーンから捨て犬のような表情で縋られている風でしたが、本当に助けが必要なのは自分で自分に重圧をかけ続けるディピエッロさんの方でもあるのかもしれません。

涙のハグをしながら、心の準備が整い次第真っ当に能力を役立てるようにとサイバー軍で働く友人の電話番号を教えたディピエッロさん。

一人きりでの搭乗待ちでパニック発作をおこしかけながら引き返すダーリーンと、やはり出口から引き返してきてダーリーンと共に搭乗するため飛行機に乗り込んだディピエッロさんはまさかまさかのすれ違いに。あ〜〜〜。

▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード11

何かとサバイバル。