海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン1　11話ネタバレ感想

エピソード11『チャック VS セダン』“Chuck Versus the Crown Vic”

あらすじ

ネタバレ感想

「女は嘘つきだ、信じるなやつらは不可解だ、温かいが首がチクチクするセーターみたいなもんだ」とのモーガンの御意見は変に納得というかいいとこ突いているんじゃないかと思わせられました。

バイモアの出張業務で船内pcのインストールに出向いたチャックは、そこで大量の札束を目にし、その中の一枚を見た途端インターセクトが反応して偽札だと気が付きます。

財務省が長年追ってる偽札と同種だそうで、船の持ち主の世界的大富豪〈ロン・カーク〉が主催する慈善イベントに潜入して真相を探れというのが今回の任務。

台湾への寄付金を募るパーティーとの事ですが、何やらカークと言い争っている台湾の外交官〈ラシャン・チェン〉を見てすぐに、この慈善イベントで偽札を洗濯していると把握したチャック達。

サラが得意の色仕掛けで後日ボートに乗せてもらう約束を取り付けたのですが、ブライスとの駆け落ちが稀有に終わったのも束の間、チャックには甘過ぎる程過保護だったサラの態度が豹変し冷たくなった事が手伝って、カークとの仲を阻止したいチャックも暴走して駆け付けます。

そこで薬の積荷を見たチャックが偽札の原版が入っている事をインターセクトで知った事で、ケイシーも部隊を引き連れ強行的に踏み込むのですが、実際に開けてみれば積荷の中身は台湾へ送る救援の薬しか入っておりません。

要人のカークを怒らせた事でケイシー達は任務から外されカークへの接触禁止命令が出ます。チャックのインターセクトの誤反応に関してはどう考えてもサラへの抑え切れない感情が影響していると考えるケイシーとサラ。

同じ頃、モーガンは台湾から来ているアンナの両親に紹介され、外交官のボートに招待されており、楽しそうな様子がチャックにメールで送られて来ました。

何気なくその写真を見ていたチャックですが、ボートの後ろにチャックが誤認した箱と同じものが積んであり、脇には外交官チェンの姿も。

慌ててケイシーに伝えるも、命令は絶対なケイシーでは動いてくれず、サラの元に事実を知らせ二人で港に駆け付けます。

ただ、ケイシーもチャックの影響を随分受けているのは明らかで、「インターセクトを守る」という大義名分を掲げて駆け付けてくれました。人間味が出て来ている感じがニヤリとします。

世界一呑気なモーガン達も乗せたボートは出港していく真っ最中で、船体にミサイル誘導装置を視認。どうやら証拠隠滅のためにカークの船からミサイルが発射されようとしているのです。

カークの気を逸らすための小芝居を打つのですが、この時のチャックが茶番劇とは言えリアルに美女に尽くして捨てられる哀れな男のような悲壮感がありかなり笑えます。

ミサイルはまさかのチャックの股の間をすり抜け発射されてしまうも、機械に強いチャックのお手柄で誘導ソフトをリセットした結果、モーガン達の乗る船には届かず…しかしリセットしただけでは発射地点に戻ってくる、つまり自分達が今乗っているカークの船にミサイルが向かって来てしまいました。

焦りに焦る中で、新たな着地点を入力するため、GPS座標がすぐに分かるケイシーご自慢の愛車にロックオン(笑)こういう細かいところがいちいち伏線になっていて全て笑えるのが素晴らしい。

アンナとモーガンの仲もですし、無条件で信頼関係が出来上がっているサラとチャックも『友達』ではありますが、絆がより一層深まったようでめでたしな展開に。

閉店後の店内をクラブ状態にしてホリデー・パーティーを楽しむバイ・モアで働きたい…と切に思います。

ただ一つ気になるのは、ケイシーの元にかかって来た長官からの連絡で、秘密裏に造られていた『新インターセクト』なるものの試作品が完成したらしく、それが問題なく稼働すれば現インターセクトのチャックは処分されてしまうのだとか。なんだかんだでいいトリオになってきたところですがケイシーが情で動いてくれる展開は来るのでしょうか。

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