海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン1　12話ネタバレ感想

エピソード12『チャック VS カサブランカ』“Chuck Versus the Undercover Lover”

まさかまさかの堅物ケイシーの過去のロマンスにニヤニヤが止まりません。普段とギャップがあり過ぎてそりゃチャックも人間味があった事に安心して親近感わきますわ。

そのケイシーのお相手というのが、報道写真家の〈イルザ・トリンキーナ〉という美女なのですが、彼女は爆破テロに巻き込まれて亡くなっているという暗い過去も同時に発覚。

セレブのストーキングを楽しむジェフが、とあるホテルの宿泊者名簿をハッキングし、その犯罪を嗜めると同時に名簿を目にしたチャックのインターセクトが反応します。

旧ソ連の武器商人〈ドミトリー・シリャク〉に始まり、武器商人や密輸犯といった偽名と偽旅券を持つ名だたるロシア人犯罪者がグランド・セビルで会合を行うという情報を掴み、いつものトリオで潜入に向かう事に。

犯罪者の名前の中に唯一民間人であるイルザの名前が入っており、NSA局員と交際、つまりケイシーの元カノだということまでインターセクトで分かるとは(笑)

インターセクトのおかげで集会の目的が、ロシア議会転覆を目論む〈ビクター・フェデロフ〉と、その花嫁として紹介されるイルザの結婚式だったそうで。

直前にケイシーと奇跡の再会を果たした矢先に悪党との結婚を知るなんて辛いところではありますが、ケイシーがプレゼントとしたネックレスを付けていたあたり運命的なものも感じます。

今回はやけに興味津々でケイシーにお節介を焼くチャックのおかげで？死んだと思っていたはずの元カノが、民間人ではなくフランスの諜報機関に属するスパイだったと知る事になりました。

彼女もまた任務でフェデロフを追っている身ではありますが、隙のない組織だけに内側から潰すしか策がなく寝技を使っていた、と。

生きていた事を喜べばいいのか、騙されていた事を嘆けばいいのか、複雑な感情が渦巻くも、イルザがわざわざ返しにきたネックレスの中に長距離型盗聴器が仕込まれているのを発見したチャックとケイシー。

スパイだと発覚した時の会話ももちろん盗聴されているわけで、彼女の身の危険にすぐさま駆け付けようとするケイシーには愛を感じました。

ベロベロに酔っ払っているわ、周到に先回りされているわで二人してすぐにとっ捕まってしまいましたが(笑)

そこからはアクションゴリゴリの力技で乗り切り、今まさに結婚の誓いが交わされようとしているテラス脇のプールへダイブをかまして当たり前のように無事なタフさを見せつけてくれました。

駆け付けたサラと同じく女スパイのイルザが阿吽の呼吸で形成逆転したのはカッコ良かったです、お見事。

なんだかんだと気持ちが通じ合っていたイルザとケイシーですが、イルザはまた新たな任務にたつらしくこれでお別れというのがスパイの辛いところ。しっかりチャックの覗き見も把握しながら濃厚な別れのキスをかます二人はお似合いのカップルでした。もう見られないのが惜しいですね。

そして、今回の一件でまた少しチャックとケイシーの絆が深まったように思えましたが、新インターセクト完成への布石でしょうかね。

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▼次回、エピソード13

何かとサバイバル。