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海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャック シーズン4 24話ネタバレ感想

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エピソード24『チャック VS クリフハンガー』“Chuck Versus the Cliffhanger”

あらすじ

いよいよ結婚式。だがチャックには、花嫁にキスする前にやらなければならないことがある。ビビアンが結婚式を破壊するのを阻止することだ。だが、ビビアンを捕らえるためヴォルコフに接触しようとしたチャックの前に、CIAの強力な司令官、デッカーが現れる。一方、モーガンは、誰にも想像できなかったステージに突入してしまう。

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ネタバレ感想

医師であるエリーとデヴォンが居てくれたお陰で素早く適切な応急処置を取れたサラはなんとか一命を取り留めてはいるものの、あくまでも時間稼ぎにしかならず結婚式を目前に最愛の人を失いそうなチャック。

毒を作った張本人に聞くしかない、とノースマンについてアレクセイ・ヴォルコフに聞きに行こうと決断しますが、ヴォルコフとの面会には手続きが必要でかなりの日数が必要になると話すケイシー。間髪入れずにリバーヒル刑務所への侵入を決めるチャックにケイシーも頷きます。

潜入は二人が、そしてキャッスルからの遠隔サポートはメアリーが担当して刑務所内に入り込みますが、ヴォルコフの房が開いているだけでなく中には誰も居ません。

おかしな状況を見てすぐに、『エージェントXの秘密』について知ってしまった自分達に政府からの刺客が送られたのだと悟るケイシー。

〈クライド・デッカー〉を名乗る人物がモニターに映し出され、「Xおよびバトウスキー計画は白紙に戻される、以後CIAの協力はない」と言い放たれてしまいました。しかしサラの生死が懸かっている状況で怯むチャックではありません。

モニターを壊しCIAの大物デッカーを敵に回したチャックですが、ベックマン将軍がこれまでのよしみでヴォルコフの移送先を教えてくれただけでなく、彼女の権限が使えるIDを貸してくれました。

エリーによればサラの容体は悪く12時間がタイムリミットだとか。

1時間も前に出発した護送車を襲うしか手段はなく、キャッスルにあった時速400キロ出るという試作機のバイク『ナイトホーク』をかっ飛ばしヴォルコフを追うチャック。インターセクトだとこんな時にも便利で羨ましい。

もちろん速いだけではなく、キャッスルに居るケイシーの操作でガトリング弾、そしてミサイルが護送車に撃ち込まれます。

しかし、ヴォルコフ奪還に成功したように見えた相手は、政府の陰謀で元の人格に戻されたハートリーでチャックの事さえ覚えても居ないのです。

連れ帰って来たヴォルコフ改めハートリーは、30年の記憶が無いまま本来の自分に戻ってしまい浦島太郎状態。この時間の無い時にどうしたものか。

そもそもインターセクトで2ヶ月だけヴォルコフになるはずだった実験が失敗しての30年ですから彼もかなり悲惨な被害者なのですがね。

ノースマンはハートリー時代に犯罪組織への抑止力として作ったものらしく、そこの記憶はあるようで安心しました。

解毒剤は『イリジウム5』、ハートリーが作れると分かり病院へと急ぐ一行。

しかしサラにノースマンを使ったヴィヴィアンが、自分が知らない間に作っていた娘だと知り更なる動揺が走るハートリー。

イリジウム5を注入し、進行が遅くなったものの体温の上昇は続いておりサラの症状は悪化している状態に。

メアリーによると、4年前ヴォルコフはファイル名【鉛製エプロン】という開発を進めていたそうです。

ハートリーには記憶がありませんが、ヴォルコフは解毒剤が5では弱く6が必要だと知っていたのだと気付き、【鉛製エプロン】を研究していたモスクワの施設に手掛かりを捜しに急ぐ事に。

病院を飛び出た途端デッカー率いるCIAに包囲され、インターセクトで応戦しようとするも対策を練られている状況ではなす術もなくハートリー含むスパイ陣は揃って拘束されてしまいました。

チャックはクビ宣告され、CIA所有であるインターセクトを回収する、と無理矢理抑制装置を付けられてしまいます。

ケイシーはキャッスルで大暴れし、モーガンに連絡して病院で待機するCIAを始末するよう指示。デッカー達追っ手をケイシーが引き受けてくれ、インターセクトが無く丸腰なチャックとヴォルコフ時代の記憶が無くただのビビりおじさんなハートリーがモスクワへ向かう事に。

ヴォルコフ産業への侵入にこれほどうってつけな人物は他にいませんが、「昔の自分になれば入れるはず」とアドバイスされ、記憶がない頃の自分に対して『卑劣で尊大で陰険、更には道徳観念無しで鼻持ちならん』と怪物のような評価をされるハートリーに若干同情してしまいます(笑)

「必ずサラを救え」と言い残し、昔自分用に作った足のつかないIDを渡してくれたケイシー。将軍も言っていた通り、解毒剤が手に入ればすぐにでもサラと身を隠さないといつ消されてもおかしくない状況です。これがケイシーやメアリーとも最後の別れになるかもしれないだなんてそんな…。しかしサラが助かるかもまだ分からない状況では先に進むしかありません。

丸腰でヴィヴィアンに会いに行く事になりましたが、ギリギリのところで怖気付いて逃げ出していたハートリーが戻って来てくれ初めて会う娘と話してくれます。それでも会社を背負い取り返しのつかない人生を歩み出した自分に後戻りは出来ないと強行な姿勢を見せたヴィヴィアンを見てチャックは胸ポケットに入れていたケイシーからの餞別を思い出しました。

足のつかないIDがあれば会社は捨てる事になってもどこかで二人きりでやり直せる、ととにかく今はサラを救う為に自分達の安全を捨てる覚悟を見せたチャック。

こうして解毒剤を手に入れたチャックは病院へド派手に戻り、待ち構えていたデッカー達と睨み合いになりますが、どうやらヴォルコフ産業が力を貸してくれたようでチャックこそがマグネット、つまりオトリだったのです。

どんどんパラシュートでロシアの特殊部隊が降りて来て形勢は逆転しました。

デッカーも関与した証拠が詰まったX計画のファイルを盾にサラや友人、家族に手を出さない事、そして辞職を告げたチャックは急いでサラの病室へ。

全員の奮闘のおかげで回復したサラとようやく待ちに待った結婚式を挙げる日が。

シーズン1から見てきて二人の結婚式、そして夫婦として認められた瞬間というのは感慨深いモノがありました。

どうしてこのシーズン4最終話で完結じゃないんだと思うほどの集大成です。

新婚旅行から戻ったチャックは設備がゴッソリ引き払われた後のキャッスルに置かれた自分の私物を見つけますが、その時目の前のモニターが繋がりデッカーの姿が。

インターセクト、フルクラム、リング、エージェントX…これまでの全てが偶然などではなく仕組まれた計画の一部だと意味ありげに話すデッカー。

父の死にも関係のある謎の陰謀を放ってはおけないチャックは、同じくCIAをクビになったケイシーやモーガンを誘って独立を持ち掛けました。

基地になるのは最近買収されてしまったらしい新生バイ・モア。ハートリーから結婚祝いで貰ったのはなんとヴォルコフの資産、総額8と億7700万ドルだったそうで、サラとチャックがバイモアの新オーナーだったのです(笑)

地下ごと買い占めキャッスルに最新の設備を一新するようでフリーのスパイというのはこれまた面白くなりそうです。

そして、チャックの私物段ボールに入っていたベックマン将軍からの餞別のサングラスを手に取りかけたモーガンにはお決まりのアップロードが(笑)モーガンもまた適性があったのか(笑)

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▼次回、S5エピソード1

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