海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　4話ネタバレ感想

第4話『対抗馬調査』“Oppo Research”

あらすじ

アリシアが州検事立候補を検討してみる事にするによってイーライは彼女を納得させるために尊敬されているキャンペーン・マネージャーを呼ぶ。スティーブン・パスカル、ゲスト主演。

ネタバレ感想

あのアリシアがイーライ相手に緊張して必要以上におもてなししようと空回りしているのが、政治家として出馬する事への最初の一歩がいかに大事か改めて思い出させてくれます。

普段から法曹界で働き周辺人物も政治家が多いアリシアを見ているので気軽に考えがちですがそういえば普通に専業主婦だった時期からそう年月は経っていませんしね。

とにかくアリシアの選挙参謀としてアドバイスに来たのはイーライ…だけではなく、イーライから専任が必要だと推薦された大物選挙コンサルタント〈ジョニー・エルフマン〉です。

かなりのやり手らしくてよほど重鎮の趣がある人物を想像していると、意外にも若くてハンサムな男が訪ねてきました。

出馬をするとなれば対抗馬調査を行われるのは当たり前なので、ライバルから攻撃される前に自分達でセルフ調査を行い出馬前に対処していこうと準備をするようですが、聖アリシアにもほじくれるところは何気に多くあったんですね〜。

中でも驚いたというか、キャラ設定的に後付けだろ！と思ってしまったのがザックのニーサ中絶事件です。いやぁ、なんだかアリシアの出馬に対する前途多難さをアピールするためにザックが悪者にされた感が拭えず、途中までただの誤解かと思って見ておりました。

ただ、ザック本人もニーサを妊娠させてしまい中絶手術に付き添ったと認めておりますし事実なようで…母親であるアリシアが激怒するのは理解できるんですが、これまであんなに溺愛してた息子からの一度の裏切り、というか隠し事で「州検事選挙に出馬する事になったの政治家になるには母親としての適性も問われるからマスコミに聞かれたら良い母親だと答えて 母は援助も申し出て産むように言ったけど自分の判断でした事だと言って」と言い放ちました。

突き放すまではまだ分かるものの事実と違う事を自分のキャリアの為だけに言わせるのかと思ったり思わなかったり。

これまさにピーターに自分の仕事で有利になるから離婚はしないと宣言した時と似た雰囲気を感じるのですが、顧客だけでなく家族に対しても『他人は二の次』精神がどこかであるのかもしれません。

まぁ、今回の件はかなり重大な事実を隠していたり、ましてや人命が関わっているようなやらかしだったので当然の怒りではありますが、夫ならまだしも我が子にまで救済措置の無い冷酷さを見せるとは意外でしたが。

他にも弟オーウェンの恋人に関するセクシャルな問題や母ヴェロニカがショッピング中によその子供の尻を叩いた映像があるなど家族の問題を一つずつ片付けていきます。

フィンがアリシアの自宅から朝帰りしたかのようなあの写真も本人に「何か聞かれたら証言の準備をしていたと言って」と根回しし、麻薬王ビショップとの関わりがマズイとなれば、ケイリー逮捕の件で利益相反になるのをいい事に光の速さで今後の付き合いをやんわり切ったりともうやる気まんまん。

このやる気まんまんの一因になったのが、ネットでのアリシア基金にあったわけで、これを見つけてきたグレースからは「みんながママに期待してるのよ」なんて持ち上げられた事も少なからず関係しておりました。

ただ、これ。急にアリシアが手を引くと言ってきた本当の理由をカリンダに探ったところ、出馬に際して存在そのものが邪魔になるという理由だったと知ったビショップが設立したものだったと発覚します。

おぉ…麻薬王から直々に応援されているとは聖アリシアのイメージが揺らぎますなぁ。

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