海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　3話ネタバレ感想

第3話『聖なる仲裁人』“Dear God”

ケイリーの公判前釈放事務官、ジョイ・グルービックが彼の同僚を問い質して、その後の決断次第でケイリーが自由の身になれるかが決まる。アリシアとディーンの訴訟のケースがキリスト教の仲裁に移動され二人は新領域に踏み込んでいる。

キリスト教の仲裁所なんてものがあるんですね。全くの新しいシステムに驚きながらもグッド・ワイフらしく皮肉が込められているなぁーとゆるゆる見ておりました。たしかに法廷の場って依頼人達が置いてけぼりで弁護士同士の罵り合いに近い争いに発展してしまう事もしばしばです。

そんな中誰よりも冷静に依頼人の気持ちに寄り添えていたのは保釈中のケイリーでしょう。

担当官〈グルービック〉と事務的かつ形式的なやり取りを繰り返していたケイリーやアリシアとダイアンでしたが、ケイリーの保釈取り消しを要請していたフィン達に対し、最終的に彼女の『個人的な意見』が決め手となり無事に保釈は続行となりました。

いかにもお役所仕事的な彼女の物言いを見てきていたので証言台に上がった時はケイリーならずとも見ているこちらまであぁ、駄目か…？と思いましたがしっかりとケイリーを評価してくれていたのですね。

保釈の取り消し申請にあたり、カリンダが失踪した証人のトレイに接触していた事が脅しに繋がったと糾弾されておりましたが、これは全くの逆で、ビショップに密告者の名前を話さざるを得なかったカリンダがせめてもの救いにと、ビショップに殺される前にさっさと逃げるよう教えていたようです。

まあそんなこと証言できるはずもなく、カリンダはトレイの妻が極悪犯罪者と1年以上交際していた事実を突き止め、トレイが邪魔になったのだと暗にこの恋人から殺された可能性を示す事でなんとか回避したのがさすがでした。

さて、引き続きの保釈が決まったケイリーに対し、カストロは相変わらずアリシアとバチバチです。

ここまで来てもまだケイリーをぶち込む事を諦めていないばかりか、自分の対抗馬として選挙に出るのは、恋人だったウィルを死なせたと思っているからその報復なのだろうとお門違いな事を言ってのけたカストロ。

本人は出る気は無かったのにウィルの名まで出して煽りに煽られアリシアが黙っているはずもありません。

女性運動家のシンボル〈グロリア・スタイネム〉本人から期待していると後押しされていた事も手伝ったのか、その足でイーライの元へ向かったアリシアは自分の出馬に関してどんな戦略があるのかと尋ねるのでした。

いやぁ〜、カストロも馬鹿ですね。黙っていりゃ出馬なんて考えていなかったものを。

しかし、アリシアがもし州検事になるなんて事になったら事務所はどうなるんでしょうか。

アゴス&ロックハート？元々は師弟関係にあった二人でもなんだかしっくり来ません。

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▼次回、エピソード4

何かとサバイバル。