第10話『裁かれる弁護士』“The Trial”
あらすじ
ケイリーは裁判で司法取引のオファーをもらって、真面目に監禁を検討する。そしてアリシアの州検事キャンペーンはたけなわだが、母と娘の間の冗談が問題を起こす。
ネタバレ感想
一気見しているからこその飽きなのか、ストーリーの割にダレを感じ始めております、グッド・ワイフ。このエピソードで通算122話にもなるのでそりゃこんな時期もあるか、と納得してみたり。
アリシアはとんだブラックジョークを娘と楽しんでいたらしく、風邪を引いているグレースを体育で走らせた教師を刺し殺すと『ジョーク』で書いた手紙を没収され学校から呼び出しを受けます。
いくら選挙前の事で親子で楽しんでいただけのドラマの引用だったといえ、弁護士としてのリテラシーというか倫理観的にこれはアリなんでしょうかね、と苦笑いしてしまいます。
この手紙を没収した社会科の教師からは、選挙中のアリシアに対し事を大きくしない代わりに州検事として教育委員会的位置付けにある職を便宜するよう分かりやすい強請られ方をしたりする事になるのですが、これを飲んだ方が無難だと諭す参謀達の意見を拒否しているのは倫理観からのものらしいのですがそれ以前に自分がなぁ…とも思います(笑)
まあ弱みを握ったつもりで大きく出た教師もいけすかない感じではありましたが、結局は事態の沈静化をはかったピーターが彼らにご立派な地位を与えた事でマスコミには手のひら返しの対応をしてくれ事なきを得た感じです。
そんな事よりも今回ラストにとうとうケイリーはやってもない罪に対して正式に有罪を認めてしまいました。
どうにも追い詰められ、ようやく探し出した証人からはビショップの手配で有罪判決に繋がる証言までされてしまいあとが無くなったケイリー。
逃げられないのならばどう転ぶか分からない上訴に賭けるよりも司法取引により、4年の実刑、模範囚ならば2年の刑務所行きを選んだという事です。
苦々しいながら圧倒的なパワーに屈してしまった瞬間でしたが、最後の最後でビショップから海外に逃がしてやるから自分に忠実な弁護士活動を行えと誘われるも、自分が逃げれば130万ドルもの保釈金が事務所から没収されてしまうからそんな裏切りは出来ないとこれを断ったケイリーは立派でした。
何か救済措置はないものでしょうか…。アリシアのジョークな脅迫はチャラでケイリーの仕組まれた映画へのツッコミは実刑だなんて、こんなのあまりに貧乏くじが過ぎます。
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