海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン2　11話ネタバレ感想

エピソード11『チャックＶＳサンタクロース』“Chuck Versus Santa Claus”

あらすじ

クリスマス･イブ。バイ･モアのスタッフは、飾りつけをしながら、カーチェイスの中継をテレビで見ている。

ネタバレ感想

ブラックフライデーに続き、クリスマス・イヴはビッグ・マイクの商売根性が顕著になるシーズンです。

今回はただのセールではなく、客の駆け込み需要にあわせて値段を15%も釣り上げるという足元を見た戦法を取るそうですが(笑)

戦に合わせて職員総出で開店準備をこなしていた店内に、「客で混む前に家族割を使おうと思って」とエリーとオーサムがやって来ますが、そんな矢先にテレビでも生中継されていた警察車両とカーチェイスをして逃亡劇を繰り広げていた犯人の車が店に突っ込んできました。

そのまま車から出て銃を武器に立て篭りを決め込むしかなくなったどこか憎めない男〈ネイサン・ライヤソン〉通称ネッド。

店長や副店長も居る中、責任者として矢面に立たされる事になったのはもちろんチャックです(笑)

そんな様子を半ばやれやれ感すら醸し出しながら監視カメラでチェックしていたのは基地にいるサラとケイシー。

特に危険人物でもない民間人相手に銃を持って乗り込もうとする戦闘狂ケイシーでしたが、そうすれば立場とチャックの正体がバレてしまい、家族や友人もろとも地下室行きになってしまうと止めに入ったサラの意見が取り入れられ、犯人は警察に任せてチャックの身柄だけを密かに保護する運びとなりました。

当たり前のように従業員控え室のロッカーの裏が基地と繋がっているんですね(笑)

エリーを残して自分だけ逃げるなんて無理だとゴネたもんで、ケイシーとサラまで見つかってしまい、銃を始めて触るらしいネッドは操作を誤り発砲。なんとケイシーの足の指が吹き飛んでしまったのには不謹慎ながら笑ってしまいました。撃たれたのが誰よりもタフなケイシーで良かったし、医者のエリーとオーサムが居てくれて良かったです(笑)

その後もチャックの提案はどんどん受け入れるネッド。人質の全員が家族や大切な人に自分の無事を伝えるため電話連絡を許可してもらったのですが、ケイシーまでもが隠れてこそこそと「お母さん、ジョン坊やです…」と連絡を取っているのに対しサラの手持ち無沙汰感が切なくなります。チャックがいてくれた良かった。

この危機的状況にありながら商品棚に隠れてサラに1日早いクリスマスプレゼントとして母のブレスレットを渡すだなんてロマンティックが過ぎるのです、まったく。

事態は急展開を迎え、丸腰で交渉に入って来た警察〈マウザー〉と人質二人を解放する流れになるのですが、一刻も早くチャックが脱出を拒む原因でもあるエリーを解放したい気持ちとは裏腹に負傷者としてケイシーが選ばれます(笑)

そしてもう一人に関しては、自分に親切にしてくれたお礼に、とチャックの恋人であるサラがネッドから選ばれ頼みの綱がまるっと居なくなってしまう事に。

さらにはインターセクトでマウザーがフルクラムだと分かったチャックは静かに修羅場を迎えております。

ネッドに対し、マウザーは信用せず、実は政府の人間に護衛されている身だから自分だけを残して他を解放するよう頼み込むチャックですが、どうやらここもグルだったそう。

マウザーは、NSAのケイシーとCIAのサラが誰かを守っている事までは掴んでいたものの、護衛対象が分からずにネッドを送り込み調べをつけていたというわけです。

おどおどした態度は演技で、最も強敵と思われるケイシーをある程度戦力外にするためわざと指を狙ったと考えればなかなかのやり手じゃあないですか。

ブライスとインターセクトを要求するマウザーから「協力しないとエリーを撃つぞ」と脅されたチャックは、ついに自分の脳内にインターセクトが入っていると明かしてしまいました。

バイモア店内では後を託されたオーサムが男性陣を率いてネッドの取り押さえに成功。

連れ去られる寸前だったチャックは慌てて駆け付けたサラとケイシーに助けられ、マウザーは任せて逃げるように言われますが、やはりサラが心配になり引き返します。

どうせ自分を逮捕・隔離したところでフルクラムは総出で救出しようと動かし、チャックはインターセクトだとバレて哀れな末路を遂げる事になるだろうと脅されたサラは、投降の姿勢を取っていたマウザーを撃ち殺しその口を永久に塞いだのでした。チャックが覗き見ているとは知らずに。