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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン3 6話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 3 [NON-USA Format / PAL / Region 4 Import - Australia]

第6話

あらすじ

牧師のトムからクリケットに誘われたトリクシーは、とびきりのおしゃれをして出かける。でも急遽、予定が変更され、たくさんの子供たちを引率するハメに。しかも途中でバスも壊れ、2人の間も気まずいことに...。

ネタバレ感想

刑務所で会った牧師のトムが前話で引っ越してきていましたが、さっそくトリクシーとのフラグが立っているばかりかデートの申し込みまで急ピッチです。

一見するとナースっぽく見えないトリクシーと牧師っぽく見えないトムでなんだかお似合いではないですか。

クリケットのお誘いにバチバチにめかし込んだトリクシーですが、その日が来ると「急遽予定を変更したんだ」と、動物園への遠足が中止になったボーイスカウトの子供達を不憫に思ったトムはおんぼろバスで彼らを連れて試合観戦に行くと言い出しました(笑)

道中お弁当と一緒にクモを食べた子供は吐くわ、バスは止まって直せなくなるわで散々な初デートに。

 

最近ロンドンに越してきたという〈フィービー〉は、駆け落ち同然で故郷を離れたそうですが、夫とは教派が違う事で希望の教会式を挙げる事も叶わず喧嘩が増えていくばかり。

それでも正式に結婚し、ついに出産の時がやってきたこの夫婦。

産まれてきた赤ん坊に喜んだのも束の間、呼吸が浅く入院が必要な状況です。

夫が無言で出て行って呼んできたのはターナー医師…ではなく牧師のトムで、すぐに洗礼の儀式をしてもらうところは海外だなぁ…と想像だにしなかった人選に感心しました。

そのおかげで分娩を担当していたトリクシーと改めてお近づきになれたトムでしたが。

そして子供も無事だったようで安心しました。

 

クレーンのハシゴから落下し脊椎を骨折してもう2ヶ月近くベッド療養になっている〈グレノン氏〉は、家族の食費のために働く妻に申し訳ない気持ちで復職に焦りますが、病状は一向によくなる気配もありません。

足の傷を見た担当のパッツィーが、戦時中に熱帯病をもらってそれが影響しているのでは?とターナー医師に相談したところ、16年もの間潜伏期間が続く可能性はないらしく、その代わり『糞線虫症』と呼ばれる寄生虫が脊椎骨折で投与されたステロイド注射によって活性化し複製を始めた事が原因だと特定できました。線虫と言えば、『天使の囀り』という小説は、ゾッとする内容でおすすめです。

どうしてそんなピンポイントで原因を掴めたのかと言うところですが、実は9歳の頃までシンガポールに暮らしていたパッツィーは父から引き離された2週間後に母と二人で日本軍の収容所に入れられたらしく、そこで事あるごとに殴られ拷問されていたと辛い過去が明らかに。

こういう戦争をメインテーマにしていないドラマでふいに出てくる日本軍の残酷さなんかを聞かされると、より目を背けたくなるというか、罪悪感に似た感情が湧き出てきます。

身内を病気と飢えで亡くしたパッツィーは、仕事は出来ても寄り添う気持ちが足りないように写りましたが、患者に対しても憐みよりも自分の出来る事をするのだという主義を曲げる気はないようです。

翌日、当番をすっぽかして朝から居なくなってしまったパッツィーに捜索願いまで出されてハウス中が心配に包まれます。

夜中帰って来た彼女によると、線虫の新薬をわざわざリバプールまで取りに行って帰ってきた、と。

トリクシーが彼女の過去をシスターに話していたので誰一人パッツィーを責めたりはしませんでしたが、非番でもないならせめて書き置きでもしてから行ってくれないと迷惑過ぎるでしょう(笑)

おかげでグレノンさんは助かり、代打を務めたチャミーから収容所暮らしの過去を聞かされていたグレノンさんから感謝と慰めのこもった言葉はしっかりパッツィーに響いたようです。

Call the Midwife [ Jennifer Worth

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▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com 

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