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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン5 3話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 5 + 2015 Christmas Special [Import anglais]

第3話

あらすじ

トリクシーは、通っていたフィットネスのクラスで講師資格を取得した。パッツィーとバーバラも彼女 の誘いでクラスに通い始め、体を動かす楽しさを実感するのだった。そんな折、トリクシーたちはイーストエンドの街角で撮影をしているカメラマンに声を掛けられ、助産婦の仕事やフィットネスの様子を写真に収めることを了承する。しかし、体の線がわかるレオタード姿が新聞の一面を飾り大騒ぎに。ジュリエンヌはトリクシーを厳しくたしなめるが、フィットネスに非はないと彼女も譲らない。3人目を妊娠中のローダは生まれてくる子を心待ちにしていた。だがパッツィーとシーラに取り上げられたその子にはある過酷な運命が待ち受けていた。(C)CTM 5 Productions Ltd 2016

ネタバレ感想

この時代にも体系維持を目的としたダイエットエクササイズジム的なものがあったのですね。

通っているエアロビ教室『キープフィット』で、最短記録をマークして講師資格を取得したトリクシーはさすが美への探究心の塊なだけあります。アルコールの問題はどうなったのかと気になりますがその辺も順調に身体を動かす事で自制していたのかもしれません。

美と言えば、お洒落にも敏感なお年頃の女性が多いナース達は一新された制服のデザインにも興味津々でキャッキャとしているのが微笑ましい。あのナース・クレインでさえウッキウキというのが可愛く見えてきました。

実際に新しい制服もウエストがベルトでキュッと絞られていてスタイルがよく見えますし、これまでの制服にしてもカーディガンやマフラーは鮮やかな赤が使われていたり、たまに出てくるロンドンの病院のナース服もメイドみたいで洒落てます。

これまた新しくなったケープに身を包みかなり目を引くトリクシーとバーバラは、「古き良きイーストエンドを写真に残したい」と話すカメラマンの〈デニー・レイ〉と出会い、被写体になる事を了承。

ちょこちょこと小さなフラグを感じてはいましたが、まさかトムとバーバラは深い関係になるのでしょうか?トリクシーの存在があるだけに気のせいかと思っていたものの、トムはかなりバーバラに好意的です。確かにバーバラなら司祭の娘で生まれながらにしてトリクシーが出来なかった覚悟も自然と身についているわけで…うーん、そうなるにはトリクシーにお相手が居ないと酷過ぎるし新たに出現したデニーとデキたり?

 

予定外の三人目を産院で出産した〈ローダ〉。

お産を手伝ったパッツィーは、産まれてきた赤ん坊を見て絶句します。手足に形成異常があり、その絵力は凄まじくかなりダークな気分に落とされてしまいました。

パッツィーからのさり気ないパスで状態を確認したシーラはすぐさまターナー医師に見せて赤ん坊を母親の目から遠ざけます。この状態であれば、内臓にも異常が出ている場合が多いらしく、長くは生きられないそうで、専門家によれば『アザラシ肢症』と呼ぶそうです。

鳴き声や顔は普通なのに手足が完全に未発達で、かなりショッキングである事は間違いないのですが、説明を受ける前に赤ん坊を見てしまった夫が「なぜ生かした!」と激怒するのに対し、ローダは「あなたは私の赤ちゃんだもの、見捨てたりはしない」と心底愛おしそうにキスしていて、やはり母性というものは凄まじく強いのだなと感じさせます。

〈スーザン〉と名付けられたその子は検査のために小児病院へ送られる事になりますが、ローダは「病院には渡さない」と譲りません。

家族の助け無しには誰のためにはならない訳で、父親を静かに温かく説得しに行った上に、用意していた服を預かりスーザンの身体に合うよう仕立て直すところまでしてやれるシンシアの思い遣りの心は泣かせます。

 

下着と見紛うようなレオタード姿のナース達の写真が新聞に載ったり、シスター・モニカもキープフィットのクラスに連れて行ったりするトリクシーにシスター・ジュリエンヌはついにノンナートゥスハウスのやり方を尊重するようお説教しますが、トリクシーなりに自分の在り方や女性達が悩まずにいられる環境にあって欲しいと真剣に考えているのです。

派手な見た目と強気な物言いのせいで反抗的な革命児のような扱いを受けますが、トリクシーはいつだってピュアな心とひたむきさを持っているというのが好きになってしまうポイントなんだなぁ。

 

デリアは健康に問題がないと医師からお墨付きを貰えた上に師長に掛け合って復職出来ることが決まりパッツィーもようやく心から嬉しそうな顔を見せてくれました。

しかし、デリアの母は「ロンドンの病院に来ると事故の事を思い出してクラクラする」と娘がロンドンに戻る事を猛反対。

母親に強く言えずウェールズに戻る事になってしまったデリアに助け舟を出したのは彼女達母娘をイースターの食事会に招待していたシスター・ジュリエンヌです。

ナース・ホームが取り壊され、一人暮らしなんて出来ないと言い張る母親に「ここに住めばいいわ」と皆の前でジュリエンヌが勧め、デリア自身も「そうしたい」と宣言してしまえば話はまとまる他ありません。これはジュリエンヌかなりのグッジョブでした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

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▼次回、エピソード4

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