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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン6 4話ネタバレ感想

CALL THE MIDWIFE - Saison 6

第4話 

あらすじ

シスター・アーシュラがノンナートゥス・ハウスの新たな責任者となり、皆は少なからず不満を抱き始めていた。そんな時、ポプラーの倉庫内で突如爆発事故が発生。中で作業をしていたジョージは目に重度の火傷を負ってしまう。彼には愛する妊娠中の妻ジェシーがいるが、目が見えなくなったことにより全ての希望を失う。ジェシーは無事に男の子を出産するものの、ジョージは妻と息子の2人から距離を置こうとする。検診にやって来たペニー・リードとその夫は共に軟骨無形成症を患っている。出産を心から楽しみにしている一方で、骨盤のサイズを見ても産むのには様々な問題がある。そして破水が早く来た彼女は急遽手術を受けることに。(C)CTM Productions Ltd. 2017

ネタバレ感想

妻〈ジェシー・マーシュ〉は、予定日に無事男の子を産みますが、倉庫内作業をする夫の〈ジョージ〉が突然の爆発事故に巻き込まれる羽目に。

ちょうど天然痘の予防接種で付近に来ていたシーラと、軍の看護師の経歴を持ちパブで働く〈ヴァレリー・ダイアー〉が消化活動真っ最中の倉庫に取り残されたジョージと同僚の〈アーサー〉を助けに飛び込みました。

アーサーはその場で息を引き取ってしまい、ジョージの方は一命を取り留めたものの、ただれが酷く目の火傷は重症で視力が失われている悲惨な状態です。

息子〈ボビー〉を一目も見る事が出来ず入院を余儀なくされたジョージは、この先回復の見込みがあるのかすら分からず自暴自棄に。

ジェシーも産後間もない身体で精神的なショックを受けると共に大黒柱を失った状態では生活の心配もしなければなりません。

彼女のお産を担当したシスター・ウィニフレッドは、出来るだけ助けになりたいと修道院の食糧を差し入れしようとしますが、効率重視で冷徹なシスター・アーシュラから「そんな事は助産婦の仕事では無いし時間の無駄、修道院には備蓄が必要だしキリがない」と切り捨てられます。

これに反旗を翻したのはウィニフレッドだけでなく、シスター・ジュリエンヌ。

フレッドから自家農園で出来た野菜を譲り受けウィニフレッドに持たせてくれました。

確かにアーシュラの言い分も一理あるのですが、それはあまりにポプラーでのやり方というか流儀に反するものがあります。エヴァンジェリーナの死を悼む街の人々の多さを見ても、やはり仁義は大切にしなければならないのです。

 

事実確認の証言のために法廷に呼ばれたシーラが、港には清潔な水すらもなく、救命活動に必要な物資が何も無かったことを訴えても裁判長は聞く耳を持ってくれません。

悲劇を繰り返さないために被害者当人であるジョージに証言を求め、「こんな姿で人前に立ちたくない」と拒んでいたジョージも、亡き親友のために戦うことを決意。

自らの足で証言台に立ったジョージのおかげで、検死官が港湾の責任者に改善勧告の書面を送ってくれることになりました。

そして、ようやく腫れの引いたジョージの目ですが、そこに光が差す事はありませんでした。

それでも家族に支えられ、希望を取り戻すあたりはやはり救いがあります。

 

揃って産婦人科にやって来た双方小人症の〈リード夫妻〉。

軟骨無形成症の女性の妊娠はリスクが高く、〈ペニー〉に寄り添い心配する担当のパッツィー。

ペニーは骨盤の狭さからも帝王切開の予定が決まっており、早めの破水で救急車が呼ばれますが、ペニーのような女性の妊娠が珍しいケースという事もあり医師は大勢のナースや研修医を引き連れ、初産に不安だらけな彼女の心情などまるで無視でただただ標本のように紹介するのが胸糞でした。

しかし、どうなるかは産まれてこないと分からないと言われていた赤ん坊は母子共に無事に帝王切開で産まれて来ただけでなく、遺伝的要素の影響を受けなかったのか普通サイズの子供だとの事。

病院に駆け付けていたパッツィーがこれを報せて、喜びと共に自分がちゃんと育てられるのかと別の不安が湧き上がって来たペニーでしたが、パッツィーがいかに母親の愛情が子供にとって必要なのかを説きます。夫婦で待望の赤ん坊に惜しみなく愛情を注ぎ、ママ友達にも囲まれて穏やかな幸せに満ち溢れている様子で安心しました。

そして、香港の父親が危篤との報せを受けていながら、最後の肉親まで失うのが怖いと見て見ぬ振りを続けていたパッツィーもペニーの件を受けてようやく事実を受け入れ父親の元へ急ぐ事に。

アーシュラからすれば『業務外』の件でペニーの病院へ駆け付けていた事に嫌味を言われても逆に捨て台詞で返したパッツィーはグッジョブでした。

パッツィーがいつまで戻らないのかは不明ですが、彼女を送り出しながらも遠距離恋愛になる事に対し涙を堪えるデリア。

二人の逢引を目撃していながら騒がず、温かい目で見守りながら、感情が決壊しそうなデリアを見ると粋な慰めの言葉を贈るナース・クレインがもう男前過ぎて(笑)

赴任当初では、ここまで良いキャラになるとは思いませんでした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

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▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

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