何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン6 1話 クリスマススペシャル前編 ネタバレ感想

CALL THE MIDWIFE - Saison 6

第1話 クリスマススペシャル前編

あらすじ

雪が降る冬のポプラーに、今年も変わらずクリスマスが訪れた。ノンナートゥス・ハウスでは夕食を取り囲み、ささやかなパーティが開かれていた。そんな折、ジュリエンヌのもとに南アフリカホープ診療所が存続の危機であるという連絡が入る。産院にシンシアとパッツィーとデリア、モニカを残し、トムとフレッドを加えた遠征チームはホープ診療所を立て直しに、真夏の南アフリカへ向かう!いざ辿り着いてみると、ホープ診療所は電気が通っておらず、設備も不足していてチームはショックを受ける。しかしそんな過酷な環境でも新たな命は生まれてくる。長年診療所で医師として働くマイラと協力し、遠征チームは住民と診療所を救うべく奮闘する。(C)CTM Productions Ltd. 2016

ネタバレ感想

フェードアウトなく子供の成長を追えるという点で、どれだけの時間が過ぎているのか一番分かりやすい指標はターナー家を見る事ですな。

修道会運営の、南アフリカにあるホープ診療所で1人の医師とシスターをまとめていたマザー・フェリシティが亡くなったそうで、閉鎖の危機にある地域唯一の診療所を救う為、ノンナートゥス・ハウスから代打で4週間現地入りする事になりました。

ジュリエンヌ御指名のトムの他に、ワクチン接種に欠かせないターナー医師も2週間後に迫る南アフリカ行きに向けて準備が進められます。

サリドマイドの件に関してやや引きずってはいるものの、意外と前向きに医療従事者であり続けるターナー夫妻は二人揃っての出向です。

シンシアは残ってモニカの世話を、ハウスの管理はパッツィーが任されるらしく、これまでの経験から腕を買われた予想外の人物フレッドまで衛生設備の整備担当で南アフリカ行きが決定しました。

お洒落とは無縁そうな僻地に飛ばされる事に真っ先に不満が出そうなトリクシーですが、そこはさすがのトリクシーで、何ら動じる事なくバカンス気分でウキウキ準備している姿に笑えます。案の定到着してすぐに乾燥した気候と不便で不衛生な現地に辟易として文句タラタラな所までセットで様式美かのよう(笑)

こうしてポプラーから南アフリカに向かった面子は、シスター・ジュリエンヌ、シスター・ウィニフレッド、ナース・クレイン、トリクシー、バーバラ、フレッド、トムの7名とターナー夫妻です。

 

地域一帯で唯一の医師として活動するだけあって、女医の〈マイラ・フィッツシモンズ〉は肝っ玉で気が強く、ターナー医師とぶつかり合う一面もありますが、それでいて患者の意思や在り方を尊重する一貫した姿勢を持っているので悪い印象を持たせません。

ただ、彼女の身体に不調があるのは明らかで、何となくですがかなり重症な予感も。

ほぼ未開の地での医療体制を整えようにも水源に問題があり、水道管を引きたい場所の土地を持つ地主が断固として非協力的なようで問題は山積みです。

 

遠路はるばるポリオで歩けなくなった弟の〈マサイアス〉をおぶって小銭を握り締めながら診療所にやって来た〈アベル〉。

「お金が足りなければ弟だけでも」とワクチンを頼みますが、既に罹患している場合にはワクチンを打っても治らないと残酷な現実を話さなければならないターナー医師。

アベルにだけはワクチンを打ってやりますが、幼くして母親を亡くしながらも弟想いで健気な兄にしてやれる事がこれだけしかないという厳しさが辛い。

更には、『バンドゥー族は白人と一緒にいてはならない』という悪しき法律があるらしく、患者とナースが楽しんでいた所を厳しく取り締まられたりと黒人差別が色濃いのも気が重くなるような現実でした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード2

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー