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海外ドラマ≫≫ウォーキング・デッドシーズン10 13話ネタバレ感想

選択

第13話 選択(What We Become)

あらすじ

バージルと共に彼の家族がいる島へ到着したミショーン。武器を渡す約束をしていたバージルだが、何を聞いてもはぐらかす彼に、ミショーンは不信感を募らせる。

ネタバレ感想

ウォーカーをペットにして放浪していた頃のミショーンが懐かし過ぎてこんな時期もあったなぁ…と変な感慨深さを覚えます。

当時はなんつーアウトローだよと思ったものですが、この先まさかリックとくっつくだなんて想像だにしていませんでした。というか今でもなんでこの二人なんだよ、と違和感があるままてますが。

ミショーンを『安全な内陸』に案内したバージルでしたが、彼の家族は既に死んでおり、ウォーカーになったとはいえどうしても家族に手を下すことの出来なかったバージルは屋内に閉じ込めた家族を刀の達人のミショーンを見込んでトドメを刺してもらうために引き込んだのだとか。

意外と自分勝手なおっさんでしたが、かつて愛した人々が変わり果てた姿になったところで始末出来ないという心情はミショーンにも憶えがあるわけですし、ここまで来たしまったからにはやるしかありません。

予想以上に数の多い屋内で盛大にやらかして爆音を立ててくれた足手まといおっさんの無能さに薄ら苛立ってきたところで、元家族との再会を見せられてしまうとさすがに切なさと同情心が勝りました。

ここまでさせといて武器庫に案内すらせず、今からボートは出せないから明日にしろと譲らないバージルに更なる秘密を予感しますがこの先の展開はやや残念な感じでした

深夜何者かの話し声につられるように建物内を探りに出たミショーンは突然バージルに扉を閉められ監禁状態に。

気を失っている間に武器は奪われ食事が置かれています。ここで謎の声の主が隣の房に監禁されている男女グループ三人のものだと分かるのですが、もともとここでバージルと研究しており友人だった彼らの話によれば、アポカリプスになってから島では来るもの拒まずで人を受け入れていたところ食糧が足りなくなって暴動が起こり、ナイフで人が殺された事件に動揺したバージル全ての扉を封鎖したそう。しかし、中に妻や子供が取り残されたままだと知らなかったバージル自身の行動が愛する家族を死に至らしめた精神的苦痛から壊れてしまった彼はかつての仲間さえ監禁して彼らの事を極力避けるようにしているのだとか。

うーーーん…なんというか驚きが薄い薄過ぎる。その上バージルアサガオの毒を盛られたミショーンがトランス状態っぽくなったりするシーンの演出は突然なんだこれと言う他ありません。

毒の影響でミショーンの心中にある自責の念が幻覚となって表れたり、過去の記憶が交錯しかつての敵に自己投影するミショーンはリックの手で殺されたりなんだか大変そうですね。

振り返って見ると救世主戦はやっぱり面白かった。

一瞬現実に戻った一瞬の隙をついたミショーンは、そばに居たバージルの足にカトラリーを突き立て逃げ出します。

お隣さんと一緒になって島から出ようとしますが、乗ってきたボートは炎に包まれており、追ってきたバージルを殺しかけますが、「情けは平穏をもたらす」だかなんだかで手を下さず。

あんなにバージルを殺す事を前提に話していた元仲間達もぽっと出のミショーンに諭され彼を殺す事はとどまったみたいです。

自分の荷物を返してもらうため保管庫に案内させるミショーンでしたが、そこで見つけたのはなんとリックのブーツ!

これには情けも平穏も無用になったようで、豹変したミショーンはバージルに詰め寄り容赦しません。

嵐で流れ着いたものだと言うのですが、他にも探すと古びたiPhoneがあり、その画面にはミショーンとジュディスらしき似顔絵、そして『rick もう少し信じてみて』のメッセージが彫られております。

いや、あのさぁ…何故日本語?世界観考えてくれよ。台無しの興醒めとはまさにこの事。

縦書きはまぁ良しとして左から始まっていたりそこじゃないだろ!の区切りで改行がされていたり。どうせこれを書くならいかにもなアメリカ製作のジャパニーズテイストだな、と分かるような出来にはしないで頂きたかった。

この激似でもないイラストを見るや否や「知ってたのね!私達を捜しに来たのね!彼はここで何を!?」と半狂乱で詰め寄るミショーン。

監禁だのなんだのと大ごとにしておいたわりにあっさり島を出られる事になったミショーンと他の三人。バージルは家族の墓前に毎日花を手向ける約束を全うするとかでついてはきませんでした。せっかくのウォーキング・デッド顔だったのにこれでサヨナラとは惜しい存在ですね。

全てはこの島でリックの存在をチラつかせるアイテムを出すことが目的だったのでしょうが、それならわざわざありがちな設定を使って監禁したりとかは蛇足だったような気が。

船の中、久しぶりのジュディスとの通信で「アルファはもう来ない」とザックリな勝利宣言を聞き、ミショーンはリックが最近まで島にいたかもしれない証拠を掴んだと語り掛けます。

自分達の事はいいから生きている可能性があるなら捜して見つけて来いとそこそこ強めにジュディスから無茶振りされたミショーンは北へ向かいました。

一人になり、かつてのようにまたペットウォーカーを従えて歩くミショーンはやたらと綺麗な毛皮を身につける人間二人を見つけて助けます。

遥か前方には整然とした大行進が見えておりますが、群れのような感じでもないし人間の軍隊とかそんな感じでしょうか?なーんかイマイチ盛り上がり切れない感じで終わってしまいました。

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