エピソード3『（ダブリンの）見知らぬ乗客』“Strangers on a (Dublin) Train”
あらすじ
私たちは列車の中で出会い、心トキメク時間を過ごし、恋に落ちた。そして、駅に着くと携帯電話の番号も交換せずに２週間後の再会を約束。運命が２人を結び付けると信じて。果たしてこのロマンチックな再会はかなうのだろうか。
ネタバレ感想
おぉ…ジョン・スノウ！GOTの何も知らないジョン・スノウ役でお馴染みのキット・ハリントンが出演しております。
大層な毛皮は纏っていない近代風もやはりイケメン。何なら渋さが増したような。
大学が閉鎖になり実家に帰る〈ポーラ〉は、ダブリン行きの列車内で二週間の一時解雇を食らい兄の家へ行くという技術者と出会います。
突然の即興ライブには笑いましたが、それも含めてなんとなくニヤニヤしながら見ていられる二人のやり取り。
この時代に電話番号は交換せず、二週間後に同じ場所で会う約束をして別れるとはロマンチックです。
2020年3月の既にコロナが猛威を奮い始めていた頃の話なだけに肘での挨拶で済ますリアルさはちょっとシュール(笑)
ポーラが中世の研究を専攻しているという話題から直球で『ゲーム・オブ・スローンズ』と出てくるのはゲースロファンには笑えるはず。
ついに迎えたXデーでは、ロックダウンになり自宅から2キロ以上の移動に規制がかかってしまいました。
一方は娘のロマンスを勝手に賭けの対象にする母親に急かされ、もう一方は意外なところで規則にシビアな兄に賭けを持ち出し説き伏せてそれぞれは駅に向かいます。
しかし周囲は検問だらけで突破は難しく、二人とも駅に辿り着けないまま家へ帰ることに。
列車で聞いていた宅配業者への電話で通りの名前を言っていたのをなんとか思い出し、張り込み覚悟で通りを目指す無謀さも、二人がこの先再会できたであろう結末を見せない余韻のあるラストシーンもかなり粋で、シーズン2の3話まで見た中ではこれが一番好みでした。
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▼次回、エピソード4
