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海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル シーズン1 4話ネタバレ感想

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エピソード4『危険な高層ビル』“Structural Corruption”

あらすじ

チャーリーが教鞭を執る大学の学生モンゴメリーが飛び降り自殺を遂げる。動機を探っていくと、彼は研究論文を進める過程で、ある新築高層ビルの重大な構造的欠陥に気づいたらしいことが判明。もしかしてモンゴメリーは、それを告発しようとして殺されたのか…?

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ネタバレ感想

今回の事件

チャーリーが教授を務める大学の学生〈フィン・モンゴメリーが亡くなる事件が起き、警察は『典型的な飛び降り自殺』だと断定。

しかしチャーリーは、風や重力の影響を考慮すればフィンの落下地点が不自然で、落下した時には意識がなかったか既に死んでいたかだと推測します。

 

事件解決の方程式

 

フィンが調べていた高層ビルの欠陥を、亡きフィンに変わってチャーリーが解き明かすことに。

 

 

ドンに「事件性がある」と頼み込んでFBIでの捜査を行ってもらいますが、殺人の可能性は完全に否定できないながらも、失恋したてで論文には行き詰まり、重いうつでの通院歴があるのに抗うつ剤は3週間前に切れているという限りなく自殺で処理されておかしくない状況でした。

それでもチャーリーは諦めずフィンの論文を調べ続け、ラリーまで巻き込んで徹底的に真相を探るつもりです。大学教授ってわりと暇なのか…?

フィンの論文は、【技師から見たヘイブリッジの建造物】というもので、ダウンタウンにあるコール・センターの設計と建築についても色々と調べていたようです。

その中にあった気象データから、ビルが受ける風の影響を予測しようとしていた事に着目し、ビルの構造上の問題を調べていたのだと気が付いたチャーリー。

実際にビルに忍び込み、とある実験をしてみたところ設計通りに造られていない事が判明しました。

何らかの重大な欠陥を見つけたであろうフィンが、オーナーの〈コール〉に何度も電話していたという調べもつき、もし手抜き工事ならフィンの発見で膨大な被害を被るわけで、建築家や建設業者の評判もガタ落ちになるのは目に見えている…つまりこれでフィンを狙う動機と容疑者が明らかに。

検死結果でも、24時間経過した事で検死直後にはなかった痣が出現。

建築会社の責任者である〈ネベルソン〉に聞き込みに行っても「ウンザリ」といった雰囲気で、警備主任の〈マッゼーリ〉のいっちょ噛みは怪しいのですが、とにかく「指示通りに建築しただけだし検査は合格しているのだからあのビルに疑問があるのならうちじゃなくて建築家に聞けよ」とあしらわれます。

建築家〈ヘイブリッジ〉に話を聞くも、こちらも収穫はないまま。

チャーリーはついに斜めから吹く風に弱く倒壊の危険があるというビルの欠陥に辿り着くも、あくまでも理論上の計算でしかなく、証拠があるわけではないので決定打とはなりません。

もはやここまで来るとフィンが陰謀で黙らせるために殺されたという説は、彼が自殺したわけではないと信じたいチャーリーの主張でしかなく、捜査を続けるのは「多くの人命が懸かっている不正建築を暴くため」にシフトしている気が。

会計記録から偶然ではありえない数字の並びの多さに気が付いたチャーリーと、そばで聞いていた父親の助言もあって、基礎工事に人件費が安くあがる不法入国者を使っていたという線で調べ上げ、基礎の溶接の責任者だった〈バビット〉に目をつけたドン達。

建築会社に再度聞きに行っても怪しさがあるだけで、バビットの自宅に直接訪れると彼はガレージで意識がないまま排ガスが漏れ出る車に乗せられた状態でした。

慌てて助け出し意識を取り戻しましたが、頭に傷があり、誰かが自殺に見せかけて亡き者にしようとしたのは明らかです。

バビットの証言で、ネベルソンの手下マッゼーリにやられたと判明。あの無駄に好戦的な建築会社の警備主任、やはり関係していたか。

経費と時間を省くため、基礎に関して全面溶接ではなく部分溶接の指示を出したと証言も取れ、マッゼーリとの司法取引の結果、業者と共謀して着服したのは支払い業務を任されていたコールの秘書だった事が分かりました。

ビルに関する不正はこうして首謀者逮捕で解決しますが、フィンの死に関しては、死ぬ前日に本人が出していた遺書が届いた事で、チャーリーにとっては後悔が大きく残る終結です。

 

癒しパートであるエプス家では今回、アランのデートで鴨を飼っている相手に鴨料理を出すというギャグ漫画のような失態が(笑)

自宅でのディナーデートに付き合わされたドンとテリーがかつてデートする仲であっただけでなく、ドンとしては未だにテリーとの初デートが印象的だったという事実が分かりました。

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▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

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