エピソード5『暗殺の確率』“Assassin”
あらすじ
ドンが入手した暗号をきっかけに、FBIは熟練の暗殺者を追跡する。暗殺者のターゲットは、ロサンゼルスに住むコロンビアからの亡命者だった。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン2 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
今回の事件
FBIの捜査を前に、逃亡を企てたパスポート偽造犯〈ヘンリー・コルフェルト〉が燃やそうとした手帳が見つかり、中には暗号と思われるアルファベットと数字の羅列が。
事件解決の方程式
転置暗号を読み解き、これから起こるであろう暗殺に関する確率を算出。
暗号ノートを見るや否や、転置暗号だと気付いただけではなく、NSAの仕事で見た情報からある特殊任務を示す文字列、つまり暗殺計画が記されていると読み解くチャーリー。
早速捕らえたヘンリーへの尋問が始まります。コルビーが同居の母親を使って脅し、「話せば俺が殺される」と怯えを見せたところにドンが「守ってやる」と飴と鞭戦法。
コードネーム〈コンドル〉という名の暗殺者にパスポートやその他諸々の偽造書類を工面してやったらしいのですが、コンドルの標的は活動家の父親を持つコロンビア人の若者だとか。
在米コロンビア人を調べてみると、それらしい人物〈ガブリエル・ルイス〉に行き着きました。
ガブリエルは父親を理由に祖国を追放されており戻れない上に、戻りたい気持ちも政治的な思惑も何も無さそうですが、どうやら殺された活動家の息子ともなれば本人の意思とは関係無い力が働くようで、むしろ芽が出る前に摘んでおこう的な話のようです。
容疑者護送の情報が漏れていたわけでもないのに、建物内から出た一瞬の隙をついて見事なスナイプで撃ち抜かれてしまったヘンリー。
防弾チョッキも貫通しており、唯一暗殺者の情報を知る男が消されてしまった今、手掛かりになるのはあの手帳だけ。
FBIが護衛についていたにも関わらず、ガブリエルは水の中で気を失っているところを発見されます。
命に別状は無かったものの、血中から筋弛緩剤が検出されただの事故ではない事は明らかな上に、第一発見者でチャーリーに言わせればコンドルの可能性が高い男にはまんまと逃げられFBIの失態は続きます。
捜査は続き、コンピューター店を装った武器屋を検挙すると、コンドルが使うであろうコンバット・ショットガンが見つかります。
そして“コンピューター店”の顧客リストに、修理の依頼を出したコロンビア領事館が載っているではありませんか。
領事館と武器調達人が結ばれた事で、領事館員が暗殺計画の黒幕と見て間違いないでしょう。
参事官に偽の情報を流してコンドルを待ち伏せする作戦に切り替えたFBI。
まんまと姿を現したコンドルはFBI相手に発砲し、ドンに撃たれて黒幕の名前を吐かせる前に亡くなってしまいます。
帰国の許可が降りたガブリエルは気持ちを新たにコロンビアに戻るそうですが、本当にそれで大丈夫なのか?と不安な幕引きでした。
エプス家のイチャイチャぶりは相変わらずでしたが、アミタとの関係がどっちつかずで、「私たちそういう関係じゃないし」と言われ撃沈のチャーリーは見てられません。
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▼次回、エピソード6