エピソード8『隠された写真』“In Plain Sight”
あらすじ
覚せい剤の製造所で起きた爆発で捜査官が死亡。メーガンは責任を感じ、事件の黒幕である麻薬王の逮捕を固く心に誓う。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン2 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
事件よりも圧倒的にチャーリー周りの人間模様だったりエプス家のやり取りが面白くなってきていたNUMBERSでしたが、ここに来てド派手に掴みは抜群な事件が。
今回の事件
覚醒剤の製造所に突入するはずが、一般市民が現れた事で中断になり犯人がこちらの動きに気付いてしまいます。
警告の電話を傍受し、電話の先へメーガン率いる別部隊が突入しようとするも、大爆発が起こり中に居た親玉には逃げられてしまいました。
事件解決の方程式
爆発した家から回収したハードディスクの中身から、画像データの復元を試みます。
玄関に張られた導線を見つけたメーガンが止めようとするも間に合わず、扉を破った瞬間に家が吹き飛ぶ大爆発が。
捜査官は死亡し、突入の指示を出したメーガンは自責の念に駆られております。
ドンの部隊が捕らえた男に吐かせた、製造所内のトンネルから逃げた親玉〈デリック・ランバーグ〉は、メキシコの別宅に逃げたのだろうという情報だけが頼りです。
現場から出たハードディスクの中身にJPEGがあることに気が付いたチャーリーは、中の画像を調べていくうちにそれが児童ポルノの画像が隠されたものだったと気が付きドンに報告。
画像を見つけ、虐待されている少女を目の当たりにしたチャーリーは自分がなんとか助けになりたいと躍起になりますが、ドンもドンで部下を死に追いやった殺人犯のメキシコ逃亡を防ぐため今目の前で起こっている事件に必死でぶつかり合う二人。
チャーリーがやけにムキになっているのは、自分もまだ幼かった頃に近所に住んでいた友人が苦しんでいた事に気が付きながら助けなかった事に対して未だに責任を感じているから。とことん繊細な天才です。
しかし、写真に映るこの少女〈リビー〉こそがランバーグ逮捕に繋がる大きな足掛かりとなるのです。
調べていくうちにランバーグの写真が出てきて、なんとチャーリーがFBIの児童相談窓口で娘を探して欲しいと捜索依頼を出しているのを見たあの男こそがランバーグで、娘への執着心の強さからお尋ね者がノコノコFBIに来ていた、と。
性的虐待を繰り返す父親から逃げていた母子は無事に保護され、ランバーグ本人もチャーリーの読み通り駅から発とうとしているところを逮捕。
無事解決には至りましたが、色々と複雑さな感情が残るエピソードでした。
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▼次回、エピソード9