第6話
あらすじ
ノンナートゥス・ハウスで、4人の男性研修医を指導することになる。研修期間中、ハウスで男性が寝泊まりすることになり、ノンナートゥスの面々は戸惑いを隠せない。早速、診療所での研修が始まるが、直接妊婦と接した経験のない研修医は、患者への配慮や接し方も不十分だった。
ネタバレ感想
刻一刻と迫るノンナートゥス・ハウス解体を恐れたシスター・ジュリエンヌは、いかにノンナートゥスが地域にとって必要な存在かを分かりやすく知らしめる策を思いついたよう。
若手の男性研修医4名を指導することになり彼らに寝床まで提供すると言うシスターの話に他のメンバーは迷惑顔でしたが、ジュリエンヌが解体通知について話していないのでその真意はもちろん伝わっていないのです。
と英国で有名な産科医の息子〈ベネディクト・ウォルターズ〉、自転車店の息子〈ケビン・マクナルティ〉を始めとする4人の若手研修医は実際に妊婦と接した経験が無く先行きが不安になるようなでくの坊加減でしたが、ベテランナース達にしごかれれば何とかなりそう…と思いきや若いだけあってハメを外し過ぎてシスター・ジュリエンヌの雷が落ちました。
フレッドが偶然であって気にかけ始めた鳩を飼う男〈ジョージ・ベンソン〉は咳き込みが酷く喀血もあり、結核が心配されていましたが、検査の結果は陰性。
しかしついには自宅で倒れているところが発見されます。
ジョージの症状を知ったマクナルティ先生は自信なさげながらもヴァレリーの後押しで自分がかつて見たハトを飼っていた親戚と同じヒストプラスマ症なのでは?と進言。
ハトの糞に混じった二形成真菌が原因で起こる風土病の一つで、全身に広がりつつあるのでは?という話を聞いたターナー医師はすぐさま検査を行います。
なによりもハトを愛していたジョージにとって、自分の命のためにはハトを手放さねばならないという選択しかないのは辛いものがありましたが、ターナー医師の「ハトもそれを望んでいない」という説得はまさにその通り。
研修医達の受け入れはなんだかんだと成功に終わり、彼らは少し成長してノンナートゥス・ハウスから去って行ったのでした。
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▼次回、エピソード7