エピソード7『孤高のサーファー』“Charlie Don't Surf”
あらすじ
サーフィンの経験が豊かなレンジャーが、チャンネル諸島で遺体で発見される。父親は、被害者の幼なじみでもあったドンに捜査を依頼する。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン5 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
今回の事件
エプス家と家族絡みの付き合いだった〈キース〉の息子で、元プロサーファーの〈ネイサン・ワッツ〉が大波に巻き込まれて溺死し、慎重派だった息子の死を不審に感じたキースはドンに捜査を依頼しに来ます。
同じくサーファーのコルビー曰く、別格の才能の持ち主だったネイサンは約5年前に一線を退いて島のレンジャーになり1人で波乗りする様子が注目の的になっていたのだとか。
遺体の写真では本来後ろ足につけるはずのリースが右足についている事にも気が付き、事故ではなく事件の可能性が出てきます。
チャンネル諸島の保護に熱心だったネイサンには敵も多く、絶滅危惧種のラッコを殺した漁師を逮捕した事でその男からかなり恨まれていたそう。
ネイサンと一触即発状態だったサーフショップを営む〈ドラモンド〉は大麻密売でマークされていた過去もあり、最近ではチャンネル諸島から上物の草が流れてくるとの噂もあるらしく怪しさ満点です。
事件解決の方程式
スペクトル検出と栽培地予測モデルを使って島での違法薬物の栽培が事実かどうかを判定します。
チャーリーの示した場所へ乗り込むと、ジャングルのような森の中は古典的ながら殺意に溢れたトラップだらけ。
実際にネイサンを殺したのは元恋人の〈メリッサ〉で、深い関係にありながら持ち前の生真面目さで大麻の密売に関わっていた自分すらも逮捕しようとしたネイサンが油断した隙にパドルで殴りつけたというのが真相。
もう少しエプス家との絡みや回想があれば違ったのでしょうが、ネイサンの情報について堅物で気難しい、という性格が前面に出過ぎていてあまり誰にも感情移入はできないエピソードでしたが、アランとキースが通じ合う父子の絆というポイントとしてはナンバーズにぴったりの背景でした。
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▼次回、エピソード8