海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ～天才数学者の事件ファイルファイナル・シーズン　2話ネタバレ感想

エピソード2『特殊チームの闇』“Friendly Fire”

銀行強盗団を追ってロスに来たFBIサンディエゴ支局の特殊チーム4名。銀行前で犯人たちと銃撃戦になり、捜査官2名が死亡してしまう。犯人グループの手下も射殺されるが。

ニッキーに煽られ、金曜のディナーに飛切りの連れを同伴で来るよう誘われて大見えを切るコルビーとデビッドですが、その流れのまま検挙した出会い系サイトを使うほどに仕事が恋人な2人(笑)

このコンビの掛け合いがもうすぐ終わってしまうのかと思うと寂しい限りです。

ゴールデンベア相互銀行を狙った強盗グループと、その強盗計画を掴み検挙のために泳がせていたFBI特殊チームが現場で銃撃戦に。

ドンチームが応援に駆け付けた頃には複数の捜査官が負傷し倒れており、犯人は逃亡した後。

強盗3人、FBI4人の中で2人ずつ死亡する惨事となり、特殊チームを指揮していた〈ピーター・フォックス〉からの情報を得て、逃亡した容疑者で凶暴かつ凄腕の〈ジム・ウィルソン〉捜索が始まります。

20人にのぼる目撃者のバラバラな証言をデジカメで撮り繋ぎ合わせたパノラマ写真のようにスペクトル合成し、重複する部分を整理する事で事実を浮き彫りにしていきます。

早々に動物病院で縫合手術を受けるウィルソンを逮捕するも、強盗はしたけれど捜査官は殺していないと言い張っており、チャーリーの見立てからもウィルソンはシロで、フォックスの記憶違い…もしくは事実の歪曲が示唆されます。

人質救出部隊に所属し、エチオピアの大使館爆破事件を捜査したり、特殊部隊でも実戦があるような百戦錬磨な捜査官フォックスは、引退間近にも関わらず本部の名誉職を蹴って減収も厭わず危険な捜査を引き受けており、現場のスリルや、ウィルソンという最後のトロフィーを獲得しようとした可能性も。

銃弾を受け負傷していた〈ティナ・ゴードン〉も手術の後目覚めますが、仲間2人の死に動揺しており話が聞ける状態ではありません。

去年、職務責任局“OPR”が女性捜査官3人に対する性的不品行の疑いでフォックスを調べているも、全て内部で処理され懲罰なしという疑わしい記録が。これが原因で現場に出るしか選択肢が無くなった事は明らかです。

3D映像で事件当時の状況を再現してみるとおかしな点が出てきて、ゴードンの証言に矛盾があることに気が付いたFBIは厳しく追及。

すると、亡くなった〈リバ〉は同じく亡くなった〈ヘイル〉に誤射されていたらしく、訓練ばかりでロクに実践経験の無かったチーム内は現場の混乱を乗り越えられなかった事実が発覚しました。

ゴードンはアカデミーの同期だったヘイルの名誉と家族を守るために嘘の証言をしていた事も明らかに。

更に調べを進めると、不自然な配属だったリバはOPRの人間で、使い込み疑惑まであったフォックス訴追のために内務調査をしていたのが報告の直前に死に至ったとの事。

しかしチャーリーのデータ処理から、リバの死因は仲間からの誤射でも事故でもなく、ゴードンが故意に撃ったものだったとも判明。

フォックスと付き合っており、勤務時間中にFBIの予算で遊んでいたところをリバに見つかった事でキャリアの危機に瀕したゴードンは銃撃戦に乗じて仲間を射殺していたのです。

えらい開き直りようを見せており同情の余地もありません。

それはフォックスも同じで、ついにはドンとの師弟対決になり、きっと撃ちたくなかったであろうドンに引き鉄を引かせる結果に。

『殉職者の壁』に今回被害にあった捜査官達の写真を飾るドンのやるせなさはたまらないものがありました。

自らデビッドとコルビーを煽ったニッキーもまた、実は相手が居なかったというのが最高に見栄っ張り揃いな職場です(笑)

チャーリーに大物バスケ選手を紹介してもらうも、ロス市警時代に彼の友人を半ば強制的に逮捕していた事で怒らせているとは知りもせずにその場を去られてしまったニッキー。

シングルで来たと思われたデビッドとコルビーはお互いを“連れ”として来ており、ニッキーの1人負けです(笑)

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▼次回、エピソード3

何かとサバイバル。