![ソフトシェル グッド・ドクター 名医の条件 シーズン2(5枚組) [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51m6ti5hNdL._SL500_.jpg "ソフトシェル グッド・ドクター 名医の条件 シーズン2(5枚組) [DVD]")
エピソード11『クリスマスの夜に Part2』“Quarantine Part Two”
あらすじ
蛍光灯のノイズや叫び声に耐え切れず、フリーズしてしまったショーン。しかし、医療に集中することで自分を取り戻し、ピートの開腹手術に復帰する。一方、目の前で発作に苦しむ息子ケランを放っておけないアレックスは、ERに押し入ってしまう。メレンデスが隔離区域を拡大させ、前代未聞の骨髄移植手術を行おうとする中、リムは危険な状態になってしまい…。
ネタバレ感想
ショーンにとって周囲の音はかなり重要な問題で、それでも医療の話の方がその雑音を上回って集中できるというあたり、やはり医師としての天才の才能があるようです。
亡くなったタイラーのマスクに裂け目があり、空気感染ではなく飛沫感染の可能性が考えられますが、確証が得られない事には簡単に隔離を解除するわけにもいきません。
突発的な開腹手術に限りある設備で挑むモーガンとショーンは研修医とは思えない働きっぷり。
持病の喘息発作が出た息子を助けようと隔離区域に押し入ってきたパク先生も加わり、骨髄移植の準備も進められます。
洗剤や消毒剤から漏れる毒素の流出を防ぐために減圧されている掃除用具室と、用具室と繋がっている同じく陰圧の地下のリネン室を使って提供側と移植を受ける側の連携プレイ。
妊婦のヴァイオラは破水し、ガラス越しに待機する産婦人科部長の〈ガルシア先生〉指導の元、ショーン初となる単独オペでの出産も。
即席吸入で無事に回復したケランが産まれてきた赤ん坊の心配蘇生に駆り出されたり、ショーンは合併症を引き起こした母体の出血を止めるために簡易バルーンを作り出したり。
どこを切り取っても息の詰まる状況の連続で、緊迫感が凄まじいエピソードでした。
そして、クリスマスの非日常ムードとの掛け合わさりで不思議な連帯感も生まれています。
モーガンのおかげでリム先生も助かり、新米研修医がベテラン外科医の命を助けるという構図はなかなかに胸熱でした。
クリスマスの奇跡ばかりとはいかず、感染で死亡した犠牲者だけでなく、息子に骨髄を提供した父親が必死の蘇生活動も叶わず亡くなってしまいましたが、獣医という事で採取の際に補助を担当しいた女性が彼の想いを伝えられたのも緊急時下での手術ならではの展開。
グラスマン院長の腫瘍再発疑惑ですが、脳脊髄液の漏れによる骨膜炎ですぐに手術が必要だと判明。
ショーンと仲が良いだけあるリアのしつこい説得で最後には自らの意思で隔離区域から生還したショーンに真実を報告したグラッシー。
リアを間に挟む事で、特殊なショーンと頑固なグラスマン院長の関係性が良い意味で『普通』に向かっているような気がして安心感が芽生えます。
グッド・ドクター 名医の条件 シーズン2 [ フレディ・ハイモア ]
▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード12
