エピソード1『30日目/1日目』
あらすじ
島に遭難した少女たちは、仲間を１人失い悲しみに暮れる。そして、この実験の被験者は少女たちだけではなかったことが判明。別の孤島には、少年たちが取り残されていた。
ネタバレ感想
地味に楽しみにしていたザ・ワイルズのシーズン2がようやくプライムビデオで公開となりました。
冒頭は、腕をなくしたレイチェルと、彼女を助けようとして海の中へ入ったきり消えてしまったノラの回想から。
サバイバルから離れた少女たちがいかにして陰謀から逃げ出すのか、というのを楽しみにしていましたが、なんと並行して少年たちバージョンが始まるようです(笑)
ただ、時間軸としては女性陣も男性陣も既に実験終了しているらしく、これまで明かされなかった別グループの存在が明らかになった、という感じですかね。
女性陣が全行程の50日間を耐え抜き乗り切ったのに対して、少年グループは34日で終了したのだとか。女性優位を訴えての無茶苦茶な実験を敢行する側からすればご満悦な結果に。
『パッセージ・ウェイズ』の研修に参加する男性チームのメンバーは、
ちょっと抜けている感じの陽気な〈ジョシュ〉、フロリダ代表のおデブな〈ボー〉とお喋りな〈スコッティ〉は元々親友同士。
絵に描いたような嫌味でキザたらしいラクロス男〈キリン・オコナー〉と、オシャレに気を配る〈アイバン〉も知り合いのよう。
メガネ姿の神経質そうな〈ヘンリー〉と、気遣い屋の〈セス・ノバック〉は義兄弟の関係。
そして、ジョシュと同じ学校の〈ラフ〉こと〈ラファエル・ガルシア〉に加えて、粗野で母親嫌いの〈DJ〉という構成です。
こうしてみると、メンバーの内訳が少女グループと被ります。
根暗な雰囲気のラファエルが崩壊を起こしたそうで、キーパーソンになってきそうな雰囲気。
漂着早々足の骨を折ったDJは島の捜索を免除されて一人ビーチに戻りましたが、他のメンバーが戻ったところ、野生動物に襲われたかのような悲惨な状態で発見されています。
ただ、お察しの通りDJこと〈デボン〉は、実験の関係者…どころかグレッチェンの息子だったのです。
と、言うことはですよ。シーズン1で明かされた、ノラの元恋人でいじめで亡くなったクインがおりましたが、そのいじめ加害者のデボンとここで繋がる事に。ほうほう。
既に救助された被験者達の軟禁はまだしばらく続きそうですね。
警備役の〈ディーン〉とセラピストの〈ダニエル〉はどちらもこの実験を盲信している訳ではなさそうですが…。
シェルビーとトニが森の中でキスしているのを見て、ようやく二人の関係に気が付いたマーサは納得しているフリをしていましたが、これは十中八九拗れる展開です。
妹を亡くしたレイチェルに対してデリカシーなく何度もしつこくノラはどこで研修の事を知ったのか問いただすリアは相変わらず(笑)
そのあまりの固執ぶりに周りからも孤立が深まっているリア。
ラストでは、セラピストの元から返されたラフの部屋に待ち伏せていたリアが潜んでおり、ここに来て別グループの被験者同士の接触となりました。これは楽しみです。
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▼次回、エピソード2
