『第5話』“Episode 5”
あらすじ
ジョーはサムと一緒に家に戻るが、ドライデン委員会と上手くいっているローラにとって、最悪の事態に。
ネタバレ感想
カレンと一緒に居るところを民衆に見られており、危険が迫るサムを持て余してローラの家に連れて来ていたサム。
一人なんだから自分で面倒見ろよ、とも思いますが、視察の甲斐あってグリーンアイへの暴力行為が罰金刑になると採決で決定し、委員会が良い方向に進みつつあるローラは「注目を集めて台無しにしたくない」と二人を帰らせようとします。
気持ちは分からなくもないですが、特別シンスを助けたいという倫理的かつ慈善的な動機を信念に動いていたはずなので、本末転倒なのでは…?
ミアは間違えて届けられたご近所の郵便物を届けに行きますが、そこのご老人〈アイリス〉はミアに対してかなり寛容で、上がって行くよう誘ってくれるほど。
この家には〈ドリアン〉というグリーンアイを匿っていて、当たり前ながら表立っては居なくても、ホーキンス家のように特別シンスにも手を差し伸べられる人間は数多く居るのですね。
アイリスを初めてするミアの勇気ある行動を応援する隠れファンが大勢居るのだと聞いて驚くミア。
密かに人間と暮らすグリーンアイの数は多く、分かっているだけでも数千体の仲間が居るのです。
しかし、ドリアンからいくら前進でも小さ過ぎる変化でしかなく、人間とシンスが平等になる前に自分達は死に絶えてしまう、と聞かされて焦りが大きくなってしまいました。
シンスの権利が十分ではないし時間がないとローラを急かすミアは、「なぜ私たちの運命を人間だけで決めるの?私も委員会に参加するわ」とゴリ押しし、ローラは「ならそうすれば?今なら安全だし群衆も居ないから委員会のビルまで歩いて行って直接要求すればいい」と、否定せずとも何故か突き放したような言い方で意味がわかりません(笑)せめて口添えしてやれよ。なんのために委員のメンバーになったのか。
一応、ローラにも考えがあったようで、ミアに実際に街中を歩いて法案に可決による保護を身をもって体験してもらいながら、マスコミや活動家に告知してやり、彼女を気にかけて応援はしている様子。
いつの間にやらミアのお散歩がデモ行進みたいになっておりますが、特別シンス達にとっては希望そのものなのでしょう。
突然の前進にマックスが喜んでいる裏で、マックスに未来を託せられないと切り捨てたアナトールは監禁されていたアグネスと手を組む事に…。
そうこうしているうちに、1週間の条件付きで置くことになったサムが居なくなってしまいました。
死者の体は土葬されるというソフィーの話を聞いて、墓地へカレンを探しに行っていたらしいサム。
見つけてくれたのが優しい爺さんで助かりました。連絡をもらって駆け付けるホーキンス夫妻。
ジョーにとってはカレンの忘れ形見のサムもすっかり我が子同然なのですね。
生身の人間に戻った事で、脳が人間並になり記憶もあやふやだったレオですが、そのおかげでデータ化されていなかった本来のレアの記憶が断片的に出てきたのでしょうか?
かくれんぼで隠れている少年レオが、クローゼットの隙間から父親エルスター博士を見ているのですが、博士はかなり取り乱した様子で何かメモ書きをしています。博士はこの記憶を消したくてレオをシンス化する時に削除していたのかも…?
この記憶が特別シンスを救う手立てとなるかもしれない、と“はじまりの場所”であるかつての家へ戻ると話すレオ。
マティーも一緒に行く事になりましたが、大学でマティーに近付き隙をついてPC内のデータを盗み取った〈オードリー〉。
ヴィジェイの容疑を晴らしたものとも酷似している独特なマティーのコードを見て、彼を助けたのはマティーだと結論付け、残る疑問である“動機”について考えている様子。
写真データにはレオとのツーショットもあり、彼女が色々と繋げてしまうのも時間の問題です。記者か何かでしょうか?
アナトールが何故オレンジアイと繋がっているのか謎ですが、スタンリーに電話をかけて「明日の午後2時、全員殺せ」との指示が。
▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード6