エピソード9『チゼル』“Chisel”
あらすじ
マクガイバーは前回の任務の際にボーザーに本当の仕事を知られ、傷つけてしまったことで心を痛めていた。その頃ラトビアでは、「ディエヴァ・ロカ」と呼ばれるテロ細胞による襲撃でひと月に37人もの犠牲者を出していた。首謀者はヤニス・ラパ。この男を中心に、ディエヴァ・ロカは巨大テロ組織への変貌を企んでいた。
ネタバレ感想
国家機密を知ってしまったボーザーへの処遇で、厳しい態度のボスと親友が脅威にはなり得ないと真っ向否定するマックでやや対立気味に。
そんな中、今回の任務は50名弱の集団ながら盛んに勧誘を行い1ヵ月に3件のテロを起こしたラトビアのテロ集団『ディエヴァ・ロカ』のリーダー的存在〈ヤニス・ラパ〉がターゲットです。
資産は凍結済みのところ、ヤニスの母親が死んだそうで遺産相続手続きのためにリガの銀行に現れるであろうところを張り込んで捕まえたいという計画。
銀行から逃げたヤニスを追って即席花火で気を逸らした隙に取り押さえますが、その一歩前にディエヴァ・ロカの手下全員宛にSOSを出されており、ヤニスを連れて飛行場へ急ぎます。
テロリスト集団に包囲された状態で悠長に気球を工作するマック(笑)お手製のドローンを衛星代わりにして敵のいない道を進みますが、お粗末仕様ですぐに追っ手がきたところをアメリカ大使館に逃げ込みました。
ボスが居てもお構い無しに撃ってくる手下も、手下が大群で押し寄せて来てどう考えても有利なのに逃げ出さず一緒に走るヤニス(笑)
マック達がヤニスを連れて逃げ込んだせいでほぼ民間人だらけの大使館がテロリストに包囲されガンガン攻撃されるという状況に。
地元警察も恐れているのか人手が足りないとスルーされ孤立無援の中、応援が来るまで6時間の耐久戦に挑まねばなりません。
味方の数少ない武器の弾薬も尽きかけ、決死の思いで外で戦う海兵隊員を建物内へと撤退させるも、すぐさま敵のトラックが門に突っ込んできて陥落も間近。
ついには手榴弾が投げ込まれ、どうやら敵の手に落ちたヤニスは情報を漏らした疑惑がかけられているらしく、救出ではなくもろとも始末してしまおうと考えているらしいのです。
命が惜しくなったヤニスは攻防戦に協力を申し出ております。
それでも敵にも援軍が来るらしく、建物内の指揮は下がり大使館職員達は皆自分の死を悟っているような地獄の空気です。
追い払えないなら招き入れてしまおうという一か八かな賭けに出てテロリストを建物内へ侵入させたところを砂糖を使った爆発を起こして退路を塞ぎます。
その隙にロープを使って窓から脱出し、今回も何とか窮地を乗り越えたのでした。
戻ってきたマックはボスに掛け合って、ボーザーを秘密施設に閉じ込めるのを避けるために財団で一緒に働けるよう推薦したようです。
特殊メイクの技術を活かしてまずはラボで働く事に。ますます騒がしくなりそう。
まさにチャックで言うところのモーガンポジションでこの先を盛り上げてくれそうな良キャラです(笑)
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