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海外ドラマ≫≫MacGyver マクガイバー シーズン3 19話ネタバレ感想

マクガイバー シーズン3(トク選BOX)(11枚組) [DVD]

エピソード19『友+敵+国境』“Friends + Enemies + Border”

あらすじ

マックとデジィはボスニアでの任務中、陥没穴に車ごとのみこまれてしまった5人を救い出す。その頃、フェニックス財団ではライリーがある犯人を突き止めようとしていた。極秘扱いである個人情報をダークウェブに投稿した例のハッカーだ。しかし、そのハッカーはある黒幕の手先だということが判明する。黒幕逮捕の手掛かりはみつかるのか!?

ネタバレ感想

デジィ登場から4話が経っても未だにジャックに成り代わるほどのキャラクターの魅力が伝わってこず、どうしてもジャック不足は解消されないままです。いつになったら戻ってくるんだよ…。

 

任務の途中で突然マックとデジィの乗る車の前に立ちはだかった女性に話を聞くと、夫と用水路へ行く時に事故を発見し、怪我人も居ると言います。

様子を見に行ってみると、地下の浸食からできた巨大な陥没穴の底に一台の車と、撃たれて気を失った国境警備員を含む移民達が取り残されていました。

穴の周りは脆く、下手な事をすればどんどん崩れて生き埋めになってしまいます。

 

クレーンを作って穴の下に降り、出血が止まらず意識もない警備員〈フェリックス〉に応急の止血をして経緯を聞くマック。彼らを移民収容所からオーストリアへ連れて行くと約束をしていた〈ハルン〉という男が、クロアチアの国境で遭遇したフェリックスを撃ってそのまま逃げたそう。

せっかく国境を越えたのにボスニアへ戻ってきた理由を聞くと、途中で見かけた病院でフェリックスを見せようとしたらしく、暗闇で迷っているうちに地面が沈んでしまった、と。

移民の〈サナ〉〈ナジール〉〈アドナン〉と少女の〈ヤズミン〉の一家は自分達が安全圏に進む事より他人の命を見捨てない選択をする善人のようです。

担架も作って全員を引き上げ、まずは第一の難所を突破したマック達。

しかし例の病院の場所は遠過ぎて手遅れになる可能性が高く、設備に不安はあるものの近場の診療所に駆け込む事に。

農村の小児科では銃創の処置に必要な器具がなく、マックが精密な血管鉗子を即興で手作りして医師も説得し、フェリックスの手術は無事に成功します。

安堵したのも束の間、銃を持ったハルンが国境警備員を引き渡すよう乱入してきてデジィが取り押さえますが、診療所の外には仲間の密入国業者が。

親切なのか何なのか、ハルンとフェリックスを引き渡すか突入されるかを考える時間に15分もくれた密入国業者達を撃退するためせっせと即興の準備をするマック。

物資も豊富な診療所の中で15分もあればマックにとっては朝飯前の展開でしょう。

ただし、これは決して親切な15分ではなく援軍を待つ時間稼ぎだったようで、続々と現れた仲間の車が診療所に突っ込んできたではありませんか。

作っておいた閃光弾で移民の家族を逃がす時間稼ぎをするマックとデジィはバディとして息が合ってきている雰囲気です。

ここでもマック達を見捨てられない、とその場に残った一家が迫ってくる敵に奇襲をかけてくれて、協力して難を逃れる事が出来ました。

アドナン達はフェリックスを助けた事が当局に伝わり、オーストリアへの亡命が認められたそう。

 

任務で不在のマックに変わって、監査の病院への迎えに行くボーザーは、新車を使っていいと言われて意気揚々と高級車のエンジンをかけようとしたところ、ブレーキを踏んだ瞬間嫌な音が。

ナビ画面には「ハイ、ジム…さよなら、ジム」と監査宛てらしき不審なメッセージが。

恐る恐る足元を覗いたボーザーは、ブレーキを踏むと同時に起動させてしまった爆弾が仕込まれているのを発見。親友の父親の病気のサポートまでしていてこの不運さ…!なんという巻き込まれ体質なのでしょうか(笑)

ライリーに連絡を入れてすぐにマティに話がいき、爆弾処理班が呼ばれますが、ボーザーとしては誰よりも頼りにしたい親友のマックは任務中に連絡が取れない状況のままです。

本来命を狙われていた監査は、リアーナが病院へ迎えに行き隠れ家へ。

爆弾処理班の〈オスカー〉でもかなり高度で厄介だと言う爆弾と共に車内に取り残されたボーザー。ドアはおろか、窓やシートの重量センサーでさえ爆発の引き金になるというこの爆弾をどうやって解除するのでしょうか。

データベース上のどの爆弾魔の物とも一致せず、爆弾処理ではお馴染みのチャーリーや監査ですら初めて見る代物です。

 

調べていくうちに、どのみち解除は不可能で爆発する事に変わりはないと言う死刑宣告が。

それでも諦めず、危険を冒してもずっとボーザーの側で付き添っていたライリーとの友情が泣かせます。

気を紛らわせるための会話の中からヒントを得たライリーは、最近の車に備えられているCANシステムに着目。

このシステムを同型車と繋いで爆弾に錯覚を起こさせるという案に全てを賭けることに。

用意した同型車とシステムを同期し、爆弾が積まれていない方の車に乗り込んだオスカーがブレーキを踏みます。

理論上は大丈夫でも、確実ではない一発限りの賭けでブレーキから足を離さなければならないボーザーの恐怖は相当のものだった事でしょう。

しかし、ライリーのこの案はうまく行き、数時間ぶりに車外に転がり出たボーザー。

爆弾は解除のしようがないのでコンクリートブロックで周りを固めて爆破させるのですが、一瞬で車が火の海に包まれた光景を見て改めてあの中に居たかもしれないと絶句するボーザーとライリーでした。とにかく助かって良かった。

リアーナには申し訳ないですが、ボーザーとライリーは恋人同士以上の絆のような物があるので、今回生死を共にしたのが恋人のリアーナではなくライリーだったからこその深みはあったように思えます。

 

そして、お互い窮地を乗り越えたマックとボーザーがいつものようにテラスで報告会をしているところに険しい顔で現れたマティ。

マティが持ってきたのは、監査の車から見つかった起爆装置の一部の信管。

処理班もマックも初めて見るもので、ゴーストより腕が立つ新手の爆弾魔がマックの父親に個人的な恨みを抱いて殺そうとした件は未解決のままなのです。

ここまで手の込んだ事をする犯人がこれで諦めるとも思えず、間違いなく今後も命を狙われるであろうジェームズ。ただでさえ癌なのに大変そうです。

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▼次回、エピソード20

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