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海外ドラマ≫≫MacGyver マクガイバー シーズン2 23話ネタバレ感想

マクガイバー シーズン2(トク選BOX)(12枚組) [DVD]

エピソード23『マクガイバーマクガイバー』“MacGyver + MacGyver”

あらすじ

マティと自分の父親に接点があったことを示す確証を掴んだマクガイバー。改めてマティと対峙し、なぜ行方不明の父親について知らないフリをしたか問いただす。しかしマティは戸惑った表情を浮かべるだけで、はっきりと答えようとしない。信用ならない人と組むことができないマクガイバーはマティに辞職を宣言する。

ネタバレ感想

コルトン・ファミリーのビリーとはしっかり関係継続中のライリー。

突然の父親の訪問で2人の間の関係の認識にズレがあった事が浮き彫りになり、逆に良い形で発展しそうです。ライリーは美人な上にクールでそこもまた良いですなぁ。

 

マティが何ヶ月もかけて作成した父親の人物調査書が入ったUSBを本人に突き付けてウソをついた理由を問いただすマック。

何かしらの事情があるのは明白ですが、それでも答えをくれないマティに対して「信頼がないと一緒に働けないので辞めます」と辞職宣言。

それでも職業柄勝手に辞められる事も出来ず、監査に直接話をつけにきたはずが、屋敷には押し入られた形跡が。

屋敷内で何やら小忙しそうにしている何者かの後ろ姿を見つけ近付いていくと、まるでマックのような口ぶりで警告してくる人物。

マックの背後からも銃を持った人物が現れ、振り向いた後ろ姿の人物はマックの父親ご本人。

開けた金庫から紙切れを取って、撃ってくる相手をなんとか交わしながらマックを引き連れ逃げる父親。

フェニックス財団の前身である対外諜報部“DXS”の頃からマックの父親は監査を務めており、ずっと捜していたはずの身内が蓋を開けてみれば自分のボスだったと分かり困惑しながらも追っ手を撒いたり質問攻めにしたりと目まぐるしいマックは珍しく感情を剥き出しにしております。

 

これまで幼い息子を残して姿を消していた事に謝るのかと思いきやそんな事はなく、割と自分勝手でマックだけではなくマックが辞めたと聞いて慌ててGPSを追跡し駆け付けてきたジャックの事も振り回すタイプの父親です。天才が故のマイペースという感じ。

マックが財団で働くようになったのも仕組まれた?導かれた?結果で偶然ではないというのは納得ですが。

マティ同様、ジャックもグルかと疑心暗鬼になっていたところで監査としても、相棒を苦しめた父親としても初めましてな挙動を全開で出してくれるジャックは分かりやすくて助かります。

 

元諜報員でインターポールの最重要指名手配犯〈ジョナ・ウォルシュ〉の居所を、金庫から取ってきた中華料理の持ち帰りメニューに書かれた暗号を解読する事で掴んだそうな。

ラ・オーラ・カルテルのボス〈ルイス・ゴメス〉とウォルシュが組んでいる事も分かり先を急ぎます。

マックの父親はわりかし武闘派でもあり、マックとジャックのハイブリッドのような存在なのか(笑)

そして、父親とウォルシュは元相棒で親友だったというマックとジャックのような関係性だったのに、ある日突然寝返られて以来追い続けているのだとか。

アフガニスタンでマックとジャックを組ませたのも、腕試しに自分の調査や尋問をマティにやらせたのも全てはマックの父親が仕組んでいた事。

家を出た理由は、妻を失って息子まで失いたくないという気持ちかららしいのですが、確かにマードックな奴が現れるような状況では家族を守るために離れる選択をするのも分からなくはありません。その上で何故危険な職業に息子を引き入れたのかというマックの質問に答えはないまま敵のアジトに辿り着き潜入が始まりました。

かつてマードックが財団を乗っ取った際に、その混乱に乗じて財団のネットワークをハッキングしてシステムに入り込んでデータを盗んでいたウォルシュ。

その動機はこれまで分かっていませんでしたが、このアジト内に置かれている薬品や大量のコカの葉とパソコンを調べ、兵士に適用する混合薬“KY7”を作る気なのだと判明。

投与すると筋肉が増し痛みの感覚が鈍るという兵士用のドーピング剤のようなものですが、心臓麻痺を起こす副作用もあるようで財団が使用には至らなかったKY7の、非人道的な人体実験をウォルシュ達が行った映像も残されています。

ここまで監査、親父、ボス…と名前が出てこなくて呼びづらかったマックの父親は〈ジェームズ・マクガイバーという名だそう。

2人がパソコンを見ているうちに、不自然に無人だったアジト内から部下を連れたウォルシュが現れ捕まってしまいました。

ウォルシュは、敢えて手掛かりを残す事でジェームズが、ここに辿り着く事を狙っていたらしく、天才科学者のジェームズなら完成一歩前のKY7にある『死亡率100%』という問題点を改善し、完成出来るという思惑で誘き寄せていたのです。

薬を完成させないと目の前で息子を殺すと脅され、ラボに入ったジェームズは知識のある助手が必要だと訴えマックを引き入れる事に成功。元相棒なのにここでマクガイバー親子を一緒にしてしまうなんてウォルシュはおっちょこちょいでは済まされないレベルです。

無線機を作り本部にモールス信号でのメッセージと座標を知らせるマック。

自分と似過ぎな父親の切り返しを反面教師にしているマックが笑えます。

 

見張りを倒し、ラボを火の海にしながら答えがもらえなかった質問を再び投げかけるマック。

妻を亡くし怒りの化身となった自分自身から息子を守るために遠ざけ、それでも大切なマックをそばで見守るために財団の道へと導いた、と。

マックは長年の鬱憤を曝け出してブチ切れついでに時計の歯車やクリスマスツリーの機密文書の謎解きについて言及すると、「一体何の話だ?」とジェームズ。

なるほど…話したくても機密や誓いが枷になって話せなかったマティが大きなリスクを冒しながらもこの親子のために少しずつヒントを与えていたのですね。さすがです。

 

1人施設の外で護衛を倒しながら駆けずり回るジャックはマックからの合図を受け取り、超大胆にトラックで壁をぶち破って相棒とボスを助けにきてくれて無事帰還する3人。

ウォルシュはというと、自分へのヘイトの矛先を変えるためにジェームズ、マック、ジャックの写真をゴメスに渡します。

シーズン3はこの辺りとの因縁対決になってくるのでしょう。

 

 

財団に来ていたリアーナに声を掛けたボーザーは、「空きが出来た」と連絡があり、財団で働くかもしれないと話す彼女を見て、一緒に働きたいけれどマックの後任だなんて受け入れ切れないという気持ちに悩んでおりましたが、マックの問題が解決した後にも内定が出たと聞いて大喜び。

機密で誰の後任かは話さないとリアーナが話していた時点でマックでは無さそうだな、とタカをくくっていましたが…。

頑固者のマックは、「会えてよかったけれど一緒に働くなら信頼関係がないとダメだ、親父のもとでは働けない…今を限りで辞める」と出て行ってしまいます。

 

そして、何より残念なのはライリーにフェニックス財団離脱フラグが立っていること。

まさかシーズン2とまではいかなくても3の中盤あたりで降板パターンもあるのでしょうか?

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▼次回、S3エピソード1

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