エピソード8『終わり』“It B Over”
あらすじ
オールド・ウォッチがラリーの農場を襲い、少女たちは1988年に戻るため最後のチャンスに賭ける。
ネタバレ感想
ペアのトランシーバー同士なら別の時間軸と交信できる上にアナログ過ぎてオールド・ウォッチに盗聴される心配もないそう。
ジュニパーは自分のとペアのトランシーバーを持っているSTFの〈デュレイン〉に応援を要請しようとするも応答がない様子。
それを見たティファニーは、裂け目から飛んできた自分のトランシーバーとペアになっているものを1988年にヘックとナルドに奪われたから彼らが持っていると話します。
1話の伏線がシーズンの最終話で回収されるのは楽しいですね。
交信が成功した矢先に聞き覚えのあるマックの声が聞こえてきます。少女達には身に覚えがあるあの廃屋の地下での一連のやり取りが今トランシーバー越しの1988年の世界で繰り返されているのです。
既に起きたことは必ず起きるし変えることはできないという現実を突きつけられ、自分達は元の世界に帰るどころかタイムリープし続けていくしかないのだと分かり愕然とする少女達。
そうこうしているうちにオールド・ウォッチの大聖堂が姿を現します。
逃亡に備えて物資を調達するためにラリーの家に入ったマックとKJは既に入り込んでいたプライオレスと鉢合わせする事に。
なんとプライオレスは全ての記憶を消す事とある人物に会う事を条件に元の時代に帰してやると言っており、時代を行き来して戦争に巻き込まれる不確かで悪魔のような現状に疲れきったというマックはこの提案に乗るつもりです。
ある人物というのはあの髭男〈グランド・ファーザー〉で、KJは癌の友達を発展した医療なら救えるかもしれないので88年ではなく未来へ飛ばしてくれないかと頼むも、何度も録音を重ねたテープが劣化していくように、時間軸を飛び続けることは世界の終わりを意味するのだと断られました。
ちなみに、KJがホッケースティックで殴り殺したのはプライオレスの兄弟だったそう。
大人ティファニーとジュニパーはピンクの光に飲み込まれるようにして消え、ラリーも少女達を救ったのちにオールド・ウォッチが飼っている翼竜〈テッサ〉に頭から食べられるという今回もまた残念な最期を迎えてしまいました。
子供だけになっても結束力を忘れない4人は揃ってプライオレスの元へ出て行き、大聖堂内部へと連行されます。
STFとオールド・ウォッチが戦争する事になったきっかけにクイルキン研究所が大きく関与しているらしく、癌の友達を救いたいのなら未来を変えて戦争を回避するために自分が見た物をクイルキン博士に伝えろ、とティファニーに託したプライオレス。
これはプライオレスの独断で、オールド・ウォッチの兵士を裏切りながら4人をタイムカプセルに乗せて未来へと送り込みました。
しかし、直前にプライオレスが撃たれた事でカプセルを飛び出しあの未来虫で応急手当てをしたエリン。ティファニーも飛び出し、逆にギリギリで乗り込んだKJはマックと2人で未来へ飛ばされます。
ここに来て4人は別行動となりますが、他の兵士たちが現れる寸前にプライオレスが新たなカプセルを設定して残された2人を未来へと送りました。
そして虫を回収され見捨てられるプライオレス。
未来へ飛ばされたと思っていたティファニーとエリンですが、辿り着いたのはどう見ても元いた時代より遡ったドライブインシアター全盛期ではありませんか。
未来のKJ・マックコンビと過去のティファニー・エリンコンビに分かれてシーズン2へと続くようです。
余談ですが、このシリーズにはブラッド ピットの制作会社『Plan B Entertainment』が製作総指揮として携わっているそうで、その辺を知って見るとまた少しイメージが違って見えました。
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▼次回、S2エピソード1