エピソード4『勇気+燃料+希望』“Guts + Fuel + Hope”
あらすじ
ある金曜日の午後、ジェームズはいつも通りダイナーでマックを待つも彼は現れず、結局一人で食事を取ることにする。その頃マックは、ライリーとともに任務を終えて帰国の途についていたが、急遽別の任務が決まり次の目的地へと向かっていた。マティとボーザーの状況説明によると場所はジョージア、反乱軍がある町を占拠し、罪のない市民に対する物資や人道支援が遮断されているという。
ネタバレ感想
ジャックはロシアの兵器庫破りの件を釈明しにDCへ行っており、リアーナは別任務を遂行中で人手不足の折に一刻を争う問題が起き、任務を終えてLAに帰還中だったマックとライリーが現場に最も近いという事で財団のジェット機はそのまま旋回してジョージアへ。
反乱軍が暴れて市民への物資や人道支援を妨害しており、小児病院の医務部長〈リナ・ナカニ〉から液体酸素の供給も途絶えて12人の子供達が必要としている人工呼吸器が10時間後には使えなくなると緊急の声明が出されたのです。
液体酸素を載せたトラックは反乱軍に怯えた運転手に乗り捨てられたらしく、他の運転手も見つからず、空輸するにも反乱軍は対空砲を備えているので、乗り捨てられたトラックを捜し出して陸路を使うしかありません。
反乱軍が蔓延る土地でGPSも付いていないトラックの捜索は困難かと思いましたが、早々に猛スピードで目の前を走り去る目標のトラックを発見。
並走して停めるよう言っても更にスピードを上げたトラックに飛び移り、無理矢理アクセルを効かなくさせたのですが、実はトラックを盗んでいたわけではなく、息子が例の小児病院に入院している父親〈ヴァシル〉が液体酸素を届けようとかっ飛ばしていたのです。
本人からの熱烈な要望と、危険な土地に置き去りにできない事が重なってヴァシルも連れて病院を目指す事に。
しかしここで、反乱軍により町への道が破壊されてしまい、山を突っ切って病院を目指すために即興のトラックアップグレードが始まります。
やっつけでアップグレードしたトラックを運転するのは、やはりライリーです。
前輪がぬかるみにハマってしまい立ち往生したり、反乱軍に見つかり追いかけられている状態で酸素が漏れ出したり、時速120キロで走るトラックの上で近接格闘になったりと次から次へと問題が起こり続けております。
即興の連続で次々と問題解決していくも、ガス欠になりヴァシルの知っている安全な給油所へ来てみると、武器を持った連中に駆け付けられてしまいました。
反乱軍には見えない彼らはヴァシルの仲間で、闇市場では高値がつく液体酸素を内乱のどさくさで狙い、マック達を騙した上に反乱軍を交わす手伝いまでさせていたのです。
トラックは奪われ、絶望的な状況で逆に子供達を国境付近のトルコの病院まで緊急搬送する案も出ましたが、病院に行ってみて閃いたマック。
院内では予備電力をたびたび使っているらしく、保守係の案内で物々しい扉を見つけます。
扉の奥には停電に備えてエネルギーを貯蓄している圧縮空気庫があり、庫内のバルブを酸素濃縮器に繋げば酸素タンクが満たされるそう。
ただきわこの中は水深800メートルと同じ気圧で普通に入ればすぐに死ぬような世界です。
病院の備品を使って即席の防護服作りから始まり、死と隣り合わせの危険を冒しながら中へ入っただけでなく、ホースの長さが足りずに自分の酸素チューブを引きちぎって対応したマック。
庫内には窒素が充満しており少しでも吸ってしまえば死に至る状況で行動が制限される防護服を纏いながら全てをやり終え無事に出てきてくれました。
酸素が必要だった子供達の命は繋がり、国連は物資と軍の派遣を、本部はトラックに繋げていたマックの携帯を追跡してヴァシルがトラックを持って行った反乱軍のアジトが分かり鎮圧。
また一つ困難を乗り越えたマックは、今回の任務で同じく父親との間に問題がありながら関係を修復したライリーから、度々アドバイスを受けており、ようやく前へ踏み出す気が出てきた様子。
毎週同じ時間に同じ時間でマックを待ち続けていた父親の元へ向かったマック。
2人の表情からして関係修復はそこまで難しい話では無さそうです。
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