エピソード7『粘着テープ+ジャック』“Duct Tape + Jack”
あらすじ
エクアドルで現大統領が辞任したことでディエゴ・ザラテ大佐が動き、独裁政治を敷こうとしている。そんな大佐に唯一対抗できる国民の人気者がヘクター・リヨン。ヘクターは大統領選で戦い、民主主義を守ろうとしているが、それを阻もうとするザラテに命を狙われている。しかも彼にはもう1つ命の心配があった。重い心臓の病を抱えていたのだ。
ネタバレ感想
仲良しチームはブルース・ウィリスの映画観賞会のために、ジャックの自宅に訪問。
初めて招かれたボーザーとライリーの興味津々っぷりも分かります。
ウキウキの休暇だったはずが、ジャックの部屋は何故かドアが開いていて、留守を任していた隣人の〈ジャニース〉が立ち合いの元警官が現場検証の真っ最中。
不運なことに空き巣に入られたらしく、盗られたものは山ほどあるのに、家に残っている銃刀類の多さに被害者のはずが取調べを受けているように質問されるジャック(笑)
そこまではジャックらしさに溢れていましたが、盗まれたシガーボックスの中に入っていたのはかけがえの無い品だったらしく、あのおしゃべりジャックが話したくないと中身を教えない程には特別なものだったらしいのです。
現場検証中にマティから招集がかかり、そのまま本部へ移動。
3ヶ月前にエクアドルの大統領が汚職で辞任した翌日、〈ディエゴ・ザラテ大佐〉が兵士を連れて首都に入り、戒厳令を布告したそう。
もうすぐ大統領の特別選挙があり、ザラテがこの状況で立候補したという事で、エクアドルの民主主義を救うために、対抗馬となる元軍人で野党の党首〈ヘクター・リヨン〉を投票日まで“暗殺部隊”から守りつつ、心不全を患い死にかけのリヨンに移植手術を無事に受けさせるのが今回の仕事です。
ドナーと執刀医はコロンビアにおり、移植はエクアドルのキトで行うという広範囲になる任務で、マックとジャックは医師と心臓を運び、ライリーとケイジはリヨンに接触して病院まで連れて行きマック達と合流。
今回ボーザーは現場には出ず、ドイツへ行くチームのための特殊マスク製作を任されました。
道中ジャックと2人になったマックはシガーボックスの中身が何か聞いたところ、亡き父の形見のドッグタグだと。なるほど、それでジャックはあそこまで気を落としていたわけですか。
リヨンが倒れて側近が救急車を呼んだらしく、秘密裏に手術を受けることが出来なくなってしまいます。
ライリーとケイジは救急車をジャックして、マティから新たに指定された情報が洩れていない別の病院までリヨンを護送。
女医の〈アレハンドラ・ロサ〉と合流したマック達でしたが、国境で積み荷を奪われてしまい、心臓が乗ったトラックを止める事には成功するも追突の衝撃で人工ポンプが壊れて心拍数が下がっていく一方。
ドナーと血液型が一致するジャックを人間ポンプにしてなんとか延命しながら集合場所の病院へたどり着きます。
マスク製作のペンキが乾くのを待つ間、暇を持て余したボーザーはジャックの落胆ぶりをずっと気にしており、勤務時間外のジルと協力してシガーボックスを探そうと現場へ。
いつも世話になっているジャックへの恩返しという動機も純粋で優しいボーザーの良さが出ていますし、隣人ジャニースの息子の仕業だと分かって盗品を取り返した後も悪友に唆された少年を助けようと仕事まで紹介してやる器の大きさが見られました。
ジャックには質店で見つけたと嘘をついてご近所関係を守ったのもさすがです。
そしてジャックの心からの喜びよう。このドラマはマックは言うまでもなくですが、何かと父親との関係性にフォーカスが当てられており、第二のテーマ的な扱いになっています。
マックの父親は終盤になるまで見つからないのか、中盤で見つかり協力するようになるのか…父親も相当頭が良いらしいのでどんな人物なのか楽しみです。
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