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海外ドラマ≫≫The Terminal List ターミナル・リスト シーズン1 2話ネタバレ感想

エピソード2『符号』“Encoding”

あらすじ

元同僚のベンの協力で復讐の相手を見つけたリースは、記憶が混乱する精神状態で、利害が一致する記者ケイティと連携を取る事になる。

ネタバレ感想

錯乱したジェームズ自身が心中しようとして妻と娘を殺されたシナリオに仕立て上げられるのかと思いましたが、意外と被害者家族の立場で捜査はしっかり行われる雰囲気です。

葬儀の際のジェームズの表情の変わりようが、今まさに復讐の鬼と化したかのようでゾワゾワくるものが。

 

かなり親しい間柄の雰囲気の〈ベン〉は身内なのかとも思っていましたが、家族ぐるみのつきあいがあった元同僚なのですね。

 

徐々に見えてくるジェームズの記憶の断片の中にギョッとするようなものも増えてきて一体どういう時系列で何があったのかと引き込まれます。

 

NCISの〈ジョッシュ・ホルダー〉が訪ねてきて、家族の事件を担当する彼は「報告書に矛盾点が見つかった」と 。

凶器となった9ミリの拳銃は寝室にある銃の保管庫から盗まれたと主張するジェームズですが、指紋でしか開かない保管庫をどのようにして開けたのか疑問を持っており、寝室に保管していたと頑ななジェームズに対してガレージにある暗証番号で開く銃の保管庫にしまっていたのでは?と問います。

常にピリピリしていて過剰な反応を見せることで、あたかも錯乱者かのように映るジェームズ。

提督の元へ出向いて、家族の件は自分を脅威だと考えるカハニが刺客を送り込んだ『スパイ活動』として捜査すべきな事件であり、NCISでは不適当だと訴えたところ、問題続きなジェームズの尻拭いは厄介だと糾弾される結果に。

ここでブチギレたジェームズは提督に手を出してしまい、いくら戦地で部下を失った上に家族まで殺されたという背景があるにせよ、軍人が上官に掴みかかったその場でサラッと放免される事は普通にあるものなのですかね?

 

NCISのホルダー捜査官に突撃して、「殺人事件の前日、リース少佐に銃で脅された事を証言してもいいからオフレコで事件の話を聞かせて」と頼む記者のケイティ。嗅ぎ回っている風ですが、今後ジェームズにとって真相解明するためにキーパーソンになってくれそうな人物です。

ホルダーによれば、現場の病院に一番に駆け付けるもジェームズが証言していたような撃たれて血の海に倒れた犯人の姿も、痕跡すらもどこにもなく、あったのはジェームズの銃の弾だけだったそう。

ジェームズの自宅の防犯カメラには平然と家を出て慌てて戻る様子が映っており、ジェームズが自身の言い分を完全に信じている事と状況証拠を併せて、病院で誰かと戦ったのか戦わなかったのか、そのどちらも有り得るという方向で捜査しているらしいのです。ケイティに対する説明が真実かは別の話ですが、かなり怪しそうに見えたのに、はなからジェームズを犯人に仕立て上げている訳ではないのでNCISが陰謀の黒幕というパターンは無さそう…か?

その足でジェームズの所へ行き、「あなたが襲われた痕跡がないのをどう説明する?」とあまりにも単刀直入に切り込んだケイティ(笑)

ジェームズが正気だと証明するためにMRIの診断記録を取ってくるところから始めるつもりで、ホルダー捜査官なら信じてくれるかもしれない、と教えてやります。

入手したブーザーの調書を見せてもらい、統合失調症の如く用心深く不正アクセスや追跡を警戒するジェームズはプリペイド携帯と自分へのコンタクトの取り方を教えました。

 

あくまでも真相を究明したいという体だったホルダー捜査官ですが、ジェームズは家族の事件だけでなくブーザーの事件でも第一応答者になっている彼の資料を見ているうちに、記憶の中の襲撃犯がホルダーだと気が付きます。ほほぅ。

それからはホルダーを付け回して作成した資料をベンに見せ、更に調べ上げたホルダーの自宅を不動産の内覧客を装って偵察した後に銃を片手に不法侵入。たとえ正気だったとしてもこれは中々イカれております(笑)

自宅に置かれていたパソコンの情報を抜き取り、侵入の痕跡を残さずに退散しました。

 

ケイティが雇い主の〈ジョーダン〉とバーで会話するシーンからして、2人は元々リース少佐についてのネタを探していた様子。

賄賂を使ってMRIの結果を手に入れたケイティは特ダネだと興奮していましたが…。

 

〈ハートリー長官〉に呼び出されたジェームズはバーに出向き、カハニの差し金で家族を殺され、NCISにスパイがいるはずだと危険性を訴えますが、同時にアメリカ軍の急襲でカハニが死亡したというニュースが流れて長官直々に任務終了を告げられます。

話が振り出しに戻ったかと思われたところで、ホルダー捜査官が事件の2日前にデータベースでジェームズの指紋を調べていた記録をベンが掴みました。

ベンが用意しておいた銃を持ち、病院で揉み合った際に左腕に刺したナイフの傷痕を確かめに行くジェームズ。

深夜、自宅に忍び込んで銃を突きつけるも腕に傷は無く、混乱しながらも脅し続けて〈サウル・アグノン〉の名前を引き出します。

「サウル・アグノンから情報が来て私は金を受け取った、それ以上知らない」と言うや否や突然の抵抗を見せたホルダーはジェームズに撃たれ、自殺に見せかけてその場を去ったジェームズ。

 

まだまだ謎は多いものの、ようやく敵サイドの存在自体は認められてハメられている事は明らかに。ジェームズが悩まされ続けている慢性的な頭痛も気にかかります。

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▼次回、エピソード3

axxi.hatenablog.com

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