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海外ドラマ≫≫The Peripheral ペリフェラル~接続された未来~ シーズン1 4話ネタバレ感想

ペリフェラル ~接続された未来~:ティザートレーラー

エピソード4『ジャックポット』“Jackpot”

あらすじ

フリンの体調に異変が現れる。ウィルフがフリンの世界に現れ、2人の距離が一歩近づく。フリンは自身の未来に関する真実を知ってしまう。

ネタバレ感想

アリータが身体から取り除いて行ったインプラントには追跡機能だけでなく、免疫を高める機能があるのですね。近未来のロンドンは人工的な免疫無しに何日も生きてはいけないレベルに汚染されているという事か。

 

ピケットとバートンが握手している場面を目撃し、ここ最近の変な車や銃弾のこともあって心配になったトミーが業務外で話を聞きに来ますが、フリンもバートンも何も話す訳にはいかず。

いつまでも隠し通さないし警官である彼を味方につけるべきだと言うフリンに対して「お前は理性を欠いている」と答えたバートンは、フリンがトミーに対して密かに抱く恋心もお見通しで、積年の鬱憤も溜まっていたフリンは兄に食ってかかります。

しかし、ヒートアップしたフリンの身体に異変が生じ始め、目は充血、手の硬直もあり、倒れて痙攣を伴う発作を起こしてしまいました。

 

博士は自らの手で首を斬ったダニエルに新しい最新モデルの身体を用意してやり、自我を埋め込みます。

何度でも替えがきく右腕という事ですか。フリン自身も生身ではなくペリフェラルという事を差し引いても、何度倒してもこの敵が出てくると思うと滅入ります。

ただでさえ接続による影響がフリン自身の生身の身体に出始めているというのに。

 

バートンに無理矢理病院へ連れてこられたフリンは、トミーの婚約者でもある女医の〈ディー・ディー〉に診てもらいますが、話を聞く限り脳波に痕跡が残るはずの発作で記憶障害が出たりもするはずがフリンは健康そのもので、最近の生活で何か変わった事はないかと訊ねられます。

バートンが代わって、「新型のヘッドセットを使う全身体験の新しいゲームを始めた」と話すと、それはもう使うなと正式なドクターストップが。

 

ダニエルの自我は記憶メモリーのような感じで以前の身体で死ぬ間際の事までを覚えているらしく、ズボフの仲間でアリータの義弟ウィルフがあの話にいた事まで把握。

レヴ・ズボフは“クレプト”と呼ばれる勢力で、クレプト相手では博士ですら簡単に手出しはできないのだとか。

直接ズボフの元を訪れた博士曰く、「私たちの家には3つの壁がある」のだそう。

1つめの“クレプト”は、ジャックポット後の世界に暴力で秩序をもたらした支配勢力。

2つめの“警視庁”は、クレプトが暗黙の一線を越えないよう監視。

そして3つめの“リサーチ研究所”は、もたらされる平和の恩恵を受けて社会が機能し、発展するための技術を提供する。

この3つの均衡はかなり脆いもので、それでいて均衡が崩れる事は世界の終わりを意味するのだとか。

そして、レヴ・ズボフの妻〈ドミニカ〉は、クレプトの頂点に君臨するゾロトフ家の一員だそうで、本当に権力者があるのはむしろ妻の方なのですね。

 

妹に発作が起こったバートンは、接続のせいでこうなっているのであれば一度自分自身がペリフェラルに乗り込んで対面して文句を言わなければ気が済まないといった勢いです。

友人に危険かもしれないと止められますが、話を聞いていたコナーは、五体満足の身体が用意された世界へ入れるのかと興味津々。

結局、コナーがフリンのペリフェラルに入ることになり、これは自分の足で走れる感覚が癖になるのでは無いでしょうか。

一度向こう側から強制終了させられ、再度接続してフリンがヘッドセットのせいで発作を起こしたと伝えたよう。

 

母親が撮影したホームビデオをVR化して幼少期の微笑ましい思い出に浸るフリン。

プライベート空間を楽しむ彼女の前に、コナーから話を聞いたウィルフがやって来ます。

ウィルフの口から初めてアニータが姉だと聞かされ、ますます2人の心理的な距離が近づいたようです。

独自にレヴ・ズボフについて調べていたフリンから、こちらの時代にも同姓同名の人物が存在しており、家族もろともマフィアに惨殺され家を焼かれたという事件記録を聞いたウィルフ。

真相を確かめるためすぐズボフに会いに行くと、別世界に別バージョンの自分が存在する事を許せなかったこちらの彼が、殺し屋を雇って自分自身を殺させていたのです。

更に、スタブの営利的な使い道としては、製薬会社の治験までの時間とコストを省くためという目的もあるのだとか。

 

ゲームの攻略と同じ要領で反撃に出る事を決めたフリンとバートン達。

まずは頭数を確保するためにバートンとコナーの分の体を用意するよう要求し、自分のプレイヤー属性を活かして街の探索に出るフリン。

勝手な外出は脅威で、強制的に接続を解除しようとするオシアンとアッシュですが、フリンの世界からもハッキングで対抗して時間を稼いでおります。

ついにはアッシュも観念して、未来のロンドンには何故人が少ないのかというフリンの疑問に答えてくれるようです。

何度か出て来ていた“ジャックポット”という現象についての説明があります。

電力網がハックされ、大陸規模の停電が数ヶ月続くという現象が地球上で広がっていったのがフリンが生きる時代のたった7年後にあたる2039年

“血の疫病”とも呼ばれる内臓を攻撃するフィロウイルスの蔓延でパンデミックが起こったのが2041年

干ばつ飢饉、抗生物質の無効化、農業の破綻により約40年で70億人以上が死亡するという人口の激減が起こり、ついにはテロリストが核ミサイル格納庫を爆破して終わりが来た、と。

その爆破された場所はフリンの住む場所で、未来の世界にフリンが居ない理由も分かりました。

 

余談ですが、いつもフリンが着ているジャケットは亡き父の形見だそうで、バイオハザード7.8のイーサンとローズのよう。

ちょうどヴィレッジのDLCがきたばかりでタイムリーなシンクロを連想した人は多いのではないでしょうか(笑)

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▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

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