エピソード9『私自身の秘密』“A Secret of My Own”
あらすじ
ケイトがマーティンの自宅でどのように監禁されていたのか、その詳細が明かされる。
ネタバレ感想
ここに来て初めて3年間ではなく、93年と94年の秋頃の話に。
不自然なほどに監禁時についての詳細シーンが描写されてこなかった訳ですが、ようやく全ての流れが明らかになります。
ケイトは自らマーティンの家に足を踏み入れただけでなく、当初は監禁はおろか、ジョイが学校に訪ねてきた事で立場が悪くなったマーティンから「帰ってくれ」と言われるような状況でした。
しかし、刑事からの連絡でケイトに捜索願が出された事を知ったマーティンは、いくらケイトを匿ってやっただけとは言え立派な誘拐になるという事からパニックに。
その状態で気分転換にとゲームを持ち掛けるケイトもケイトですし、異性として好意を持っているのも明らかです。
滞在21日目には完全なるカップルとしてイチャついている2人。2人の関係がバレないように閉じこもった生活を自分で選んだケイトでしたが、そこはやはり10代の子供らしく2ヶ月を過ぎる頃には周りから忘れられていく事への複雑さが顔を覗かせ始めています。
そして現実と向き合い始めた結果、クリスマスイブになる頃には外の世界へ繰り出したいという欲とホームシックが限界に達したケイト。
そんなある日、モールでマーティンを見かけたジャネットは今がチャンスと言わんばかりに彼の自宅に忍び込んで、直前にケイトがジェイミーに無言電話をかけながら触っていたスノードームに目をつけます。
2階に隠れていたケイトが物音を立ててしまった事で、ジャネットも慌ててスノードームを持ったまま飛んで帰りました。
落としていったあのペンダントで侵入者がジャネットだと気が付くも、ケイトはマーティンにはこれを秘密にしておく事に。
どうしても自分からは離れられない共依存に陥っており、ジャネットがもしかして通報してくれれば警察が引き離してくれる…という考えはあったようです。
一度だけ抜け出したことがバレて初めて激しい言い争いになった末に、ケイトは出て行くと宣言。
こうして後に引けなくなったマーティンは地下室にケイトを誘導して監禁生活が始まったのでした。
▼Amazonプライム・ビデオで視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード10