エピソード12『メキシコ潜入』“LOS HUESOS”
あらすじ
メキシコ系ギャング「ロス・ウェソス」に潜入していたFBI捜査官クルースが、スパイだとバレて拉致される。彼を助け出すために、FBIはジェシカに協力を依頼。彼女は数年前にロス・ウェソスに潜入し、正体を知られず幹部の逮捕に貢献したからだ。ジェシカはクルースの監禁場所を探るべく、メキシコシティのギャング幹部ラウルのもとへ、前の捜査と同じ「アリシア」として潜入することに。
ネタバレ感想
FBIの〈ベンソン捜査官〉と、メキシコ版FBIとも言えるPFMの〈ロメロ捜査官〉 がLAPD本部を訪れています。
かつて、おとり捜査でギャング組織“ロス・ウエソス”に潜入し、バレずに敵を一掃した経験を持つジェシカに協力を仰ぎに来たのです。
そのロス・ウエソスが復活し、アメリカにアンフェタミンを密輸しているらしく、LA支部に潜入していた〈クルス捜査官〉の正体がバレ、支部のボス〈フラコ〉に拉致されてしまったのだとか。
フラコの更に上で拠点のメキシコからLAを指揮している〈ラウル〉は、ジェシカの潜入時に下っ端だったはずが、幹部3人を殺してのし上がったという情報も。
ラウルならクルスの居場所を知っているため、正体がバレずじまいだったジェシカにメキシコで再び潜入捜査をしてくれというなかなかにぶっ飛んだ依頼でした。
ここでも私情入りまくりなホンドーが危険過ぎると全力で止めますが、それでジェシカが折れるはずもなく、ならせめてもう1人連れて行け、という事になりクリスが名乗りを上げます。
前回の手入れで服役していたジェシカこと“アリシア”の刑務所仲間としてクリスが潜入すると聞いて今度はジムが心配そうに口を挟んでおりますが、なんだかんだそれぞれ心配なのでしょうね。
旅立つ前にはジェシカのお相手〈デヴィッド・アリアス〉も本部に来ており、ホンドーと初めての対面になりました。複雑ですな。
要塞のようなラウルの豪邸に迎え入れられ、危険な潜入ミッションがスタートです。
与えられた試験をパスすべく、画策した2人は死人を出す事なくラウルの信用は得られたようで、LAのとある住所を渡されてここへ行って内通者を暴けと命じられました。
ラウルの目を盗んだクリスは、ジム宛に住所と「返信するな」というメッセージを送ります。
潜入中の2人に現地の味方が出せる合図は作戦中止か続行のどちらかしかなく、本部のホンドー達には罠かどうかの確信も得られないままとにかく信じて動くしか無い状況です。
迂闊に動いてクルスを見つければ潜入がバレてメキシコに居る2人に危険が及ぶのでいつも以上に慎重かつ迅速な対応が求められるSWATチーム。
まずは令状を取って、送られてきた住所に監視カメラを仕掛けたところ、会話の内容からクルスの監禁場所が割れました。
監禁場所へ静かに突入したチームはクルスを保護し、フラコを確保。
同じ頃、メキシコでは2人の正体がバレてしまい街の真ん中で逃走劇を繰り広げた末に、返り討ちにし、駆け付けてきた地元警察の助けもありラウルも逮捕する事が出来ました。
ただ、ラウルも言っていた通りジェシカとクリスの顔は割れてしまっているわけで、しぶとく存続するであろう組織の恨みを買ってしまった2人に今後危険が迫らないかが心配です。
悩みが尽きる事の無さそうなホンドーには、やはり最終的に巡り巡ってジェシカと結ばれる未来があるのでしょうか?
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