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エピソード2『夜明け』“Madrugada”
あらすじ
レイエス家の土地を狙ったノヴァクにデルフィナが連れ去られ、彼女を救うためにホンドーはメキシコにとどまっていた。ホンドーは自分がＳ.Ｗ.Ａ.Ｔ.であることをチャロに打ち明け、２人はノヴァクの屋敷に乗り込むことにする。一方ＬＡでは、相変わらずホンドーがどこでどうしているのか分からず、また、他のメンバーもそれぞれ事情を抱えているため、チームは解散の危機に瀕していた。
ネタバレ感想
ホンドーの旅先でのあれやこれやで忙しかった第1話ですが、ついにLAにはクリスとルカが3ヶ月ぶりにドイツから帰還しております！懐かしのメンバーが懐かしの本部に居るだけでテンションが上がります。なんにせよメインキャストの2人とも降板にならなくて良かった……！特にルカの出演の仕方はいつ降板になってもおかしくない危うさがありましたし。
何シーズンもかけてようやくくっついたクリスとジムの再会もニヤニヤしてしまいます。ジムは肝臓の移植手術明けで想像以上に元気そうだし、後はホンドーが戻ってくるの待ちといったところでしょうか？さっさとノヴァクを懲らしめなければ。
チーム20が一時停止している間、新婚旅行から戻ったタンはひと足先にロッカーのチーム50で新米扱いを受けながらもSWAT隊員として日々仕事をこなしていた様子。そんな内部事情に詳しいタンから「チーム20は復活しないって噂も……」と聞いたルカとクリスは渋い顔で新人育成を務めるディーコンのところへ。実際ホンドーは行方知れずで人も居なかったチーム20ですから、一番キツかったのは残されたディーコンだったんですよね。ルカ、クリス、ジム、タンが戻り頭数が揃ったとは言え、肝心のリーダーは音信不通で休暇から戻る気があるのかどうかすら不明な現状。もはやメキシコで覚醒済みのホンドーなら、ノヴァクの件が片付けばきっと戻ってきてくれるはずだと教えてあげたいくらいです。
警察内部ではホンドーの降格は決定事項であり、ヒックスからもディーコンに後任の打診があったそう。リーダーの座を望んではいたものの、明らかに制裁的で不当な処分を受けるホンドーの代打で昇格というのはディーコンも受け入れ切れない様子。
地元警官のチャロとタッグを組んだホンドーは、まずは情報収集としてガブリエルに近付きデルフィナの居場所をたずねます。ガブリエル自身、負い目があるせいかいとも簡単に屋敷の南側の部屋に監禁されていると教え、むしろこいつは既にこちらの駒と言わんばかりにベラベラと話してくれます。
金儲けに興味の無かったミゲルの説得をAJに頼んだせいで、土地を売れと言われて激怒したミゲルと喧嘩になったAJはハンマーでミゲルの頭を殴って殺してしまったのだそう。しかもその証拠のハンマーは高台に埋めてあるとの証言付き。まずは警察を出動させるための理由を作るためにもそのハンマーを探しに行き、令状を取ってノヴァク宅に踏み込むべきだと署長に訴えます。しかし案の定、署長は然るべき対処をする気はない様子。
仕方なく2人でデルフィナ救出作戦を立てるために、まずはノヴァクの屋敷を遠くから観察。すると、ガブリエルが単独でデルフィナを助けようと見張りを引かせて連れ出しているではないですか。
すぐにAJにバレて追われたガブリエルは撃たれ、デルフィナも捕まったしまったところで容赦なく狙撃してAJを仕留めたホンドー。いやぁ……SWAT隊員とはいえ国外でしかも業務外なのにこんな堂々と人1人殺していいものか？相手も銃を持ってガブリエル撃ってますし無法地帯での正当防衛だから許される……？
タンは正式にチーム50に異動が決まりロッカーからも歓迎を受けており、ルカにはジェシカの後任としてSWATの監督をしないかとオファーが。
そしてジムとクリスですよ。フワフワした関係がずっと続いていたところでようやく再会できて2人きりになったのは分かりますが、職場で口説くな(笑)ただ、今回ばかりは無碍に断らずに「2人がどうすればちゃんと付き合えるか考える時間が欲しいから待っててくれる？」と譲歩するクリスに大きな前進を感じます。
ホンドー抜きの5人がロッカールームに集まって別れを惜しんでいる最中に全員の呼び出しが。ウェストサイドとイーストサイドで事件が発生し、稼働中のチーム50だけでは物理的に対応不可能ということでチーム20の緊急出動です。板挟み状態でどちらについて行けばいいか迷うタンは気の毒で少し笑ってしまいましたが、ロッカーが何気に男気のある良い奴でチーム20として快く送り出す判断をしてくれて良かった。
久々の緊張感溢れるチームでの出動はやはり痺れます。あっという間に任務を片付けてしまい、これで有終の美として終わってしまうなんて勿体無さ過ぎます。
しかし、別々のチームへの配属が正式に決定すれば同時にクリスとストリートのデートがついに実現するとあってはそれはそれで見たい、見たいぞ……！話の流れからして十中八九ホンドーは戻ってくるわけで、そうすればチーム20として命を預け合う仲間同士でクリスがジムとの付き合いに首を縦に振るとは思えないのがなぁ。あぁ、もどかしい。
AJを撃ち殺してとことんノヴァクの怒りを買ったホンドーはチャロにメキシコから出るよう言われるも、ここで放り出して逃げられる男ではありません。
ノヴァクの方もなんだかヤバそうな傭兵部隊を雇ってホンドーに復讐しようと本気を出してきました。
使われていない工場跡地に呼び出されるというあからさまな罠にも乗っていくつもりのホンドーは、なかなか有能なチャロにSWATの基本を教え込みながら2人だけの即席チームを作って現場へ。
チャロの援護で車を爆発させたり傭兵を容赦無く盾にして殺していったりと、いつもの犯罪者vs SWATという構図から離れ過ぎているのにやっていることはド派手というアンバランスさがあまりにもフィクション過ぎる(笑)1.2話あわせて『劇場版』だと言われた方が納得のストーリー展開です。
とにもかくにも敵の装備を剥ぎ取って武器も現地調達しながら逃げたノヴァクとデルフィナを追います。非番の日にドンパチやりまくっているチャロの立場が心配になりますが、まさかまさかのデルフィナとの間にフラグが立とうとは。どうりでガブリエルがあっさり死ぬはずです(笑)
ノヴァクは逮捕され、何人死んだか分からない大惨事で何故かお咎め無しのホンドーとチャロ。要するに常に保身第一の署長の一存なわけか。
悪党が居なくなり、雇い人も戻ってくれてすっかり元通りになったレイエス家。あとのことはチャロとデルフィナに任せても安心できそうです。
この一件で心が決まったホンドーはついに帰る決心が固まり、チームの前に姿を見せての第一声が「仕事に戻ろう」は相当身勝手な感じがしますが、まぁ良しとしましょう。ジムとクリスの複雑な目配せが手放しで喜べないところ。この2人本当にどうなるんだ。
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▼次回、エピソード3
