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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン4 18話ネタバレ感想

S.W.A.T.: Season Four [DVD]

エピソード18『真実は勝つ』“VERITAS VINCIT”

あらすじ

ロス市警の問題点を暴露したホンドーの記事が出て以来、市内ではケヴィン・ヒリアードという過激な活動家の先導による「ブラック・ジャスティス・ナウ」を唱える抗議デモが激化。市警内部ではホンドーとディーコンに冷ややかな態度が取られ……。

真実は勝つ

真実は勝つ

  • シェマー・ムーア
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ネタバレ感想

差別主義者に対する市警の誤った対応をマスコミに告発したホンドー。

あれから週が明けたらしく、これが黒人による抗議デモを引き起こすほどの大問題に発展してしまったようです。

それにしても、なんでニシェルが朝っぱらからホンドー宅の食卓でのんびりしているんでしょうかねぇ?

 

ディーコンもホンドーも職場で同僚達から冷たい視線に晒されており、警察全体としてもデモが過激化して身の危険を感じ始める警官が増えているらしく、どこもかしこもピリついたムードといったところ。

唯一の明るいニュースは、コロナ禍で何度となく結婚式を延期していたタンがついに形式を気にする事を辞めて裁判所でささやかな式を挙げてそのまま新婚旅行でバリ島へ行くという話題です。急な休暇でタンは不在になるようですが、こんなめでたいニュースなら仕方ないってなもんです。

 

本部に建てられたエリカの追悼プレートのお披露目を目前に控えて、TLI選抜に勝ち残ったクリスはルカと共にドイツへ出発だそう。

シーズン5ではメインキャストにガラッと変更がありそうでなんだかこれが第一章の終焉で、次シーズンからは別の物語のようになってしまいそうで勝手に寂しさを感じてしまいます。

 

ホンドーの記事を発端とした過激派に大きな動きがあり、警察署に爆弾が持ち込まれて女性警官が重体になるほどの被害が出てしまいました。

直前の防犯カメラ映像が残っていて、地元のリーダー的存在〈ケヴィン・ヒリアード〉のトレードマークでもあるジャケットを着た男と、ケヴィンの赤い車が映っていたのです。

警察署が狙われる事件が起こったことで裁判所も業務停止になり、タンとボニーの結婚式はまたしても頓挫に。仕方ないことでもかなり気の毒です。

 

地元でライブ配信して黒人を煽っていたケヴィンを逮捕して爆弾の事を問い詰めるも、自分は関係ないと主張し、更には警察側に身に覚えのないメタリックブルーのセダンに乗った警察からの監視を訴えたケヴィン。

ちょうどその後に、ケヴィンが逮捕された時の映像とともに更なる徹底抗戦を煽るデモへの呼びかけ動画がアップされますが、その映像の中にメタリックブルーのセダンが映っていました。

ナンバーの一部から所有者〈ジョン・ブリジャー〉を割り出すと、複数の暴行容疑や黒人イベントに対しての抗議活動をしていた経歴が。つまりは反黒人派のケヴィンと敵対する勢力という事です。

ブリジャーの住所へ行ってみると、突入前の段階からこちらへ向けて容赦なく発砲してきて、ガレージの方へ逃げようとしたブリジャーは射殺されます。

ガレージには、例の赤い車とその中には殺されて間もないケヴィンに似た男の遺体が。

更に警察署を爆破したものと同じ爆弾や、ケヴィンが使う公園と警察の巡回時間表やルートなどを調べた形跡も残っていて、ケヴィンの仕業に見せかけて警察に打撃を与えようとする陰謀が明らかに。

ブリジャーは射殺されてしまいましたが、エリカが殺されていた場所にあった“帝国の公爵”ロゴマークがデカデカと描かれているあたり、またあの忌まわしき組織が戻って来たという事です。

ブリジャーは白人至上主義者の溜まり場、ヘビメタ・フェスの常連で、先月送られてきていたチケットに携帯番号が使われていた事に目をつけ、判明した3つの番号からユーザーを突き止めたルカ。

フェアバーン〈ラスマン〉、そしてリーダー格の〈スタージャー〉です。

スタージャーは不在で、自宅には黒人デモの場所に関するマップと、ロス市警の制服を扱う業者からの領収書が。

スタージャー達は警官のふりをしてデモ隊を襲い、更なる対立構造を煽る事で人種戦争を引き起こそうとしております。

フェアバーンとラスマンは早々に捕まり、残るスタージャーはかなりの大混乱を引き起こした後に警察に気付いてバイクで発砲しながら逃走。

バイクにはバイクで、ストリートの出番です。

手近にあったバイクを拝借し、スタンドアクションバリバリのチェイスをひとしきりした後に連携を取って先回りしたホンドーの車が行く手を阻み、“帝国の公爵”リーダーがついに逮捕されました。

ディーコンの頼みを聞き入れたケヴィンと、ホンドーとダリルの気持ちに応えたリロイがそれぞれの確執にこだわる事なく自身の影響力を活かして、デモ隊やギャング組織ハマーズの介入を防いでくれたお陰で、一触即発の状況から戦争に突入せずに済んだのは胸熱展開でした。

普段は敵同士でも、更なる大きな敵を前に手を組むという団結感……良かったです。

 

クリスと付き合えるなら自分がSWATを辞めて部署を移っても良いと軽く言えてしまうほど健気な愛を見せるジム(笑)

頼む、クリス……一回でいいからチャンスをやってくれ!!!絆されてくれ!と思うのに、グイグイこられると一気に冷静抑圧モードに入ってしまうクリス。なんでや!

 

18時までに間に合えば婚姻の手続きができる裁判所があったらしく、タンにはヘリが用意されており、気持ち良いほどの職権濫用です(笑)

立会人として勝手について行ってしまうルカもルカらしくてさすが。

 

ホンドーとリロイの完全和解の感動も束の間、クリスとジムの急展開に全て持って行かれてしまいました。

ジムの手術が無事終わるまでドイツ行きは延期するし、延期が許されないなら行かない、とあれだけ固執していたキャリアを蹴ることも厭わない気持ちを表明するクリス。

ずっと片想いだったクリスからここまで言われて嬉しさ爆発だろうに、クリス自身が大切にしてきた念願のドイツ行きを自分のために諦めるなと諭すストリート。なんでや!

これにクリスは納得して帰ろうとするも、踵を返してついに自らジムにキスをしてくれます。

ようやく……ようやく気持ちが繋がったところで遠距離恋愛かぁ。

この2人の関係の大き過ぎる前進への余韻が凄すぎて、ホンドーがリーダーから降格になるという処分へのショックにまで感情が追い付きません。

ルカ、クリス、タンは海外へ行き、ジムは手術に備えた休暇、ディーコンは新人育成を担当する事になっており、当面チーム20は一時休業状態です。

ヒックスが全面的にホンドーの味方だと言うのは心強いものの、これからどうなっていくのか。

シーズン5が見られるのはまだまだ先になりそうで焦ったい。

メインキャストが大きく変わるかも……という懸念もそこまで心配しなくて良さそう?なのは安心です。

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S.W.A.T. シーズン4

▼次回、S5エピソード1

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